むらちょさんの映画レビュー・感想・評価

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フィラデルフィア(1993年製作の映画)

5.0

アメリカの法廷裁判を舞台にした映画はたくさんあって名作も数多くあるが、この作品は当時のエイズに対する偏見を絡めた法廷映画で、法廷で争いあった弁護士同士が法律事務所を不法解雇で訴えるストーリーが素晴らし>>続きを読む

時をかける少女(1983年製作の映画)

4.5

原田知世さんの初々しい演技に観てる側も少し恥ずかしくなりましたが、これはこれでアリだと思わせる大林監督の演出が素晴らしいです。
最後の過去にタイムリープしながら理科の実験室に戻るまでの一連のシーンがい
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007 ドクター・ノオ/007は殺しの番号(1962年製作の映画)

4.0

久々の映画鑑賞。
ブルーレイBOXから007シリーズの初作品を観ました。
ショーン・コネリー演じるジェームズ・ボンド。既にこの作品でキャラクターが固まっていることにビックリ。

くもりときどきミートボール2 フード・アニマル誕生の秘密(2013年製作の映画)

4.0

前作で完結していた作品だと思っていたので、続編が作られて嬉しかった作品。
発明ものの作品はイマジネーションでいかに現実ではありえない作品が作れるかに尽きるのだけれど、まさか前作で大量に残った食品が生物
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イエスマン “YES”は人生のパスワード(2008年製作の映画)

4.5

コメディ映画として最高。
出てくる人物がみんな一癖あるキャラクターでジム・キャリーを引き立てている。
コメディ映画なのにメッセージが込められていて、鑑賞した後、何か背中を押してもらえる映画。

カサブランカ(1942年製作の映画)

5.0

戦争によって引き裂かれた男女、そして祖国を守る為に戦う男の友情も描かれていて、人間ドラマとして最高な作品。

レナードの朝(1990年製作の映画)

4.5

ロビン・ウィリアムズとロバート・デニーロの演技に引き込まれた。
物語終盤、再び症状が再発し始めたレナードが好意を持っていた女性に別れを告げ、その後、二人でダンスを踊るシーンは胸を打たれた。

ニューヨーク東8番街の奇跡(1987年製作の映画)

3.5

なんだか久しぶりに見たような気がします。
宇宙からの未確認生命体なのか生命を宿したロボットなのかよく分からない生命体と人間との繋がりを描いた物語。
ストーリーは至って単純で、立ち退きを迫られた住人たち
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くもりときどきミートボール(2009年製作の映画)

4.0

子供の頃の夢が映画になったような作品。でも現実にあったら食品ロスの嵐で大問題かも。
最後のシーンはスターウォーズのデススター破壊のシーンそっくりでニンマリしてしまいました。
子供も大人も楽しめるエンタ
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イップ・マン 継承(2015年製作の映画)

4.5

イップマンシリーズの最終作です。
今回もイップマン一家が住む香港で、悪のグループの騒動に巻き込まれます。
しかも、それだけではなく詠春拳の師匠としての立場まで危うくなります。
今作が今までの作品と違う
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チャーリーズ・エンジェル フルスロットル(2003年製作の映画)

4.0

このシリーズは大好きで、今作もチャーリーズエンジェルの3人が色々なコスチュームで扮装して大暴れしております。
今回は敵役のデミ・ムーアもエンジェルの3人に負けじと体を張ってますね。
残念なのは前作で活
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イップ・マン 葉問(2010年製作の映画)

4.0

イップマンの正当シリーズの第二作。
前回別物イップマンを観てしまった為、登場人物の把握に手間どりましたけど、そんなことより本作はサモハン・キンポー演じるホン師匠がかっこよくて最高です。
最初はお金絡み
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水の中のつぼみ(2007年製作の映画)

4.0

シンクロのスイマーである大人びた女性に恋する少女と少しぽっちゃり体型の同級生の性と恋(同性愛も含む)の悩みと葛藤が美しい映像で描かれている。
フランス映画らしく静かに淡々と映画は進行していくが、3人の
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クリミナル・タウン(2017年製作の映画)

4.5

アメリカの闇として犯罪と卒業間近で進学や将来について悩む高校生の日々が描かれている。
友人の突然の死から、男の子は真相究明の為に進学のことも気にせず行動を起こす。
そこにクロエ演じる幼馴染のサポートと
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イップ・マン 宗師(2019年製作の映画)

2.0

イップマン演じるドニー・ウェンから役者が変更されたことで、はじまりからストーリーがよく分からず混乱しました。
格闘シーンも見どころが無くて残念。最後の日本人軍人徳川との対決もドニー・ウェンのイップマン
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バトルガンM-16(1989年製作の映画)

4.5

キャノンフィルムズ制作の狼よさらばシリーズの4作目。
キャノンフィルムズのドキュメンタリー映画を鑑賞したばかりだったので、映感傷に浸りながら序盤を観ていたけど、そこはキャノンフィルムズの作品。いつのま
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(1960年製作の映画)

5.0

今年観た作品の中でベスト10を選んだら間違いなく入る作品。
冒頭の元囚人が友人ジャック・ベッケルが体験談を元に作品を作りましたという場面から秀逸だし、監視の目を盗みながら脱獄用の穴を掘り進める場面が中
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ニューヨーク1997(1981年製作の映画)

4.0

ニューヨークのマンハッタン島全体が終身刑務所という設定が最高。
大統領の救出に向かうスネークは某潜入ゲームの主人公の影響を受けているのは有名なお話。
B級映画風な雰囲気があるけど、この当時どうやって撮
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漫画誕生(2018年製作の映画)

4.5

世界が戦争へと突入する時代に誕生した漫画。
当時は世相を斬る風刺漫画が活躍の場だった時代。
その風刺漫画も戦争の波に揉まれ検閲の対象になってしまう。
その時、文化としての漫画をどう表現していくか描かれ
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エンツォ レーサーになりたかった犬とある家族の物語(2019年製作の映画)

4.5

犬の目線から描いたF1レーサーを目指す飼い主の男の物語。
犬の演技とケビン・コスナーの語りの渋さ、そして犬は死ぬと人間に生まれ変わるというモンゴルの言い伝えが合わさり、素晴らしい映画になっている。
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タキシード(2002年製作の映画)

4.0

結構昔に鑑賞した記憶があったのですが、wowowで放送されたので久々に鑑賞。
着るとどんな人間でも万能になれてしまうタキシードが映画の設定ということは覚えていたんだけど、それ以外は全く覚えておらず新作
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バルーン 奇蹟の脱出飛行(2018年製作の映画)

4.5

プロジェクターのランプ交換後最初の映画視聴。
ここ1ヵ月の間映画を見ない生活をしていた為か、いかに自分が映画に飢えていたかを実感した鑑賞になりました。
この作品、あらすじが頭に入った状態で鑑賞したので
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ブリット=マリーの幸せなひとりだち(2019年製作の映画)

3.0

夫の不倫をきっかけに自分の人生についてを見つめ直す再生ストーリー。
夫がサッカー好きで自分は全く興味無かったのに、高年齢の為にユースサッカーのコーチをやることになる導入部分が面白い。
サッカーは人生だ
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ストップ・メイキング・センス(1984年製作の映画)

5.0

トーキング・ヘッズの音楽はそんなに聴いていた訳ではないけど、この映画は音楽ドキュメンタリー映画として重要作品だということで鑑賞しました。
鑑賞し終えて、もっと早く観ておけば良かったと思わせるほど素晴ら
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魔女の宅急便(1989年製作の映画)

5.0

ジブリ作品でも大好きな1本になりました。
もう一人前になる為に一人暮らしを始めるキキに感情移入してしまう愛しい作品。
キキと出会う人々の優しさにも胸を打たれるし、最後のトンボの救出シーンはドキドキでし
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ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

3.0

キャラクターの造形の独特さ、惑星の風景と生き物たちの奇抜さ、目に入ってくる全てが新鮮で不気味。
人間を支配している異星人の生活が瞑想中心という宗教じみていて面白く、エネルギーは瞑想で飛んだ体と他の異星
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ゴジラ対メガロ(1973年製作の映画)

2.0

この作品は鑑賞が苦痛でした。
見るべき所は、人間型ロボットメガジェットの登場のみ。
特撮場面は前作からの流用ばかりで興醒め。おまけに地底人が呼んだ怪獣も前作登場のガイガンという、マンネリ化しつつあるゴ
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/天地争覇(1992年製作の映画)

2.0

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ3部作品の最終作。
最後に相応しい大作になっているのかと期待して鑑賞したが、前2作に比べてスケールダウンしていて残念でした。
冒頭からテーマ曲に合わせて獅子舞
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我輩はカモである(1933年製作の映画)

4.5

コメディ映画の古典であり、マルクス兄弟の最高傑作ということは知っていましたが、初見です。
ここまでめちゃくちゃでシュールでナンセンスなコメディ映画とは思いませんでした。
有名な合わせ鏡のシーンは今観て
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地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン(1972年製作の映画)

4.5

これまでのゴジラシリーズの中で特殊効果による戦闘シーンに迫力があり、怪獣4体の闘いのシーンが素晴らしく魅入ってしまいました。
冒頭の漫画家を目指す主人公のシーンの流れから、ゴジラが漫画の吹き出し風に会
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パディントン(2014年製作の映画)

4.5

愛くるしいパディントンと個性豊かな家族との間で繰り広げられるドタバタコメディー。
家族一人一人の個性が最後の動物ハンター(ニコール・キッドマンが美しい)との対決シーンに生かされていて、極上のエンターテ
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リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

4.0

クリント・イーストウッド監督の実話に基づく映画。
最近のイーストウッド監督の控えめな演出は俳優の演技を引き立てるし、出演している俳優陣はどれも素晴らしい!
母親役のキャシー・ベイツのマスコミに向けた記
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風の谷のナウシカ(1984年製作の映画)

5.0

輸入盤ブルーレイで視聴。
小さい頃から何度となくテレビで放映されていた名作。
ただ見なきゃ見なきゃと思っていても、テレビで映画を見るとCMが入って没頭できない理由から敬遠しておりました。
輸入盤スチー
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天井桟敷の人々(1945年製作の映画)

4.0

4K修復版のブルーレイ盤で視聴。
かなり昔に視聴した記憶が残っていましたが、久しぶりに鑑賞したら冒頭のパリの犯罪通りの場面しか覚えていませんでした(トホホ)。
それにしても当時のパリの人々生き生きとし
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ワンス・アポン・ア・タイム/天地大乱(1992年製作の映画)

3.5

前作に続いて視聴。今作は動乱の中国で西洋排斥を思想としたカルト教団白蓮と中国の未来の為に戦う革命家の物語。
ストーリーは前作の比べて整理されていて分かりやすい。混乱に乗じて怪しい信者を増やすカルト教団
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