ゆっぴさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

ゆっぴ

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ベルヴィル・ランデブー(2002年製作の映画)

3.7


不思議と風刺、ときどき台詞のサイレントアニメーション…というイメージ。

パンター二を観る前に同じツールドフランスが出てくる今作を観てみよう〜と思いレンタル。

まず、驚くほど台詞が無い!!!
だか
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恋人たち(2015年製作の映画)

3.7

街行く一人一人に、当たり前だけれども人生があって物語がある。
その内の3つを、覗かせてもらった気分。

人間の汚いところ、嫌なところをこれでもか!と映している。けれど、紛れも無いリアルさ。
物やゴミだ
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オーシャンズ(2009年製作の映画)

3.7

水族館に行く度に同行した方にドン引きされながらも必死に写真を撮り続けるわたしからすると、最高に楽しめました。

贅沢で貴重な映像を自宅でも見れる環境に感謝…。
内容もシンプルで、それぞれの動物の生態な
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Pina ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち(2011年製作の映画)

4.0


言葉にできない状況って確かにある
言葉では表せない
想像してもらうことが大切
言葉で表現するのでなく
特別な何かを感じ取ってらうのよ
それがダンスの原点だと思う

作中にて、まさに今作を表現している
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アメリ(2001年製作の映画)

4.0

うわ〜〜これすっごく好きだ。独特の言い回し、色彩、キャラクター。
なんでもっと早く観なかったのか。名作とか評価高いからとかで、敬遠するのはもったいない。
まずアメリが可愛い。
にっこりと口角を上げてい
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メリー・ポピンズ(1964年製作の映画)

3.9

さすがディズニー、すごくハッピーになれました。ミュージカルとしての楽しさや、キャラクター、色彩、登場人物とそのストーリー性、すごくおもしろかった。

メリー・ポピンズがなんでも出来ちゃうから次々にユニ
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ライフ・アクアティック(2004年製作の映画)

3.7

やっぱりウェスアンダーソン作品はディティールまで拘った世界観。これが好きだ。
これが嫌味っぽく、わざとらしくならないのは監督自身の描く世界観がハッキリ見えているからなんだろう。

可愛い衣装やモチーフ
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エル・トポ(1970年製作の映画)

3.8

一言で言えば、強烈でした。
過激な表現をしているので批難されるのは仕方がないと思うけれど、普通におもしろかったし一部で評価されているのも頷ける。というのも、今作を通して自分の中の価値観が少し変わったか
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.1

完全に好み!自分はプラダを着た悪魔を頑張ろうって思った時に観るけれど、今作もそんな予感。きっとこれから何回も観たい作品の一つになるだろうと確信。

プラダを着た悪魔とは全く異なるけれど、鉄の女だった編
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オテサーネク 妄想の子供(2000年製作の映画)

3.7

人には言えないけどおもしろかったシリーズの仲間入り。観る人選ぶと思うので注意です。あと、これから観ようと少しでも思っている方は、あまりレビューなどを見ないことをお勧めします。
いろんな方が芸術映画と書
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きっと、星のせいじゃない。(2014年製作の映画)

3.7

これ、絶対泣けるから絶対観て!!ずっと号泣してたから!!!と友人に勧められ鑑賞。
ん〜〜ごめんなさい、わたしは最後くらいにほろっと泣いただけでした…。
わたしの心が荒んでいるのか、かなりハードルを上げ
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シンプル・シモン(2010年製作の映画)

3.8

90分以内だから観やすくて、更に北欧ならではのカラフルな色使い。かわいい!
登場人物も少ないながらにキャラクター1人1人に魅力がある。

なによりアスペルガー症候群のシモンのキャラがいい。
決してマイ
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ロッキー・ホラー・ショー(1975年製作の映画)

3.9

glee2を初めて見たときに、今作をパロディしてる回だったからすごく思い入れがある。
このパロディを見てgleeが大好きになったから、きっかけとなる今作をずっと観ようと思い数年越しにやっと観れた。(遅
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シングルマン(2009年製作の映画)

3.7

友人にオススメされた作品。
この話は11月30日の1日の物語。

トムフォードの美学を丁寧に、芸術的に仕上げた作品。というか、芸術性の高い作品。
静かな夜に鑑賞することをお勧めします。

冒頭から綺麗
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Mommy/マミー(2014年製作の映画)

4.2

立川シネマシティにて1日限りの極音上映ということで、今作4回目の劇場鑑賞。
予約していた今作のBlu-rayが届き、自宅で観ようと思い再生したけど、やっぱりまた劇場で観たくなりました。そんな人のレビュ
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杉原千畝(2015年製作の映画)

3.7

鑑賞してまず思ったのが在り来たりだけど、自分たちのような若い層がもっと知るべき。若い人が観やすいように、忘れないように毎年新たに制作されているし。
そして、人を変えるのは人だということ。
自分で判断す
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私が、生きる肌(2011年製作の映画)

3.7

opはなんだかおしゃれな感じがしたと思ったら、次第にえ…?と困惑。
異様な空気感と不気味な静けさ。後半になってわかるのだけれど、前半とかは訳分からぬまま、不思議と目が離せない。
狂ってるけど何これおも
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レオン(1994年製作の映画)

4.0

やっと観れた名作。面白い。もっと早く観るべきだった…。
いいものって時間が経っても色褪せないものですね、気付いたら終わってました。色調も音楽も好きな感じ。演出とか構成とかもかっこいい。

レオンとマチ
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ブロークバック・マウンテン(2005年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ボロボロ泣きました…。切なすぎる。以下長文。

深い青の広いの空と山。そして音楽。
静かに空気を感じる。雰囲気いい。

4年経ってからの再会のシーンとかも堪え切れない感じとか、抑えきれない想いにキスす
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SAINT LAURENT/サンローラン(2014年製作の映画)

3.4

これは当時の時代背景とかファッションやYSLの歴史とかを知った上で観た方がよかったと思った。

当時女性に大きな影響与えた背景とか死亡説が流れた話とか、全然知らなかったので観てても付いて行けず、イブが
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ファンタスティック Mr.FOX(2009年製作の映画)

3.8

ストップモーションだけれどウェスアンダーソンらしい世界観とビジュアル!
想像してたよりストーリーとかも好みでおもしろかった〜〜子供の頃にこういうクオリティの高いアニメーションとかもっと見たかったなぁ…
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潜水服は蝶の夢を見る(2007年製作の映画)

3.9

久々に邦題が素敵だと思いました。原題を生かしつつストーリーにぴったり。
まずopからレントゲン?の写真のカットと音楽、ここからなんだか好みの予感がしました。あ、これ好きな感じだ、と。

この作品で印象
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ハッピーエンドの選び方(2014年製作の映画)

3.6

試写会にて鑑賞。ゲストに現役住職が来ました、キャスティングが秀逸。笑
有難い説法を聞いて本編です。

タイトル通り、ハッピーエンドの選べる、自分の最期を決められるマシーン?を発明をしちゃったおじいさん
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WE ARE Perfume WORLD TOUR 3rd DOCUMENT(2015年製作の映画)

3.8

Perfumeのファンではないけれど、休みの日にふと思い立って鑑賞。
結果opから泣いていた。

内容は本当にシンプルなドキュメンタリーでほぼ記録用のような感じ。
けれどあのすごい演出が出来るまでの裏
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胸騒ぎの恋人(2010年製作の映画)

3.8

とにかく可愛い。三角関係です。

ドランが好きな自分としてはこの頃の髪型とかも可愛くてずっと見ていたい!
そしてマイマザーでも出演していたニールスシュナイダーが美しすぎる…

このお話の中では彼に2人
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わたしはロランス(2012年製作の映画)

5.0

色彩美やカメラワーク、音楽や脚本など素晴らしかったです。グザヴィエドランだからこそ生まれる作品だと思います。
本当に味わい深い上に洗練されていて、とても大好きな作品です。
まず冒頭のロランスが語るシー
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ザ・トライブ(2014年製作の映画)

3.7

いろいろ衝撃的なシーンが多い作品。
今までイメージしていた聾唖者、というものは無くなった。
というものの、今までは手を使って静かに手話で会話するというイメージだった。
けれど実際は、手だけでなく身体全
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マレフィセント(2014年製作の映画)

3.6

最近のディズニーの方針っぽい感じ。?
ただハッピーエンドというより、マレフィセントの憎しみとか恨みに支配されてしまった心が、オーロラの子供の純真無垢によって変わっていくところが見所。
マレフィセントの
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ウエスト・サイド物語(1961年製作の映画)

3.8

おもしろかった!
gleeから知って観たので、違う方向から楽しめたので満足。
キャストの身体の動きが綺麗な印象でした。
ストーリーを知っていても普通に楽しめました。
ラストのマリアのセリフ、歌には感動
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食べて、祈って、恋をして(2010年製作の映画)

2.9

期待を下回った感じ。
まぁタイトル通りなんだけど、得られるものが少なく感じた。
旅の雰囲気やそれぞれの国で違う文化や考え方とかは見ていておもしろい。

バケモノの子(2015年製作の映画)

3.7

今作が細田守監督初めてでした。

思ってたよりすごく良かった!
中盤あたりから話の展開が変わるように思えるけど、伏線結構あるし自分的にはそこまで違和感感じなかった。
思い返すとあれっ?て思うところも無
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博士と彼女のセオリー(2014年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

理論自体は一般人が見ているのだからもう少し掘り下げてくれたらいいのにとはおもうけど、それ以上にいいところがあった。
ノンフィクションなだけあって恋愛関係というか心情がすごくリアルだし、何より博士の姿に
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6才のボクが、大人になるまで。(2014年製作の映画)

3.4

話がリアルで実際に12年という長い歳月をかけたので、途中途中に出てくる社会情勢とか流行りのものとかもリアル感がある。後で付け足していない感じ。
大人になって巣立つときのお母さんの心情がなんかきたなぁ…
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カニバル(2013年製作の映画)

3.1

すごくグロいのを期待していたけど、実際は芸術のような美しさがあった。

ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜(2011年製作の映画)

3.9

人種差別。
白人の子や黒人の子、それぞれの描写が個人的に観てて苦しかった。
親を想っている姿は肌の色とか関係ないし、心にきます。
けして重くはなくスッと世界に入れるし、根強い問題について考えさせられま
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