kinakoさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

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グリード(1924年製作の映画)

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大金を手に入れた事で、徐々に金の亡者になり、やがては破滅していく人々の話。元カノに大金が転がり込んで、女と別れた事が惜しくなり、夫の仕事(無資格だが)の邪魔をしたり、夫の交通費すらケチり、濡れ鼠にして>>続きを読む

恋するリベラーチェ(2013年製作の映画)

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恋愛ものだっと思ってみたら、恋愛ではなく人間の埋められない孤独を主題にしてるように感じた。何をやるにしても、一言目には「僕」「僕」の連続。自分しか愛してなかったのだろうか。女と蒸発した父親への憎悪故に>>続きを読む

28日後...(2002年製作の映画)

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昏睡状態から男が目覚めると街に人は殆どいず、ゾンビだらけになっていた。男は生存者を探す為に街中をさまようが・・。サバイバルホラー映画であるが、ゾンビがメインなのは前半。後半は軍の人間のゾンビの殺戮や、>>続きを読む

セルフィッシュ・サマー ホントの自分に向き合う旅(2013年製作の映画)

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山火事で壊れた道路を修復する旅をしている男と恋人の弟の様子を撮った映画。基本二人だけで、話は進み、しかも舞台は山林なので、状況変化の乏しい、ゆったりした作品である。性格の違う者同士が衝突しながらも、段>>続きを読む

ルビー・スパークス(2012年製作の映画)

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最初はファンタジーかと思ったが、終盤の発狂する展開は恐ろしくなった。相手を自分の思い通りにしたがるという誰もが持つ欲望を、時に可愛らしく時に怖く感じるように撮っている。どの様に彼女が生まれたのが描いて>>続きを読む

スティング(1973年製作の映画)

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マフィアの金と知らず盗んだチンピラの相方が殺され、仕返しにマフィアの金を盗もうと大芝居を打つ話。30年代の話なので、演出もあえて昔風であるが、音楽や、度々挿入されるのイラストとか、センスが光る。ライエ>>続きを読む

オペラ座の怪人(2004年製作の映画)

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BSプレミアムで鑑賞。字幕があの方ではなかったので一安心したが、一か所致命的な誤訳があったとか・・。光と影の使い方が美しく、エミーがべっぴんさんで、音楽もオペラを基調にしながらも、ロックもあって思って>>続きを読む

キングコング2(1986年製作の映画)

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33年版の続編だと思ってみたが、76年に作られたリメイクの続編だったと後で知る。76年版は見ていないが、コングに対して同情的な所以外はそんなに変わらないとか。コングがレディーコングに対して気遣いを見せ>>続きを読む

テラービジョン(1986年製作の映画)

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タイトルはテレビジョンのもじりで、テレビから怪物が出てきて大騒ぎというB級映画。予想外な展開が繰り出され、まさかのバッドエンドで終わる。テレビ批判の映画といった所か。登場人物がみなイカれてる。個人的に>>続きを読む

ミスティック・リバー(2003年製作の映画)

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かつての幼馴染が容疑者と遺族と捜査官という関係になり、話は進んでいく。推理要素を期待して観る作品ではなく、立場が違う3人と周囲の人々が話の中心。子供の頃のトラウマゆえ、精神が不安定で、時に狼狽え時に狂>>続きを読む

グレートレース(1965年製作の映画)

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実際に行われた自動車レースを、前半はドタバタコメディ後半は割かしシリアスな内容で制作。ギャグは漫画調で、爆発オチは後の作品(特に漫画)に影響を与えただろう。性差別も扱ってたが、上手く料理出来てないと思>>続きを読む

ブラックブック(2006年製作の映画)

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家族をナチスに殺されたユダヤ人女性が復讐の為にスパイになる作品。ナチス内でもレジスタンス内でも一致団結はしておらず、誰が敵で味方かわからないという緊張感の中で話は進む。伏線の回収も鮮やかで、一級品のサ>>続きを読む

キック・アス(2010年製作の映画)

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スーパーヒーロ願望を持つオタクな青年が、スーパーヒーローとして行動をするが・・。アメコミ(特にバットマン)や映画ネタが至る所に盛り込まれていて、愛情を感じるし、アメリカのスーパーヒーロー信仰の強さが解>>続きを読む

ブリキの太鼓(1979年製作の映画)

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成長するのをやめた少年が再び成長を始めるまでを描いた作品。オスカルが所々で狡猾な一面を出す。スカートに潜るのは胎内にもどりたいからだろう。それにしても12歳の子に事後シーンをさせるのはどうなの・・。

モディリアーニ 真実の愛(2004年製作の映画)

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20世紀初頭のパリや画家に多少なりとも知識がないと観ていて辛い。名前言われてもどんな人だかよく判らないし。モディリアーニの創作活動が上手くいかなかったり、ジャンヌの周りの目を気にしないまでの彼への愛は>>続きを読む

テッド 2(2015年製作の映画)

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モノ」だと認定されたテッドが子供を授かる為に裁判を起こす話。前回よりブラックなネタが多くて、笑えない所もあった。ゲイの恋人たちが嫌々演じてたのがちょっと可笑しかった。相変わらず大人になれない雷兄弟だ。>>続きを読む

ピアノマニア(2009年製作の映画)

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ピアノ調律師の仕事を追ったドキュメンタリー。調律師以上に理想の音を追い求めるピアニストの要求に応えるべく、熱心に繊細に調律していく。こちらがボンクラ故に音の違いが解らないが、一徹にこだわり通す美意識を>>続きを読む

ハロルドとモード/少年は虹を渡る(1971年製作の映画)

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生と死が表裏一体である事をここまではっきりと描いている作品はないと思う。ハロルドが自殺するフリをするのは、自分が「生きてない」からだ。自殺するフリをしていたが、カッ飛んだ老女と出会い、大人に押しつけら>>続きを読む

荒野の決闘(1946年製作の映画)

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殺された弟の復讐の為に保安官に復職した男と、病の為に愛する女を捨てて町にやってきた男の話。最初はアル中生活を送っていた病を抱える男が、撃たれた女(捨てた女とは別)を助ける為、医者に復職するが、彼女は亡>>続きを読む

11人いる!(1986年製作の映画)

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フロルが棒読みな気が・・。でも作画の質は高いし、音楽も良し。最初は皆初対面で誰が11人目かも解らず、お互いを疑い、時には敵対したけど、終わりには一致団結。相互理解が大切だね。王様が最後の方で「石頭」と>>続きを読む

フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

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アメリカの歴史と並行しながら、「走り続けた」男の人生を描いた映画。少し都合がよすぎる所があるが、フォレストの純粋な眼差しを通して見ると、様々な問題点が明らかになるという構成。ジェニーはフォレストを都合>>続きを読む

とらわれて夏(2013年製作の映画)

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脱獄犯の男と過ごした母子の5日間とその後を描いた映画。母と男の恋愛より息子の母や男への思いが大きかった印象。息子は離婚して傷心の母を守ると頑張ってたが、男の乱入によって母が少しずつ男に気を持ち始めて、>>続きを読む

宇宙人ポール(2011年製作の映画)

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SFオタクの二人組が宇宙人と遭遇し、彼と旅をする事に・・というロードコメディムービー。「ホット・ファズ」はオマージュ盛りだくさんの作品なのに楽しめたが、これはそれ程楽しめなかった。どちらも元ネタをあま>>続きを読む

ラースと、その彼女(2007年製作の映画)

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この作品のいい所は、人形を恋人にしても変だと全否定しない、町の人々の温かさだ。彼が人生の岐路で悩んでいても、静かに見守ってくれてる。ラースや他の人々はビアンカを介して自分を見つめ直し変わっていく。母が>>続きを読む

ペレ(1987年製作の映画)

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スウェーデンからデンマークに移住した父子の厳しい現実を描いた映画。宗教的な要素も入り、キリスト教に詳しくない故どこまで理解してるか不明だが、雇い主にこき使われよそ者だと差別されるが、引け目を感じること>>続きを読む

イゴールの約束(1996年製作の映画)

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不法滞在者の斡旋と密告をする父を手伝う息子が、転落死した男から妻子を頼まれたのがきっかけで、徐々に父のもとから離れていく作品。父に言われ、男を助けず、遺体を隠した後悔に苛まれ、父と男の妻子との間を揺れ>>続きを読む

GO fish(1994年製作の映画)

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レズビアンの監督が、当時の恋人をヒロインにして撮ったレズビアン映画。恋人になるまでの二人を、世間の冷たい風当たりを描きながらも、明るく撮ってるが、台詞を詰め込みすぎたり、前衛的なカットもあって、同じく>>続きを読む

ベンジャミン・バトン 数奇な人生(2008年製作の映画)

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老いた姿で生まれたが、年を重ねるにつれて若返る男の話。自分だけ他の人との成長が逆行してるのは辛いが、誰にでも平等に死は訪れる。話が長すぎて、飽きてしまうことも・・。

ベティ・ブルー 愛と激情の日々(1986年製作の映画)

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恋人たちの初の夜から終わりまでを激しい熱情で撮った映画。ベティみたいな激情型の女とついていくのは大変だろうが、ゾルグもベティを全力で愛し、だからこそ、彼女を殺めたのだろう。ベティによって作家人生の道を>>続きを読む

パシフィック・リム(2013年製作の映画)

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ギレルモ監督は「パンズ・ラビリンス」でもそうだったが、ファンタジーの世界を扱っていても、「心の傷」をしっかり書くから、現実的でもある。愛菜ちゃんの泣きの演技が上手い。字幕版で見たが、たまに英語で「怪獣>>続きを読む

酔っぱらった馬の時間(2000年製作の映画)

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密輸をしたり学校に通わず働いたりするクルド人の子供たちを描いた映画。ハリウッドのような砂糖菓子で包んだ世界ではなく、子供たちは理不尽でままならぬ環境で生きているが、運命を受け入れ、ひたむきに頑張ってい>>続きを読む

ウィズネイルと僕(1988年製作の映画)

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60年代のイギリスを舞台に売れない役者二人の生活を描いた作品。晴れ間もろくに見えぬどんよりとした空気が漂う、刹那的な快楽と虚無の中、生活を送るヒッピー達のその後は見事に分かれる。こういうどん詰まりの人>>続きを読む

あなた買います(1956年製作の映画)

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ドラフト制度が出来る前の事で、有力選手の奪い合いの話。魑魅魍魎が跋扈するような世界で、金品贈与は当たり前。騙し騙されながらも、自分達の利益の為に何でもやる。しかし、上には上がいた。それまでは善人みたい>>続きを読む

恋するレストラン(2005年製作の映画)

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モロッコ人の学生のノルディップは医者になって欲しいと言う父の願いが重荷になり、内緒で通りがかったレストランでバイトを始めて、社長の姪のアグネスが好きになって・・。ラブコメ映画だが、新人いびりや、人種・>>続きを読む

レイダース/失われたアーク《聖櫃》(1981年製作の映画)

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考古学の教授で、トレジャーハンターでもあるジョーンズは、ナチスが聖櫃を奪うのを阻止する為に、エジプトに飛んだが・・。30年以上前の作品とは思えない、テンポの良い冒険アクション映画であるが、残酷な表現も>>続きを読む

ドン・ファンの冒険(1949年製作の映画)

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伊達男ドン・ファンが故国スペインの大使に紹介され、兵士に剣を教えるが、王の側近のロルカ公爵が王を操り、イギリスと戦争を起こそうとするだけでなく、反逆しようとしているという活劇映画。ハリウッドにかかると>>続きを読む