えむていさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

えむてい

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メッセージ(2016年製作の映画)

3.9

悲しい出来事があると分かっていながらも受け入れるルイーズ。
未来が分かっているってちょっと残酷だなと思った。
音楽が良かった。

デルタ・フォース(1985年製作の映画)

3.3

アマゾンプライムで配信され鑑賞したが、日本語字幕すらなくて観るのにちょっと苦労した。ストーリーは理解出来たけど。
チャックノリス強すぎ。
テーマ曲が印象的で耳に残る。

ナポレオン(2023年製作の映画)

4.3

ナポレオンの英雄としての戦いぶり、一人の女性を貪欲に求める悪魔の部分両方とも描かれていた。
ジョセフィーヌにもしっかりスポットが当たっているのが良かったが、タイトルで肩透かし食らう人もいるかも知れない
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カード・カウンター(2021年製作の映画)

3.8

ギャンブル映画を期待して視聴すると肩透かしを喰らいます。
アメリカが行った戦争によって狂わされた男を描いてるところはシュレイダー監督が脚本を手がけたタクシードライバーの延長線上にある映画だなと感じた。
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アウトロー(1976年製作の映画)

3.7

イーストウッドの西部劇。
唾を吐くところもクールなイーストウッド。
南北戦争の頃の話だけど南軍視点は他の西部劇では見ない感じ。

ファイブ・イージー・ピーセス(1970年製作の映画)

3.6

ボビーに対して、自分を愛してくれる女性がいるんだから少しは直向きに向き合ってあげればとは思うが、ジャックニコルソンだしなで納得してしまった。
なんとなくフラフラした人生を生きていたいって気持ちはわから
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スティング(1973年製作の映画)

4.7

明日に向かって撃て!以来のポールニューマンとロバートレッドフォードの共演作。
復讐のためにイカサマで相手を陥れるってプロットが面白かった、そのための賭博場まで作ってしまう。
レッドフォードはかっこいい
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駒田蒸留所へようこそ(2023年製作の映画)

3.7

やりたくない仕事にどう向き合うか、それともやっているうちに自分に合っている仕事なのか?
お酒は飲むのでウイスキーの話は面白かった。

カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)

4.4

今の社会になんとしても抗いたいという姿勢が伝わってきた。
押し付けてもなにも変わらないっていうのはその通り。

戦争のはらわた(1977年製作の映画)

4.1

ペキンパー監督の戦争映画。
WW2をドイツ側で描いている映画はあんまり観たことなかったかも。
悲しいかな、一度戦地に身を投じてしまえば傷が残ろうが何だろうが戻る選択をしてしまうこと。
散々プロイセン軍
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サイコ(1960年製作の映画)

3.9

シャワーのシーンが有名ですが、個人的には終盤の母親のシーンが一番インパクトに残ってる。
ノーマンの置かれた境遇には共感してしまった。

夜の大捜査線(1967年製作の映画)

3.9

邦題は少し大げさすぎる気はする、中身の事件はどこで起きてもおかしくない殺人事件。
その事件をめぐって巻き込まれる黒人の敏腕刑事と南部気質の白人署長の二人、ギレスビーの態度にはもどかしさを感じた。
黒人
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シザーハンズ(1990年製作の映画)

3.8

エドワードの純粋無垢で他人とは違う特徴をひたすら理解して欲しいと言わんばかりに目で訴えかけてくる。
そんな目をされたらこっちもなんとかしたいと思わざるを得ない、多分ペグもそういう気持ちでエドワードを迎
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ザ・タウン(2010年製作の映画)

3.7

人間置かれた環境から脱することはとても難しい。
変わりたいと思っていてもなかなか変われないのが人の性なのかも。
ヒートを彷彿させる銃撃戦もあり楽しんで観れた。
役者としても監督としてもベンアフは割と好
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ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

3.7

AIと人、両者違う二人が対峙した時世界はどうなるだろう?
人工的に作られた物と人間が向き合ったときそこに愛情はあるのか。
アイフルのCMの「そこに愛はあるんか」のフレーズを思い出し、深く考える映画だっ
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SISU/シス 不死身の男(2022年製作の映画)

4.2

シス、フィンランドの人々の諦めない不屈の魂を表す言葉。
絶対怒らせてはいけないってのがいい、シスがどういうものか少しは理解した。
昨今の映画はどれもこれも上映時間が長すぎるなかコマンドーを彷彿させる9
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小さな恋のメロディ(1971年製作の映画)

4.1

ブランキージェットシティの曲で知って、一度は観たいと思っていた作品。
純真無垢な子供たちが大人たちに歯向かっていく。
好きという感情に素直で二人で一緒になりたいと思う姿勢にほっこりした。
Bee Ge
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真実の瞬間(とき)(1991年製作の映画)

3.5

1950年代のハリウッドで吹き荒れる赤狩りの嵐に一人の映画監督が対峙する。
デニーロ演じるメリルがラスト、追及されて追い詰められていった友人たちを庇いたてるシーンが胸熱。
長らくタッグを組んでるスコセ
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キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

3.9

スコセッシ×ディカプリオコンビの6作目。
石油で裕福になったインディアンを狙う白人たち、原作の小説もあるみたいですが、スコセッシ監督がアメリカの暗部をしっかり描いてます。
デニーロの演じた善人を装った
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ゲッタウェイ(1972年製作の映画)

3.8

ワルを演っててもカッコいいのがマックイーン。
悪党の夫婦が逃避行しながら絆を深めていく。
ペキンパー監督のスローモーション多用のアクションシーン、音楽のセンスも光ってる。

オペレーション・フォーチュン(2023年製作の映画)

3.1

ステイサム×ガイリッチーのスパイアクション。
それなりに期待していたのですが消化不足。
フォーチュンのジェームズボンドばりの凝り性にしようと変に取ってつけたようなキャラ付けがあまり受け付けなかった。
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小さな兵隊(1960年製作の映画)

3.4

ゴーダル監督の2作目。
スパイと女性の恋愛。
中盤のヴェロニカに質問しながら写真を撮るシーンはひたすらアンナカリーナを撮りたかったんだろうなというゴーダルの思いが伝わってくる。
ミシェルシュボールの虚
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ラストエンペラー(1987年製作の映画)

4.1

中華圏最後の皇帝溥儀。
栄枯必衰の話なんだろうなぁと思ったけど、幼い頃の家に帰りたいという訴えを観るに、小さい頃から縛られ続けた人生だったんだなぁと思う。
心なしか、中国共産党を受け入れた後の方が清々
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ナイトクローラー(2014年製作の映画)

4.4

ジェイクギレンホールの怪演がキマってて怖わさを通り越して痛快。
碌な仕事もしたことのない奴が人事だの経営論を妙に納得できる風に話していてなんだコイツ!ってなった。
報道・スクープはどこまで踏み込んでよ
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暗殺の森(1970年製作の映画)

3.7

明るい描写と暗い描写のコントラストが美しい。
セリフがあまり頭に入ってこない分、画からいろいろ考えられた。

イコライザー THE FINAL(2023年製作の映画)

4.2

デンゼルワシントンのアクションはかっこよかった。
イタリアのチネチッタで撮影されたらしく、引退した男ってこと、三部作の最後からかゴッドファーザーのIIIを観ているかのようなイタリア描写。
ダコタファニ
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イージー★ライダー(1969年製作の映画)

3.5

自由を求めて旅する二人。
行く先々でけむたがられるところを見るといかに自由の国アメリカでもうかつに他人が乗り込んではいけない領域があるんだなと分かった。
終盤クスリでキマッた二人はまるで自由に縛り付け
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ワイルドバンチ(1969年製作の映画)

3.7

ペキンパー監督が「明日に向かって撃て」に負けないぞと意気込んだ今作、スローモーションと流血シーン満載のアクションは迫力があった。
最後の4人が200人に挑むシーンはかっこよかった。

ワールド・トレード・センター(2006年製作の映画)

3.3

911、ワールドトレードセンターにて救出にあたろうとした警察の実話。
アメリカ本土が攻撃されたことの衝撃感がアメリカに住む人の目線から観ることになる。
埋もれているシーンは少し観ずらかった。
出来事を
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グローリー(1989年製作の映画)

4.1

アメリカ合衆国初の黒人部隊を描いた戦争映画。
南北戦争当時の人種への偏見を描きつつ、史実から脚色はなされているが、アクションも加えながら娯楽映画として楽しめた。
「戦い」によって得られる自由は何ものに
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グランツーリスモ(2023年製作の映画)

3.8

ゲームオタクがカーレーサーになる夢のようで実在した話。
オーランドブルームもデヴィッドハーバーいい演技するなぁと思った。
カーレースものはスタローンやトムクルーズの作品も観たけどこの作品の完成度は凄い
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バトルランナー(1987年製作の映画)

3.3

シュワちゃんが暴れてスカッとする映画ではあるけど、情報が統制されたとき何を信じるか、どう行動するかと考えるきっかけをくれる映画だと思う。

ペーパー・ムーン(1973年製作の映画)

3.8

オニール親子共演のロードムービー。
9歳の女の子が200ドルの貸しを返せってなかなかクレイジー。
次第に築かれていく親子?の絆、最後は結局離れられなかった。

ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

4.1

上映時間は3時間と長めですが、ジョンが自分の命を狙う殺し屋の相棒の犬を助けるシーンや1作目のBGMが使われていたり、原点に戻った感じはする。
アクションはもちろんいままでのシリーズと変わらず釘付けにな
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マグノリア(1999年製作の映画)

3.6

3時間は長く感じたが、ナンパの伝道師を演じたトムクルーズを含めてキャストが個性的で、9人が抱える悩みや苦しみは理解できるものも多く、親子間の対立(見捨てられた・金儲けの道具にされる等)は共感できる。>>続きを読む

アメリカン・ヒストリーX(1998年製作の映画)

4.2

エドワード・ノートンの演技に引き込まれてしまった。
特に逮捕直前のデニーロばりの狂気の笑顔は忘れられない。
偏見を持つきっかけとして復讐心からっていうのは偏見を持つ動機としてわかりやすく、何かのきっか
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