murafishさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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チェンジリング(2008年製作の映画)

3.6

アンジー主演andイーストウッド監督の『チェンジリング』。

行方不明になった息子が数ヶ月後見つかった!? 母親が駆けつけてみると、そこには別人がいた…

こんな実話があったとは。。辛いシーンが続く
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引き出しの中のラブレター(2009年製作の映画)

3.3

『引き出しの中のラブレター』
誰しもうまく伝えられずにいる、あるいは伝えられなかった想いがある… ってのはグッと来た。

無茶苦茶引き込まれる、という訳ではないが、静かに染み入る映画。ラジオというメデ
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奇人たちの晩餐会(1998年製作の映画)

4.0

98年仏映画『奇人たちの晩餐会』

……かなりレベルの高いコメディ映画です。本当に、笑える。

見始めは、人を『奇人』と呼んで小馬鹿にすることに少し抵抗を感じるけど、最後はスカッと笑える!

オールド(2021年製作の映画)

3.7

奇才、シャマラン監督。

凄まじいシチュエーション。
次々と起きる事態に、高まる緊迫感。
底なし沼のような絶望感。
それでも抱く、微かな希望。
暴かれる真実……

やや脚本に無理がある部分も感じたもの
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ラストレター(2020年製作の映画)

3.5

岩井俊二監督らしい、美しい映画だった。
それもらしいっちゃらしいけど、途中はややダレかける。松たか子演じる役どころの存在感が、やや薄まってしまうというか…

それでも大切なテーマ、亡くなった人は生きて
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RESET リセット(2001年製作の映画)

3.5

20年前、学生時代にDVDで見て強烈に覚えている映画。懐かしくなって、投稿!

舞台はとある街の雑居ビル(?)の屋上。自殺の名所と言われている。何故か同じタイミングでそこに集まった男女。設定はそれだけ
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セッション(2014年製作の映画)

4.0

理屈抜きに迫力があります。

映像の構成も秀逸。ドラムスに焦点を当てたのも、どこか新鮮で良かった。 映画館で見るべき映画かも。他の客とともに、固唾を飲んで見守る感じ。久々に映画の原点のようなものも思い
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いま、会いにゆきます(2004年製作の映画)

3.9

思い出し投稿。。

自分がまだ20代独身の頃、映画館で見た時は、かすかに泣いた記憶が。 40代になり、子どもと暮らす今、訴えかけてくるモノが違ってた。ここ数年で一番泣いた映画かも。 ストーリーテリング
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(2020年製作の映画)

3.5

良い映画ですよ、普通に。 たしかに無理矢理な展開も多いかもしれんけど、展開、とかでは映画は簡単に評価できないと思う。大切な言葉や想いがたくさん詰まった作品だと思う。ジーンと来た。特にあの子役、女の子に>>続きを読む

かもめ食堂(2005年製作の映画)

3.8

僕は何がこの映画がいいかって、配役の妙だと思う。小林聡美、片桐はいり、もたいまさこ。日本人女性三人衆、この三人以外にはありえない。 次々と不思議オーラを纏った女性が現れ、三人が起こす化学変化に期待を高>>続きを読む

96時間(2008年製作の映画)

3.7

とにかく、リーアムニーソン演じる父親の「娘を救う」という確固たる決意が、カットが進むごとに伝わってくる。細かい設定が…とか、キャスティングが…とか、全く気にならん。その父親の決意という一点で見たとき、>>続きを読む

オーケストラ!(2009年製作の映画)

4.0

主演女優に、惚れてまう映画……
(思い出し投稿)
正直、全体構成に難がある映画だと思うし、ありえない設定に首をかしげたくもなるが、、、僕は主演女優の美しさと儚さと感情表現の豊かさに、感動した。もちろん
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ジャッジ!(2013年製作の映画)

3.7

『逆風は、振り返れば追い風になる。』 『What I am about to say is very important.』

細かい構成や現実離れしすぎたシーンなど、いかにもCMの人の映画だなぁと
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箱入り息子の恋(2013年製作の映画)

3.4

『箱入り息子の恋』
星野源の6年前の映画。夏帆とのコンビで、ともに自信のない男女を演じてます。
ラストシーンなどは特に賛否両論あるけど、俺は好きな方の作品。

吉野家のシーンなんかは、邦画史に残るシー
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犬猿(2017年製作の映画)

3.6

なかなかおもろい邦画をちょっと前に発見した。

『犬猿』 ある兄弟とある姉妹、それぞれ『犬猿の仲』の2人を描いた物語。 きょうだいだからこその確執、一方での何とも言えない愛情、がうまく伝わる作品だと思
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タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

3.9

韓国映画『タクシー運転手 約束は海を越えて』

パラサイト、で一家の父親役を演じた名優ソン・ガンホが、能天気で頼りないタクシー運転手を演じる。走り出しは陽気だけど、徐々に嵐が吹き荒れていく映画。

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戦場でワルツを(2008年製作の映画)

3.4

これも個性がかなり際立っていた。

前から気になっていた、基本全編アニメで描くイスラエルのドキュメンタリー映画。
『戦場でワルツを』 
元兵士の主人公がレバノン内戦の記憶をたどる旅を描きながら、監督自
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先生、私の隣に座っていただけませんか?(2021年製作の映画)

3.6

結構、飽きさせない展開。
主人公が漫画家という設定がいいかも。
漫画が挟まれていくことによって、展開に変化がついている。

登場人物の5人。黒木華、柄本佑、奈緒、金子大地、風吹ジュン、すべて配役が絶妙
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だれもが愛しいチャンピオン(2018年製作の映画)

3.8

『だれもが愛しいチャンピオン』

2018年のスペイン映画。 前に人に勧められたので、視聴。
問題起こしてプロバスケチームを追われた短気のコーチが、知的障害のある人たちのチームのコーチ
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重力ピエロ(2009年製作の映画)

3.5

伊坂幸太郎作品の映画版の中では、佳作の方だと思う。 
小説を読み、内容も展開も知っている身としては『どう表現するか?誰が演じるのか?』という部分に意識が向くが、原作の世界観をうまく表現していた。

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大空港2013(2013年製作の映画)

4.2

大好きな一本(正確に言うと、映画ではないが)

竹内結子さん、好きな役者の一人だった。多くの映画やドラマで強い印象を残してると思うけど、この『大空港2013』を、あらためて紹介したい。三谷幸喜
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

3.9

話題の邦画『すばらしき世界』 

これは、、非常に『残る』映画だ。ただただ、ただただ役所広司さんに圧倒された。

なんなんだろう、この人。『孤狼の血』でも最も印象に残った気がするが、忘れられない演技を
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最強のふたり(2011年製作の映画)

4.2

何回も見たい。映画が終わった直後にそう思えた。人への優しく熱い視線がある。ドリス役のオマールシー、人を引き込むすごい魅力を持った役者だ。

そして、この映画のいいところは、笑いながら泣けるということ
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暗くなるまで待って(1967年製作の映画)

3.5

オードリーヘップバーンの隠れた佳作
『暗くなるまで待って』

オードリー演じる盲目の人妻vs.麻薬グループ悪党… 密室サスペンスものとして、無茶苦茶クオリティ高い。古いけど。

とにかく発想に脱帽
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ノー・マンズ・ランド(2001年製作の映画)

4.0

アカデミー外国語映画賞
『ノーマンズ・ランド』

ボスニアとセルビアのボスニア紛争を舞台にした映画。少し古いけど。。
僕にとって、これを超える反戦映画は、まだ現れていません!

手紙は憶えている(2015年製作の映画)

3.6

ドイツ映画『Remember』
(邦題:手紙は憶えている)

認知症の90歳のおじいちゃんが、ある手紙だけを頼りに(自分の記憶が頼りにならないため。そこんとこは、あの異色作『メメント』に通し
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縞模様のパジャマの少年(2008年製作の映画)

3.8

これは中々の『記憶に残る映画』だった。

『縞模様のパジャマの少年』
ドイツ人のナチス将校の息子と収容所のユダヤ人少年が金網フェンス越しに交流、、と何となく既視感もあるような展開。(手塚治虫の『アドル
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華麗なるリベンジ(2015年製作の映画)

3.5

5年前の韓国映画『華麗なるリベンジ』 名前は知ってたけど見る機会がなく、ふとAmazonで視聴。主人公の“暴力検事"ファン・ジョンミンは、やはり良い!ハマり役。『国際市場で逢いましょう』も彼の良さが出>>続きを読む

ゴールデンスランバー(2009年製作の映画)

3.6

原作を数年ぶりに読了。そして伊坂幸太郎大ファンとして、映画版を見ていなかったことに気づく。

伊坂作品の映画化は、成功が中々難しいという声もあるが、これは成功していると思う。キャストの的確さとともに。
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そこのみにて光輝く(2013年製作の映画)

3.6

稲垣吾郎主演『半世界』を見た。 何よりも池脇千鶴のつぶやくシーンで涙が止まらなくなった。 あらためてすごい役者さんだなと。 そんでもって、彼女の世界を感じたくなって、この作品を見た。

やはり圧倒的
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ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

3.9

是枝監督が描く『家族』、はやはり味わい深い。 静かに、だけど深く心に刻まれる作品。生まれてきた子どもにとって、何が一番良いんだろう。いや、何が一番良いとか答えを探すこと自体、何か違うのかも…
そんなこ
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.5

これぞ、、『映画』
もちろん、欠点がない訳ではないんだけども、、何か気持ちの良い涙が流れました。

レビューに色々言葉を重ねても、うまく伝えられそうもないので、、『とにかく映画館で見て!』とだけ書き記
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

3.8

ラストの伊藤沙莉のシーンに尽きる。『ちょっと思い出しただけ』という心の声が聞こえてくるよう。。

かつて長く付き合った彼女のことを、思い出してしまった。誰しも経験のある、甘く苦い思い出。それをやんわり
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国際市場で逢いましょう(2014年製作の映画)

4.0

韓国映画『国際市場で逢いましょう』(2014)
これは何というか、、、沁みます。フォレストガンプ的な空気もあり、『三丁目の夕日』的下町ワールドもあり。。韓国映画特有の『情の厚さ』もあり… 終盤の展開
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告発(1995年製作の映画)

4.0

思い出して投稿。。1995年『告発』マーク・ロッコ監督。アルカトラズ刑務所で行われていた過剰な虐待を告発し、同刑務所を閉鎖に追い込んだ実話を基にして製作された。法廷映画の最高傑作、の一つだと思う。とに>>続きを読む

女神の見えざる手(2016年製作の映画)

3.8

超ワーカホリックな敏腕女性ロビイストが、銃規制法案を後押しする仕事を引き受け、度重なる批判を浴びながらも画策していき…というストーリー。硬派の社会派サスペンス。
展開に付いていくのに苦労はす
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