cometさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

007/私を愛したスパイ 4Kレストア(1977年製作の映画)

4.0

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劇場で初めて観た007なので今回の「BOND60 10作品4Kレストア版」上映で一番楽しみにしていた作品。スケジュールの都合でヒューマントラストシネマ渋谷で観ざるを得なかったのだが、シアター2という劣>>続きを読む

ドミノ(2023年製作の映画)

2.4

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理屈はどうでもいいか… と本編の半ばで諦めてしまえるタイプの映画。でも飽きはしないので最後まで楽しく観られる。どこまでが現実?などと真剣に考察するのは本当に無駄。予告でちょろっと出てくるインセプション>>続きを読む

アンダーグラウンド 4K デジタルリマスター版(1995年製作の映画)

4.5

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とてつもない映画だった。2時間51分の間 一瞬たりとも興味が損なわれることのない、壮大で濃密な物語。現実と幻想が織りなす超絶スペクタクル(なんて陳腐な表現…)、そして言葉を失うとはまさにこのこと、あの>>続きを読む

ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

3.0

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画面(えづら)はよかった。自然とSF的意匠の組み合わせは美しく、過去/現在の戦争/紛争を想起させる、アジアを舞台とした戦闘シーンは見応えある一面もあった。散りばめられた過去のSFオマージュ(?)も個人>>続きを読む

北極百貨店のコンシェルジュさん(2023年製作の映画)

2.0

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原作が大好きなので正直残念。アニメーション化するにあたり繊細さの追い込み方が全く足りないと思う。百貨店の成り立ちの底知れぬ奥深さについて描き切れなかったのは仕方ないにしても、新人コンシェルジュの奮闘に>>続きを読む

宇宙探索編集部(2021年製作の映画)

3.0

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カメラの存在を意識せざるを得ないフェイクドキュメンタリー風な体裁に「これ誰かが取材してるってこと? 」などと余計なことが頭をよぎりちょいちょい感情移入を妨げる。普段なら身につまされて仕方ないはずの題材>>続きを読む

イコライザー THE FINAL(2023年製作の映画)

3.5

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第1作の輝きが戻ってきたかのよう。イタリアのロケーションが素敵過ぎる。マフィアの弟を成敗するあたりまでは文句なし。ラスボスがその鬼畜の所業の割に後半ショボく、主人公がただただ圧倒的に強いので正直冷める>>続きを読む

アメリカの影(1959年製作の映画)

4.0

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記録だけ。

特集上映 ジョン・カサヴェテス レトロスペクティヴ リプリーズ。渋谷 シアター・イメージフォーラム、横浜シネマリン、菊川 Stranger などなどにて、どうしても時間が合わず見損ねた2
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さらば、わが愛/覇王別姫 4K(1993年製作の映画)

4.0

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記録だけ。

見応えあった。大河系。歴史的な背景をもっと理解していれば更に感動できたと思う。パンフレットを買ったので熟読したい。

ミュータント・タートルズ ミュータント・パニック!(2023年製作の映画)

5.0

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記録だけ。

信頼している若い友人がすすめてくれたので観に行ったところ、期待を大幅に上回る面白さで今年ベスト級の傑作だと思った。

リュシアン 赤い小人(1998年製作の映画)

2.5

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記録だけ。

昔々のカルトムービーなのかと思ったら1998年の作品でなぜか勝手に拍子抜けしてしまった。公開当時のポスターと著名人のおすすめコメントが劇場ロビーに展示されていたが、全体的にスカしていて何
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ラース・フォン・トリアーの5つの挑戦(2003年製作の映画)

3.0

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トリアーの底意地の悪さ最高潮。

女王陛下の007 4Kレストア(1969年製作の映画)

2.5

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1969年、2時間20分。詳しくないけど4Kレストアはこの程度か。結婚式のシーンは鮮やかだった。昨今の再評価の意味は理解しているつもりだけど、世代的には(初めて劇場で観たのは『私を愛したスパイ』)どう>>続きを読む

ABBA: The Movie - Fan Event(2023年製作の映画)

4.0

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1977年の映画『アバ/ザ・ムービー』の本編前に、ストックホルムにあるABBA The Museumのプロモ、昨年始まったショー「ABBA Voyage」のプロモ、1977年ツアーの舞台裏映像、本編終>>続きを読む

ボス・オブ・イット・オール(2006年製作の映画)

3.8

普通にとても面白い

ラース・フォン・トリアー レトロスペクティブ 2023

ロビンソン漂流記(1954年製作の映画)

3.0

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ブニュエル監督作。原作は未読。犬と猫も一緒に漂着するとは知らなかった。

奇想天外映画祭2023

よみがえるブルース/トゥー・レイト・ブルース(1961年製作の映画)

3.8

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メジャーで撮った失敗作かと思い込んでいたので その多面性、複雑なキャラクター描写などなど 芳醇な語り口に驚愕。身につまされる主人公の“痛さ”と ラストシーンに漂う虚無感がたまらない。

地獄の謝肉祭(1980年製作の映画)

2.9

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昔々どこぞの名画座のゾンビ特集で観た時、死ぬほどつまらない…と思った記憶が。ホラー秘宝まつり 2023、スタンプラリーの特典として1本無料で観られることになり、唯一間に合うのはキネカ大森での最終日、夜>>続きを読む

悪魔の墓場(1974年製作の映画)

3.0

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1975年 日本劇場公開作。子供の頃 立て看板のポスターが怖くて、見ないようにして前を通ったことを覚えている。VHSレンタルで本編を初めて観たのはたぶん20代、陰鬱な雰囲気と陰惨な描写、悲惨な結末が印>>続きを読む

世界残酷物語(1962年製作の映画)

3.5

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モンド映画とは単なる残酷ドキュメンタリーではないことがよくわかった。ブルーレイや配信を我慢した甲斐があった。劇場の暗闇で観てこその胡散臭さは50年以上経った今も鮮烈。場所がキネカ大森だから余計よかった>>続きを読む

ヒンターラント(2021年製作の映画)

3.0

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予告の出来が良すぎた。主人公、辛いのは分かるけど勝手が過ぎる。殺人現場の凝り様がドラマと噛み合っていない。ラブシーンが凡庸で陳腐。

血ぬられた墓標(1960年製作の映画)

3.5

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子供の頃、雑誌などの恐怖映画特集で見てトラウマの1つだった、顔にたくさん穴の開いた女性の写真、あれはこの映画の宣材で、目を見開いた様が恐ろしくも美しい女優はバーバラ・スティールだった。吸血鬼の映画だと>>続きを読む

続・世界残酷物語(1963年製作の映画)

3.5

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1963年の作品。“貴重” という言葉が一番最初に浮かんでしまうのはある意味残念なことのかもしれない。もっと直接的に驚いたり、不快に思ったり、傷つけられたり、今夜夢に出てきたり、そんな体験が出来たらど>>続きを読む

マジック(1978年製作の映画)

3.8

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初見。面白かった。アンソニー・ホプキンスは若い頃から達者。急変する様がとても怖い。いろんな意味で本物。平気でいられるアン=マーグレットはもっと怖い。最後、私は浮かれ過ぎたアン=マーグレットが人形の声真>>続きを読む

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

2.5

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走行中のオリエント急行に外から窓を突き破ってパラシュートで飛び込んでくるシーンに大笑い。2部作の前半だとわかって観ているからか、なんとなくどのシーンも雰囲気多めに感じられ、薄く引き伸ばされているかのよ>>続きを読む

ブギーマン(2023年製作の映画)

3.8

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キング原作(短編)のエッセンスを損なうことなく ここまで膨らませ、かつ繊細なキャラクター描写で見応えあるストーリーを成立させた手腕が素晴らしい。散々イライラさせる親父の役立たず振りにも ちゃんと意味が>>続きを読む

クライムズ・オブ・ザ・フューチャー(2022年製作の映画)

4.0

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この映画の感想をちゃんと書ける人が羨ましい。 “ちゃんと” の意味はよく分からないけど…

十代の頃 深夜テレビで偶然観た『シーバース(当時の邦題は「SF人喰い生物の島」)』からずっと好きなクローネン
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ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

2.9

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とにかく大味。でも楽しい。派手で勢いがある。被害者家族を自動車で逃して放ったらかし。ちょっと雑すぎるかな、と 取ってつけたように運転するカットを1つ差し込んだ感じもご愛嬌。フランコ・ネロは病気に見えな>>続きを読む

バンブルビー(2018年製作の映画)

2.5

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シリーズ最新作『ビースト覚醒』が面白いという話を聞き、劇場へ行きたくなってきたので唯一 未見の今作を観た。主人公周り、あれこれを薄味でぶち込んだ雑なドラマにハマれず。80年代音楽の選曲も個人的には微妙>>続きを読む