murmurfyさんの映画レビュー・感想・評価

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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

メタファー、オマージュ、ゴジラの造形などなどに思いを馳せる手前で、
脚本と演出(ないしキャストの演技)が自分としては受け入れがたかった。

ジュラシックパークが始まったのかと錯覚する冒頭シーン。アンチ
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リップヴァンウィンクルの花嫁(2016年製作の映画)

2.9

怖いもの見たさでどんどん先が気になって見てしまった
その引き込みの強さは秀逸だけど、それ以外は実はそんなに残るものはなかったかも

多分主たる登場人物みんなにイラつきを覚えたからかもしれない

終わらない週末(2023年製作の映画)

3.3

久々に観たホラー?映画。
電車の中でみていたから、帰り道怖くなっちゃったよね。

スタイリッシュな映像表現のなかで、執拗に繰り返されるぎこちないズームイン、あれはなんだったんだろう

part分けも古
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バルド、偽りの記録と一握りの真実(2022年製作の映画)

3.3

自称イニャリトゥフリークでありつつ、遅ればせながら観た。

バルドを観て、
アモーレスペロスからビューティフルまでが一区切り、
バードマンからこのバルドまでがまた一区切りなのだろうと理解した。
ビュー
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くるりのえいが(2023年製作の映画)

3.5

高校生の頃、バンドをやっていた。

CDを出して全国を回っているバンド(ツアバンというやつだ)のオトナたちのライブなんかをみると、何とも言えない刺激みたいなものを勝手に受け取り、居ても立ってもいられな
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僕と頭の中の落書きたち(2020年製作の映画)

3.9

統合失調症の人から見える世界がこうなっているのかは正直わからない。けれども、「こうなのかもしれない」と思わせるものはあったし、こうなのだとしたら相当に緊張と息苦しさに包まれた世界を生きることになるんだ>>続きを読む

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

3.9

ノーウェイホームからあとのMCUの中で、一番の作品なんじゃないかしら
もはやヒーローモノやSFなどともくくれない、ジャンルレスなドキドキとほっこり感

こんだけめちゃくちゃな世界と登場人物を、首尾よく
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クレイマー、クレイマー(1979年製作の映画)

3.0

なんの前情報も無しに、ネトフリにおすすめされるままに観たら、70年台の映画ということで驚いた

(今から見ると)編集のつなぎの雑さ?というか文法の違いみたいなものはあるが、古さは感じさせない
一方で家
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.3

やっと見られて心スッキリ

お話自体がやや予定調和で、見ていてあまりドキドキできなかったかも。途中のオーグたちが、どうしても消化試合感があるんだよなあ。ウルトラマンもそんな感じだった。

一方でシンゴ
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エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)

3.0

もう一回最初から観て理解を深めたいが、その一歩が踏み出せずにいる

マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

3.0

ビフォアミッドナイトをちょうど観た後だったからか、似たようなものを感じた

会話の演技があんなふうにできるのはすごい。最もそれを現しているのは、途中の「言い過ぎる」(喧嘩が行きすぎる)シーン。ヒートア
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ビフォア・ミッドナイト(2013年製作の映画)

3.5

何回目かの鑑賞。

歳をとって下品さが増した2人。
終わらない口論。傍らで一緒に見てる0歳児も、ちょっと緊張した面持ちであった。

たしか1作目の列車の中で、妙齢の夫婦が喧嘩しているシーンがあった。
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ビフォア・サンセット(2004年製作の映画)

3.5

何回目かの鑑賞。

お互い前作の「あの日」の運命に全ベットして生きていきたいなか、一方でいい歳で向き合わざるを得ない現実もある。

その折り合いがつかない様を、再会から最後の歌のシーンまで、お互い見え
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ミスト(2007年製作の映画)

3.1

ストレンジャーシングスの恐怖の部分はここから来ていたのね感

ウォーキングデッドやらMCUで馴染みの演者が多数。よお、久しぶり〜って感じ。

丘の上の本屋さん(2021年製作の映画)

3.4

君は幸せになるために生まれてきたんだ

石造りの街並みが美しい。チヴィテッラ・デル・トロントという村とのこと

アントマン&ワスプ:クアントマニア(2023年製作の映画)

3.0

量子世界の生物の造形は深海魚感

もっとカーンが無双するのかなと期待していたのでやや肩透かしのような気持ちと、
自分はマーベルの映画やドラマにクロスオーバーというか集結を期待しているので、その点でやや
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ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

3.0


あんまり感情移入できるかできないかで映画をみたくないんだけど、最初から最後までなんだかシュリに寄り付けず、冷めた感じで最後まで進んでしまった

タロカン帝国で流れるcon la brisaが美しい曲
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.3

涙流しながら見た 心臓バクバク

しんどい時でも心臓バクバクのときでも、なんでもないやって顔で生きよう

機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島(2022年製作の映画)

3.5

登場人物みなに人間味を感じる良いお話だった

子どもたちの描写はまるでジブリのよう

重力下で敵軍と心を通わせて成長していくアムロの姿はバナージとも重なる ユニコーンの素地はこういうところにあったのか
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機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(2021年製作の映画)

3.4

キャラクター、声優の演技、ストーリー、いろんなものが逆襲のシャアを想起させながら、そこを超えていく、現代の劇場ガンダム

特にギギはララァ、クエスの面影を感じさせつつ、時折みせる不安定な一面含めキャラ
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ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)

3.3

ヤギがシンプルにツボ 天才の発明としか思えない
こういうキャラを発明し、かつ実際に採用できることまで含めて最高

全体を通してラブ&サンダーなんだけど、
最後の最後に文字通りラブ&サンダーとなるとこ
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.2

酷評の声もちらほら聞いていたので、その意味でドキドキしながらやっと観た。

傑作名作ではないも、良作。
ゴジラほどの新しさや緊張感はなかったかもしれないが、文句をつけるような作品ではない。

ウルトラ
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.3

美しい映画だった
アニメで空想の世界と繋がる我らジャパニーズには親しみやすい世界 途中ナウシカの秘密の地下室あったよね?

主人公のポールと、ストレンジャーシングスのナンシーの顔が被ってしまい、まあノ
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音楽(2019年製作の映画)

3.2

2001年宇宙の旅を初めて観た時もこんな気持ちだったかも?と一瞬頭をよぎった

ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます


スプラッター要素をちょい乗せした映像美ホラー映画だった

中盤のストレンジとアメリカの2人が連続でマルチバースを飛び越えるシーンのアイディアと映像表現が素晴らしかった ペンキはすげえわ

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

4.5

「全ての運命が集結する」
おっしゃる通り!!!!!!!!

集結ありがとう
落とさず拾ってくれてありがとう

序盤・中盤・終盤、隙のないストーリーで
キャストが躍動してました

ラストレター(2020年製作の映画)

4.1

思いもよらぬ過去や人々がいつのまにか交差し、それぞれに救いがもたらされる。

映画や小説ではありがちなプロットではあるけれど、だからこそ陳腐にならずに描ききれることが素晴らしい。

告白のシーンの森七
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ジョゼと虎と魚たち(2003年製作の映画)

3.7

大学生以来10年ぶりぐらいに観た
これ見て、くるりが好きになった

ボクたちはみんな大人になれなかった(2021年製作の映画)

3.5

原作が話題になっていた割に、Netflixの映画はそこまで話題になってる印象でもないなかで、遅ればせながら拝聴。

原作読んでなく、没入することもなくぼんやりとみていたが、なんか周りにシェアしてどうこ
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TENET テネット(2020年製作の映画)

5.0

やっべぇぞ
すーを差し上げます

ぐらい語彙崩壊中

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

3.5

退屈な映画なのかな〜と思いながら、不思議と観進めてしまった

最後はジェットコースターのように急転直下。女の人が暴れまわる様は呪怨のよう。ジャパニーズホラー。
今まであまりそんな風な感情を抱いたことは
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ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

3.5

ジョーカー、パラサイト、家族を想うとき、万引き家族と、昨今は格差や貧困をテーマにした作品が作品的にも商業的にも広くヒットしているが、個人的にはそれらに連なる1つのような印象を、初見のこのファイトクラブ>>続きを読む

グラスホッパー(2015年製作の映画)

2.9

ジャニーズ若手が出演していると映画に没入できない病に、自分がかかっていることを自覚した映画となった

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