上映前舞台挨拶付き中継を鑑賞。
まず、とても良い現場だったんだろうなぁというのが舞台挨拶の空気や言葉から伝わってきて…この現場でこの作品の映画化が叶ったことは必然的な幸福なのだと感じた。本当に優しい映>>続きを読む
『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』を観た世界に来ることができました。
20年、生きることを諦めないで良かったという気持ちがまず浮かんで涙が出た。
そしてガンダムだった。確かにガンダムだっ>>続きを読む
好きな原作者×期待の脚本家タッグの映画化ということで観てきました。
生身の人間が演じることで生まれるあたたかみというか。ドライな原作の空気感が、程よくあたたかくなり、しかしながら生々しくならない塩梅が>>続きを読む
この映画には「良い被害者」という恐ろしい言葉が繰り返し出てくる。
原発会社の暗部を内部告発した女性が性加害を受け、それを全て自作自演だと権力を持つ側に断罪される。これが実話だというのだから恐ろしい。>>続きを読む
------------2023/11/24初見
話題の本作。観てきました。
大変良かった……客席は満員でした。
「糸目の石田彰」とのワードを耳にして映画館に行ったら、妻を思う飄々とした関俊彦さん>>続きを読む
初恋に戸惑う初々しいユペール様の姿…!!
しかして新鮮に味わいながら見進めるとそこには静かに、静かに壊れていく女性の姿が。その"引き算"の芝居をロジカルに的確に魅せていたのだと知らしめるような、その「>>続きを読む
とっても良い映画だった。
ラストのウーリーさんこと津田健次郎さんのお芝居にホロリと泣いた。
映画を観た後には伊勢丹百貨店に行ってみたりして。
百貨店ってわくわくするところだなぁってときめきを思い出し>>続きを読む
皮肉たっぷりのシスターフッド・クライムコメディ!
最低な男たちと戦う二人の女性と、そこに乗っかるイザベル・ユペールの可笑しみがたまらない。
私の大好きなオゾン作品だーー!!と思ったらそれもそのはず、>>続きを読む
ガンダムって面白いな……
ナナイとハマーンのキャラクターボイスどうしてふたりとも榊原良子さまなのか……?と……思う秋の夜………
シャア・アズナブルの男としてのどうしようもなさを映し出す鏡のよう。
25歳のイザベル・ユペールが主演。
凄まじい映画だった。
クロード・シャブロル×イザベル・ユペール、最後に観たのはシャブロル晩年期の『甘い罠』だったか。
あれもユペール様が誰かを毒殺しようとしていた>>続きを読む
今度のウェスは砂漠?宇宙人?と思っていたら、演劇を糸口に描く人生の物語だった。
ものすごい入れ子構造になっていた。
ふとすると振り落とされそうな、でもそれでも良いと思える心地よさ。
演劇の現場を描い>>続きを読む
折角なので母と観に行くことにした映画。
母はジェーン・バーキンの家族のことを深く知らないながらも鑑賞後に「面白かった」と口にしていてほっとするなど。
母と娘の対話。
人にやがて訪れる老いと死。
あん>>続きを読む
吉沢亮の瞳の美しさ。王としての器の大きさ。
そして山崎賢人の成長が飛躍する二幕構成。
花形役者が次々と出てくる。
大沢たかおの王騎がやはり圧倒的。
人を道具のように扱う女主人ペトラ・フォン・カントが使用人マレーネに放った冒頭のある台詞を聞いたとき、毎朝女社長のコーヒーを豆から挽いていた自分のことを思い出した。
これまでに出会った、異常な権威勾配を>>続きを読む
恋に狂う人間の愚かさ滑稽さ…全面に押し出される「男」のマッチョイズムに顔をしかめたけれど、オリジナルは「女と女」の作品と知って益々ファスビンダーの『ペトラ・フォン・カントの苦い涙』を観たくなった。
本>>続きを読む
友達に連れられ初搭乗。
世界各地を旅する構成は宝塚歌劇のレビューと通じるものがあるなと観ていた。
『グランド・ブタペスト・ホテル』を初めて観たとき、感銘を受けすぎて「どうして私はウェス・アンダーソンでは無いんだろう」とまで錯乱し、今作では一周回って「どうしてウェス・アンダーソンは私の夢を叶えてくれ>>続きを読む
苦しい映画だったな。
でもとてもよくできた映画だった。
2023/07/09追記
祝公開!ということでBunkamuraル・シネマ渋谷宮下で改めて鑑賞しました。
2回目ですが1年の間を置いたのもあ>>続きを読む
食べることとは生きること。そして人生を豊かにするもの!
ひと仕事終えたあとのバベットの格好良さ。偉大な芸術家のようだった。
ハレルヤ!
これまで積み重ねてきた経験が映画『キングダム』で一気に花開いたと思わせた山崎賢人さん。一方でこの方向の芝居も等身大で体現できる役者さんになったんだな、と感慨深い嬉しさが溢れた主演作だった。
原作は未>>続きを読む