muckymouseさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

muckymouse

muckymouse

映画(565)
ドラマ(8)
アニメ(0)

マーシュランド(2014年製作の映画)

3.5

重い、暗い、でも目が離せない。

スペインの映画賞、ゴヤ賞10部門受賞とのこと。納得です。

結末が何通りも考えられるので、何度か観る必要があるかも。

ただし、あきらかに伏線未回収もあるので好みは分
>>続きを読む

ローズの秘密の頁(ページ)(2016年製作の映画)

3.7

6点トマトでは低評価だったらしいけど、私は好きだなあ。
ルーニーマーラがかわいいぶんだけ、過酷な生涯が切なくて。
ゴーントめ!笑

真実(2019年製作の映画)

3.3

あまり構えて見てはいけない作品ですね。
是枝監督だし、身構えて観ると肩透かしかも。
かわいらしいおはなし、という感じ。

カトリーヌドヌーブのど迫力。
ジュリエットビノシュの困った感じ。
イーサンホー
>>続きを読む

記者たち~衝撃と畏怖の真実~(2017年製作の映画)

3.3

イラク戦争開戦の大義名分を唯一疑い真実を報道した新聞社のお話。実話。
いまはもうないんですね、この新聞。ナイトリッダー。夜の騎士団という意味ですと。

フェイクニュースや政府の広報になってると言われて
>>続きを読む

リヴァプール、最後の恋(2017年製作の映画)

3.3

アネット・ベニングの美しさ!
ほぼすっぴんで、かなりアップの口元とか、残酷なくらいな映し方なのに、それでも、年老いても女優で、傲慢で強引で奔放で、チャーミング!

正直あまり期待しないで見たんだけど、
>>続きを読む

ガルヴェストン(2018年製作の映画)

3.0

エルファニングの赤いドレスと夕方の海がきれいで、この後の悲劇を予感させます。
美しいシーンもそこそこあります。
でも何か物足りないような。。。

風をつかまえた少年(2019年製作の映画)

3.5

絶望の中に可能性を見つける。
自力で風車をつくり、乾いた大地に水をひき、村を飢饉から救った少年。実話。

ウィリアム君の目がきれい!
子どもってすごい。もちろんウィリアム君自身が賢いんだけど。協力する
>>続きを読む

THE PROMISE 君への誓い(2016年製作の映画)

3.5

テレビでやってたのでなんとなーく見始めたけど、とても重く、つらかった。
アルメニア人虐殺の史実に基づく映画。
中東のことは複雑すぎてよくわからなかったけど、最近のトルコ、アゼルバイジャン、アルメニアの
>>続きを読む

TENET テネット(2020年製作の映画)

4.0

わからないけど面白い!
これぞ映画の楽しみって感じですね。
IMAXじゃなかったので、今度はIMAXで観なくちゃ💦

ラスト・クリスマス(2019年製作の映画)

3.3

クリスマスにはまだだいぶ早いけど。

コヴェントガーデンくらいしかわからなかったけど、いいないいな、ロンドンの街並み。クリスマス時期にぜひ行ってみたいです。

ベタベタラブコメ?と思いきや。。。
とい
>>続きを読む

パディントン(2014年製作の映画)

3.2

なんにも考えず、楽しい気分になりたかったので。

暗黒の地ペルーて言い方、笑

憧れのロンドンの街並みも楽しめて、ほっこりできました。

個人的にはマーマレードはもう少しトロミがあるほうが好きです^_
>>続きを読む

ファーナス/訣別の朝(2013年製作の映画)

3.6

北米のいわゆるラストベルトと呼ばれる、不況下の寂れた鉄鋼の町が舞台。まもなく閉鎖される鉄工所で働く兄。イラク戦争でPTSD患った弟。年老いて病気の父。そんな彼等に次々と非情な運命が襲いかかる。

クリ
>>続きを読む

ナイトクローラー(2014年製作の映画)

3.3

ジェイクジレンホール演じるサイコパスな青年がパパラッチとして成り上がっていく。
いやー、胸くそですわ。
彼はこの役のために監督に頼まれもしないのにめちゃ減量したとか。おかげでもともとぱっちりの目がギョ
>>続きを読む

Viva!公務員/公務員はどこへ行く?/オレはどこへ行く?(2015年製作の映画)

3.8

公務員という職にしがみつくイタリア人男性が、リストラ対象となり、早期退職か転勤かを迫られ、ついには北極圏まで行かされちゃうが。。。

というお話。めちゃくちゃコミカル、シニカルで面白かった!

なによ
>>続きを読む

真夜中のゆりかご(2014年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

監督は悲しみが乾くまでのスサンネ・ビアだし、主役はゲームオブスローンズのジェイミー役の人だし!観てみようかなーと。
思ったのですが、主人公のある行動が、どーーーしても許せなくて、妻の神経質そうな表情も
>>続きを読む

レッド・ファミリー(2013年製作の映画)

2.8

北朝鮮の工作員をコミカルに。

コメディっていうから、予告もまあまあ面白そうだし、と思って見ましたが。。。

私的にはうーーん、な作品でした。
部分的にはとても面白くて、隣家との食事シーンで思わず北朝
>>続きを読む

ロビン・フッド(2010年製作の映画)

3.1

撮り溜めていたものから。

ラッセルクロウがロビンフッド?なんて、公開当時は違和感した感じておらず未観賞でしたが、観てみたらほぼグラディエーターでした、笑
監督もリドリースコットだしね。

あ。これは
>>続きを読む

ケス(1969年製作の映画)

4.0

1960年代後半、イギリスのヨークシャー地方のとある炭鉱町が舞台。
母子家庭、歳の離れた粗暴な兄、荒れた教育現場。孤独を深める少年ビリーと鷹の交流。

小柄でやせぎす。だけど登校前に新聞配達をして働く
>>続きを読む

ガザの美容室(2015年製作の映画)

3.3

なんて書いたらいいのか、わからない。
けっこう私は混乱している。

ハマスとファタハとイスラエル。
紛争の絶えないこの小さな地区で暮らす女性たち。日常=おしゃれすることが、ささやかな抵抗。男たちの戦争
>>続きを読む

怒りの葡萄(1940年製作の映画)

3.5

原作は未読。
パブリック見たので、こちらもと。

モノクロで、いまの映画と違うし、映像としての激しさ、迫力とかはないけど、見ていて胸が苦しくなる。
これが昔のことと思えず、もうすぐまた目の前に起こるこ
>>続きを読む

パブリック 図書館の奇跡(2018年製作の映画)

4.0

公共とは何か、図書館のあり方、弱者の連帯、マスコミのあり方、様々に考えさせてくれる良作です!

何気にメキシコ人の彼がよかった。

SKIN/スキン(2019年製作の映画)

3.8

話題の短篇とセットで上映。

短編とは関連性がないんですね。
あと、ジェイミーベルが役のためなんだろうけどぶよってだらしなさげな体になってるのが気になってしまった、💦
ダニエルマクドナルドが女性と母性
>>続きを読む

SKIN 短編(2018年製作の映画)

4.0

衝撃。
ジョナサンタッカーの肉体の美しさが、怖さを増強してる気がします。

アス(2019年製作の映画)

3.6

こわがりなので、見ようかどうしようかとかなり迷ってました。
でもゲットアウトは面白かったしアスも評判も良かったしなぁ。。。よし!見るか!

ふえーー。やっぱり怖い!
でもなんだかところどころ笑わせてき
>>続きを読む

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

3.8

原作は未読でこれまでの映画化作品も見たことなし。

なぜか今回は惹かれて前知識なしに見に行きました。

シアーシャとティモシーシャラメはレディバードつながりで見るとその関係がまた面白いですね。
ミッド
>>続きを読む

なぜ君は総理大臣になれないのか(2020年製作の映画)

3.5

口の曲がった誰かさんが民度がどうとか仰っていたけど、民度は投票率と比例しませんかね。なんて思いながら。

妻と娘、お父さんお母さんがほんとにほんとに市井のいい方たちで。
泣けた。

都知事選ですが、投
>>続きを読む

アンセイン ~狂気の真実~(2018年製作の映画)

3.3

怖かった。
ひたすら怖かった。

まず、病院の強制入院。やんわりと抵抗しつつ、まさか、あれれ?と言う間に。
主人公のストーカー被害の妄想なのか、本当なのか。このへんがどっち?と思わせる作りがうまいなあ
>>続きを読む

アイ・アム・ソルジャー SAS英国特殊部隊(2014年製作の映画)

2.8

SAS、英国特殊部隊。。。だったかな?
の入隊訓練とテスト。
ほぼそれだけです。
さして山場もなくたんたんと。
うーーん。
JJがまあまあいい奴。
主人公どこかで見覚えが、と思ったらフラワーショーの彼
>>続きを読む

タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

3.8

韓国で1980年に起きた民主化運動をもとに描かれたそうです。光州事件、知らなかったので鑑賞後ググってみました。
香港デモやblack lives matterの抗議活動などもそうですが、軍や警察権力の
>>続きを読む

21世紀の資本(2017年製作の映画)

3.0

映画というか、Nスペとかそういう感じかな。

ジョーカーやパラサイト、私はダニエルブレイクとか、万引き家族。
いま世界中で起こり、描かれてることを紐解く一助になるのか、ならないのか。

いずれにしろ、
>>続きを読む

デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

3.3

久しぶりの映画館。やっぱり大きな画面はいいですね!

ビルマーレイがのんきでほっこりするし、アダムドライバーは強そうで安心感あるし、ティルダは不思議だし。ゾンビはSiriとか言うし、トムウェイツはもじ
>>続きを読む

みかんの丘(2013年製作の映画)

4.0

エストニア、ジョージア、チェチェン。
紛争中の人々の交わり。時代設定は、ほんの20年ほど前のアブハジア戦争。

一人一人向き合えば、闘う理由なんてないのにね。国家と個人。土地って誰のものかとか。

>>続きを読む

MUD -マッド-(2012年製作の映画)

3.6

ノーマークで、なんとなーく見始めたら。。。なんとなんと良いではないですか!

ハックルベリーフィンとかスタンドバイミーとか、雰囲気はそんな感じ。

女の子ももっと魅力的に描いて欲しいけど、モリモリにな
>>続きを読む

サンドラの週末(2014年製作の映画)

3.5

読みかけの本、上西充子さんの『呪いの言葉の解き方』で紹介されていたので。

休職中に解雇を告げられた女性サンドラ。彼女の復職かボーナスかという信じられない選択を迫られた同僚たちを、家族と友人の助けをか
>>続きを読む

スターリンの葬送狂騒曲(2017年製作の映画)

3.4

ブラックコメディなんだけど、笑えるとこは笑えるんだけど、正直、結構怖かった。だって、時間軸とかはギュッとなってるけど、あれもこれも、そこそこ本当の話だというのだから。

いずれにしましても、国家は信用
>>続きを読む