ムギ山さんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

ロッキー・ザ・ファイナル(2006年製作の映画)

3.0

Ⅴまでは映画の冒頭が「前回までのロッキーは…」というTVシリーズみたいなパターンだったけど本作ではそれをやめてます。エイドリアンもいつのまにか死んじゃって、新しいヒロインが出てくる。まあ穏やかな引き際>>続きを読む

ロッキー5/最後のドラマ(1990年製作の映画)

3.0

試合でなくストリートファイトでお話の決着をつけるという変則な作品だけどわりと好き。監督が再びアビルドセンで、第1作の冒頭と同じカットが出てきたりする。息子役の人はホントにスタローンの子どもなんだけど、>>続きを読む

ロッキー4/炎の友情(1985年製作の映画)

2.0

友人が「今度のロッキーはグローブが爆発するんだぞ」って言ってたのを覚えている(そういうCMがやたら流れていたのだ)。まあ酷い出来で、スタローンはともかくタリア・シャイアが可哀想。ビル・コンティも音楽を>>続きを読む

ロッキー3(1982年製作の映画)

2.5

“Eye of the Tiger”流行ったなあ。なんかミュージック・ビデオみたいなシーンがやたらあったりして、ヘン。

ロッキー2(1979年製作の映画)

3.0

まあ続編作ったらこうなるよねという話で、それだけなんだけど、エイドリアンの「お願いがあるの。勝って」のシーンはやっぱりアガる。

スター・ウォーズ/フォースの覚醒(2015年製作の映画)

4.0

スターウォーズ弱者の私ですが、これは面白かった。傑作だと思う。何より1,2,3で失われていた身体性というか、戦って痛いとか物と物がぶつかって壊れるとか、そういう感覚がきちんと描かれているのが良い。カイ>>続きを読む

バクマン。(2015年製作の映画)

3.5

原作は途中まで読んでたけど、細かいところはすっかり忘れてしまっていた。映画を見ながら、「最初は王道路線のマンガで勝負しようとしたけどダメで、その後ちょっとひねったスタイルの作品で成功するが次第に行き詰>>続きを読む

SING/シング(2016年製作の映画)

3.5

すばらしい。登場人物のそれぞれの歌のシーンがいい感じに中途半端で「もっと聴きたい!」という欲求が最高潮に達するところでクライマックスのコンサートになるという最高の構成。「ナタリー」のインタビューなど見>>続きを読む

ゼロ・グラビティ(2013年製作の映画)

3.5

劇場公開時すごく見たかった映画なんだけど、huluの配信であらためて「劇場で見るべきだったー!」と思った。

ラン・ローラ・ラン(1998年製作の映画)

3.0

なんかすごいヤケクソ的な展開でおもしろかった/ひとつ疑問があって、 浮浪者に持って行かれた大金を取り戻して最終的にハッピーエンドになるんだけど、浮浪者はその金で服を買ったり飯食ったりしてるのでちょっと>>続きを読む

テルマ&ルイーズ(1991年製作の映画)

4.0

非常に真っ当なフェミニズムという感じ。画面がスコーンと抜けが良くて、『明日に向かって撃て』なラストシーンも悲壮感ゼロでカッコいい。

スポットライト 世紀のスクープ(2015年製作の映画)

3.0

『ヤング・ポープ』でもネタになっていたカトリック教会のスキャンダルをスクープした新聞の話。この事件の衝撃の大きさって、日本人にはちょっとわかんないところがあるような気がする。レイチェル・マクアダムスさ>>続きを読む

スティーブ・ジョブズ(2015年製作の映画)

3.0

「みんなが期待するカリスマとしてのジョブズ」を描こうとしないのはさすがアーロン・ソーキンという感じ。

マン・オブ・スティール(2013年製作の映画)

2.5

クリストファー・ノーラン(製作)らしい深刻なスーパーマンで、シリアスなのは構わないしアクションが派手なのはいいんだけど、ちょっと街やらなんやらを無造作に壊し過ぎだと思った。

ビヨンド・ザ・エッジ 歴史を変えたエベレスト初登頂(2013年製作の映画)

3.0

エベレスト初登頂を描いたニュージーランドのドキュメンタリー。地味だけどすごく丁寧な映画。

ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

3.5

ラストでマジかー!ってなる系サスペンス。もう一回見ないとちゃんと感想書けない。

ウォッチメン(2009年製作の映画)

2.5

アメコミには不案内なので、バットマンっぽいのやらキャプテン・アメリカめいたのやらが出てくるんだけど、これってこの作品内でのキャラクターだよね? ていう地点からしてわからない。コメディアン(という名前の>>続きを読む

(500)日のサマー(2009年製作の映画)

3.5

オシャレである。よしながふみがインタビューで「普通のお話でも時系列をいじるとミステリーになる」って言ってたけど、まさにそういう感じ。一点だけ、主人公の男がヤケになって会社辞めるときにその仕事をクソミソ>>続きを読む

ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000年製作の映画)

3.5

撮り方(編集)にびっくり。映像が作りものっぽく感じるかドキュメンタリーに見えるかというのは、画質とか画面のブレとかよりも編集にかかる部分が大きいのだなあ。普通のミュージカルでは楽しくなるはずの歌のシー>>続きを読む

燃えよドラゴン(1973年製作の映画)

3.5

ちゃんと見るのは実は初めて。鏡の部屋のシーンとかさすがかっこいい。「Gメン’75」とか、昔のTVドラマっぽいなーと思ったけど、因果関係が逆ですね。この映画も「アクションと衣裳」考察の材料になりそう。

ロボコップ(2014年製作の映画)

3.0

感情を機械的にコントロールできるっていう設定、イーガンの『宇宙消失』にあったなー。

ロボコップ(1987年製作の映画)

3.0

初見。噂にたがわずグロくて面白かったけど、ようするにこのロボット「銃で撃たれても平気」ていうアドバンテージしか使ってないよね? というところがちょっと不満。2や3ではもっといろんなことができるようにな>>続きを読む

ガタカ(1997年製作の映画)

4.0

すばらしい。 非常に静謐で端正で、なんとなく昔のドイツ映画みたいな雰囲気。SFの形式を借りながら特にSF的な意匠をまぶすわけでもなく(住居や職場の建築が近未来っぽいくらい)特に宇宙船に乗るのにスーツに>>続きを読む

海街diary(2015年製作の映画)

3.5

完全版は初見(前にTVで見た)。
ちょっと気になったのが、台詞にやたらと「アレ」という言葉が出てきて、これで台詞の自然さ(とっさに適切な単語が出てこない、とかそういう)を出そうとしているのはわかるんだ
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