「HAPPY END」と自分で言ってしまえるユーモアと、言葉だけじゃない本当のハッピーエンド。言うことなしです。クストリッツァかっこいい。
友達の昔の恋の話を、お茶を飲みながら聞いているみたいだった。
冬の海、魚の泳ぐ部屋、生活感のある平屋、本が山積みの押入れ、夕暮れや夜の街並み、川、坂道、土手。
過ぎ去った日々が美しく見えるように、映し>>続きを読む
どの場面も瑞々しい。
海辺で起こる出来事も、熱っぽいシーンのひとつひとつも、ぎとぎとしすぎないのは若者の存在あってのことなんだろうなぁ。
それぞれの役割にとらわれず、大人は子供に、子供は大人に、男は>>続きを読む
感情の赴くまま。
常識が、常識から15度くらいずつずれてる。
それでも彼らなりにひたむきで精一杯だから、見放せなくて困る。
夢の中にでもいるみたいに、身を委ねるほうがいいのかもしれない。
ぐわんぐわん>>続きを読む
この世界がわかってしまったら "大人" なんだろうなぁ。
モノクロと煙草のけむりって相性よい。
画に熱がこもっていたので、監督と女優のただならぬ関係を妄想してしまった。
後々、ゴダールとアンナが当時新婚の夫婦だったと知って納得。
ゴダールは彼女が一番美しく見える角度を確信を持って切り取っている気>>続きを読む