kinakoさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

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トト・ザ・ヒーロー(1991年製作の映画)

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病院で、向かいの家に住んでいるアルフレッドと取り違えられたと信じるトムの少年期を中心に、青年期と壮年期を描いた作品。他人の人生と入れ替わりたいと思う人もいるだろうし、自分より幸せな人が沢山いるとも思う>>続きを読む

宇宙人王さんとの遭遇(2011年製作の映画)

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中国語翻訳家のイタリア人女性が、正体も場所も理由も謎のまま通訳をするが、相手はなんと宇宙人だったというB級SF映画。宇宙人の王さんは、可哀想な目に遭うが実際は・・というオチ。見た目はアレだけど、つぶら>>続きを読む

太陽と月に背いて(1995年製作の映画)

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詩人ランボーとヴェルレールの出会いから別れを描いた作品。ディカプリオがなんと瑞々しい事・・。それでいて犬の鳴き声をやったり、涎を垂らしたりときちっと汚れ役もやってのけるからいい。映画を見てみるとヴェル>>続きを読む

I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE(2015年製作の映画)

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チャーリーが隣に引っ越してきた赤毛の女の子の為に頑張る話が中心で、そこにスヌーピーがパイロットになり、惚れた子を助ける夢想も加わる。チャーリーはドジで何をやっても上手くいかないけど、妹や友達思いの努力>>続きを読む

ナポレオン・ダイナマイト/バス男(2004年製作の映画)

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脱力系のコメディー映画。風変わりなダメ男を中心にした青春系の作品で、ダメ男なんだけど、ゆるい雰囲気と自分を卑下しない性格のおかげで、暗くならずにゆるりと観れる。

アポロンの地獄(1967年製作の映画)

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オイディプス王を題材にした作品だが、モロッコで撮影したそうだ。この様な芸術作品を理解できる能力がないのが悲しいが、それでも見てしまうのは、何か惹き付けるものがあるからだろう。荒涼とした中にも、所々にあ>>続きを読む

シド・アンド・ナンシー(1986年製作の映画)

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セックスピストルズのベーシストのシド・ヴィシャスと恋人のナンシーの破滅的な運命を描いた作品。作中はドラッグや退廃的な生活で溢れていてきつかったが、それだけのめり込んで観てたという事。ナンシーとの生活の>>続きを読む

黒衣の花嫁(1968年製作の映画)

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謎の女が男達に近づきその度に男を殺す。その理由は・・。アイリッシュの作品を映画化したノワールサスペンス。この映画に出てくる男達は標的以外の者も含めて、女を見下している者ばかりで、女が男を次々と殺す作品>>続きを読む

キャリー(2002年製作の映画)

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いじめられっ子のキャリーが、嫌がらせ目的に高校の卒業パーティーに呼ばれ、参加するが・・。感情が爆発した時に念能力を発動させる、サイコホラー作品。狂信家の母のせいで人付き合いが上手くいかず友達がいないキ>>続きを読む

バベル(2006年製作の映画)

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モロッコで遊び半分で銃撃をした兄弟、その弾が当たったアメリカ人女性にその夫、その夫婦の子供達に乳母、母を亡くした聾の女子高生とその父・・と四つの話が絡み合う。監督の前2作と比べると、時間軸の乱れや複雑>>続きを読む

ゴーストワールド(2001年製作の映画)

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幼馴染のイーニドとレベッカは高校を卒業してもぶらぶらして、周りの悪口を言ったり悪戯をしていた。が、イーニドはイタ電をかけた男と仲良くなり、レベッカは働き始めて関係が変化していき・・。周りが変化していく>>続きを読む

靴みがき(1946年製作の映画)

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靴みがきをしている親友二人が無実の罪で、刑務所に入れられる話。戦後間もなく作られた作品だけに、社会が混乱しており、孤児や児童労働が街中の至る所に見られる。捕まっても尚、告げ口はしないと誓ったが、やはり>>続きを読む

歌っているのはだれ?(1980年製作の映画)

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41年のセルビアへのドイツ軍侵攻前日の、バスでベオグラードを目指す人々を捉えた映画。危機が迫っている割には、人々は呑気で、音楽もどこかとぼけた感じだが、終盤で一気に空気が変わる。バスは度々停車するが、>>続きを読む

鉄くず拾いの物語(2013年製作の映画)

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実際に起こった出来事を本人達が再現するという作品。ロマの人々には人権が認められていないという実情があり、それは従軍しても変わらないという厳しい世の中だが、無邪気にはしゃぐ子供が救いである。台詞はあまり>>続きを読む

苺とチョコレート(1993年製作の映画)

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キューバの大学生で共産主義者のダビドはゲイの芸術家ディエゴに出会う。反社会分子と見られてるディエゴを監視するため、嫌々交流することになったダビドだが・・。ダビドとディエゴ、ディエゴの隣人で見張り番のナ>>続きを読む

ミスト(2007年製作の映画)

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激しい雷雨の翌日、スーパーに出かけた父子は謎の霧に巻き込まれ、店内に他の人達と留まるが・・。前半はモンスターパニック映画だが、後半は集団心理の恐ろしさを描いたサスペンスである。得体の知れぬ物の存在を感>>続きを読む

スクール・オブ・ロック(2003年製作の映画)

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バンドをクビになったバンドマンが友人に成りすまし、学校でロックバンドを結成する話。子供に必要なのは子供の才能を伸ばす事と重要な人間だと伝える事。デューイはロクデナシだが、頭の回転は速く、口が達者である>>続きを読む

汚れなき情事(2009年製作の映画)

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スペインのお嬢様がイギリスの離島の学校に引っ越してきて、そこで繰り広げられる出来事を描いた話。少女の残酷さや可憐さ、気高さが描かれてる。女生徒たちは親と別れて暮らしてる寂しさからか、Gに憧れていて、彼>>続きを読む

007/カジノ・ロワイヤル(1967年製作の映画)

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イオンプロダクションシリーズの007とは別物であるが、発明品や派手な爆発、そしてハニー・ライダー役のウルスラ・アンドレスが出たりと共通点もある。60年代のコメディ物らしく、大掛かりで規模の大きい笑いや>>続きを読む

トリコロール/白の愛(1994年製作の映画)

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「愛の平等」というテーマで描かれた本作。パリに住んでたポーランド人の夫が夜の営みが出来ないという理由で、妻に三行半を突き付けられて故国に帰り、妻に復讐をするために、財産や土地を入れ、奮闘する。一度二人>>続きを読む

わが青春のマリアンヌ(1955年製作の映画)

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寄宿学校に転入してきた少年が湖畔の幽霊屋敷に住む女性に恋をする幻想的な作品。マザコンの少年が女性との恋愛を通じて母離れする話で、ドイツの小説が原作の為、仏映画なのに甘い幻想の香りがするが、年上の女が少>>続きを読む

Mr.レディMr.マダム(1978年製作の映画)

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ゲイカップルの息子に政治家の娘の恋人ができ、自分の素性を隠して、一家と会うことになった男のコメディ。人種、同性愛、階級などの差別が盛り込まれていて、オカマ達の風当たりの強さも描かれてる。オネエのパート>>続きを読む

スキャナーズ(1981年製作の映画)

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相手の思考を読みとったり、操ったりする超能力を持つ「スキャナー」達の闘いを描いたサイキックSF映画。スキャナー達が超能力を持つようになったきっかけは、薬害問題がいくつも出ている今だからこそ、恐怖や説得>>続きを読む

グロリア(1980年製作の映画)

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前科持ちのグロリアは、マフィアの金を横領して殺された友人の子のティルと一緒に逃亡する事に。最初は疎ましく思ってたが・・。泣かせようとしているかの様な演出は興ざめするが、グロリアが徐々に母性愛に目覚めて>>続きを読む

モーターサイクル・ダイアリーズ(2004年製作の映画)

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医学生の頃のゲバラが友人と南米を旅した実話を基にしたロードムービー。バイクで旅をするのは前半だけなので、「イージー★ライダー」みたいなのを期待すると、ガッカリするかも。乾いているが、土着的でもある南米>>続きを読む

東ベルリンから来た女(2012年製作の映画)

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西側への移住の申請を拒否され、監視される事になり、田舎町に飛ばされた女医バルバラが患者と自由の間で揺れ動く様を描いた映画。監視や密告が当たり前の社会の恐怖や人間としての使命を描き、恋人の待つ西側に自分>>続きを読む

絞殺魔(1968年製作の映画)

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62年に起こったボストン絞殺魔事件を基に制作したサスペンス。画面をいくつにも分割する事により緊張感や恐怖をだしている。誰が犯人かわからない前半から犯人の糸口を掴み、犯人の自白を引き出す後半と展開は一気>>続きを読む

バチカンで逢いましょう(2012年製作の映画)

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敬虔なカトリック信者の祖母が法王に会う為に、一人でカナダから飛び出す話。最初はハートフルな映画かと思いきや・・。この映画は懺悔をし、その後は皆赦し合う、宗教が礎になってる作品だ。吹き替え版で観たが、オ>>続きを読む

ルパン三世 ルパンVS複製人間(1978年製作の映画)

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子供の頃に観て改めて観たが、マモーがやはり不気味だ。SFチックでハードボイルドな大人向けの話。絵の構図は実写版の映画の様で、一部を除けばアニメっぽさがないので、新鮮。不二子のお色気シーンが多め。セフィ>>続きを読む

危険なプロット(2012年製作の映画)

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国語教師のジェルマンは、友人の家庭を書いたクロードの作文の宿題に興味を持ち、もっと書くように勧めるが・・。美少年が他所の家庭に入り込み、皆誑かし、引っ掻き回されるという話は「テオレマ」と共通している。>>続きを読む

夜の騎士道(1955年製作の映画)

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プレイボーイの中尉が仲間同士で、偶然選んだ女と短期間で結ばれるかどうかという賭けをしたが、やがて本気で好きになり・・という恋愛映画。小説みたいな恋愛をしたいと言っていたアルマンだが、途中までは言葉通り>>続きを読む

木靴の樹(1978年製作の映画)

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19世紀末のイタリアのある地方の農民の生活を淡々と描いた映画。3時間は長いけど、宗教が今より身近に密着して苦しい生活ながらも、ほぼ自給自足で周りと助け合い、アヒルや豚を命を頂きながら生きていく彼らの生>>続きを読む

牢獄処刑人(2013年製作の映画)

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囚人が警官の手引きで一時的に出獄して、暗殺をしていたという実話を映画化。暗殺者と弟子を中心にしたのと、暗殺犯を捕まえるべく捜査をしている刑事達の話と、二つの話を並行して描いている。暗殺を依頼していたの>>続きを読む

丹下左膳餘話 百萬兩の壺(1935年製作の映画)

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お宝の隠し場所が描いてあるというこけ猿の壺を探す道場の婿養子と、矢場に居候をする剣士の左膳を中心にした時代劇。戦前の作品とは思えないほど、脚本がいい。左膳やおかみが顧客の遺児の安につれない事を言ったり>>続きを読む

コクーン(1985年製作の映画)

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老人ホームの隣の住人である宇宙人達との心温まる交流を描いたSF映画。宇宙人達を異端扱いせず、彼らと仲良くなり、老いる事のない彼らの惑星に旅立つ。老いや永遠の命を描いている。個人的にはバッドエンドだと思>>続きを読む

ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!(2013年製作の映画)

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中年オヤジ5人が、高校時代になし得なかった12軒のパブをハシゴするというコメディから一転、SFになる。合理主義や画一主義に対する批判を入れるが、基本は笑いである。世界は救われる、と思いきや、そこでまた>>続きを読む