murmurfyさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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ある天文学者の恋文(2016年製作の映画)

3.5

▼ジュゼッペ・トルナトーレ監督の作品を見たのは、これで5本目。どれも間違いなく素晴らしい作品だし、この監督と同じ時代に生きられて本当に幸せだと思う。

▼5本目にしてやっと分かった(つもりになっている
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天然コケッコー(2007年製作の映画)

3.8

▼作家・池澤夏樹が「終わりと始まり」という朝日新聞に連載しているコラムの中で、本作の原作マンガを称賛していたのを読んだのがきっかけで見た。


▼池澤夏樹が原作を称賛していたのは、「コミュニティーの中
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ゴッドファーザーPART II(1974年製作の映画)

3.7

前作がおもしろかったので続いて手にとった2作目。

▼こちらも前作以上に、どんどん、どんどん人が死ぬ。
そして、自分が命令して殺していってるのに、一人、また一人と死んでゆくにしたがって、マイケルは心理
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シコふんじゃった。(1991年製作の映画)

3.5

辛抱、我慢!辛抱、我慢!
辛抱、我慢!辛抱、我慢!


本木雅弘にクローズアップしたNHKの番組「プロフェッショナル 仕事の流儀」をたまたま拝見し、それ以来稀有な才能をもった唯一無二の存在だなとどうも
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ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

4.0

▼映画を見漁っていた大学生の頃、"見るべき古典的名作"的なノリで、ツタヤでPartⅢまでレンタルしてみたものの、途中で爆睡してまったく見られずに返却した思い出のある1作。
10年越しぐらいにリベンジし
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2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)

4.2

Zoomの背景何がいいかな〜と模索していたら、ふと「2001年宇宙の旅」の最後に出てきた、宇宙の果てみたいな真っ白い部屋を背景にしたら良んじゃねと思いついたことをきっかけに、久しぶりに見ようと思いたち>>続きを読む

坂道のアポロン(2017年製作の映画)

2.8

アニメ版は見たことあったけど実写版もあったんや〜ということで鑑賞。

ざっくりいうと、
・千太郎役/中川大志がイケてた
・小松菜奈かわいいas always
・薫役イケてない(たぶん声に魅力がない。声
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色即ぜねれいしょん(2008年製作の映画)

3.0

1個前にみた「天国の口、終わりの楽園」でもそうだったが、
10代の青春を共に過ごした男友だちは、やがて別々の道を行く(この映画ではまた集結した)。

「フリーセックス―!」と誰かが大声で叫ぶ度に大笑い
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天国の口、終りの楽園。(2001年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

▼前々から観たいと思っていたが、そのこと自体をすっかり忘れていて、久しぶりに行ったレンタルビデオ屋でそれをふと思い出して借りて観た。

▼感想を一言で言えば、性欲を持て余した大学入学前の青年2人が、「
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海の上のピアニスト(1998年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

ニューシネマパラダイスでジュゼッペ・トルナトーレ監督を知り、大学の頃に何本か観ていて、思い入れもあってiTunesで買ってあったのを久しぶりに観た。

印象的なセリフやシーンはたくさんあるけど、やっぱ
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海街diary(2015年製作の映画)

3.5

先週、鎌倉に行ってきたので、その余韻を楽しもうと思い、劇場公開直後ぐらいに観て以来、2度目の鑑賞。

あまり1回目の印象がなくて、残っていたのはひたすら長澤まさみ可愛いということ。もちろん今回もその気
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ジョーカー(2019年製作の映画)

3.2

ジョーカーの側から見ると、トーマス・ウェインはこんな風なクソ野郎に見えるんだという新しい発見。
私はダークナイト中心に見てきたから、トーマス・ウェインは弱きに寄り添おうとして命を落とした悲劇の被害者と
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モーターサイクル・ダイアリーズ(2004年製作の映画)

4.7

久々に見たくなって、オンデマンドになかったのでDVDを購入。
大学時代に映画をたくさん観たが、映画というものや、旅に魅了される大きなきっかけをくれた作品である。これを観て、「私も学生のうちに長い旅に出
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スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

2.2

このレビューはネタバレを含みます

新三部作も全て見てきたけど、ちょっと雑な感じが否めなかった。
そもそも、見る前の時点で、宣伝で「終わる!」というのがひたすら強調されてきたこともあって、「これで終わる」「どう終わるのか・終わらせるのか
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アースクエイクバード(2019年製作の映画)

2.9

全編を通して、どうしてもテイジ役の小林直己が受け入れられず、あんまり気持ちを入れて観られなかった。
普段(の彼の活動は全く知らないが)、イケイケグループでイケイケやってる人が仄暗い映画に出ている、その
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家族を想うとき(2019年製作の映画)

3.6

▼良い方向に進みたいと思っている家族の、コミュニケーションがどんどん困難になってしまう。関わっても関わっても、どうしてか悪い方向にしかいかない。こういうことって、実は家族に限らず人間関係でよくあるよな>>続きを読む

歩いても 歩いても(2007年製作の映画)

3.3

誰かの家を覗き見しているような映画。そのため、ともすると最後には何も残らないような、それぐらい平凡でありきたりな「帰省」を描いているけど、狙ったにせよ狙いすぎてないにせよ、こんな自然に作れるのだから、>>続きを読む

奇跡(2011年製作の映画)

3.5

自分が親になったとき、あるいはおじいちゃんになったとき、こんなふうにヤングメンたちが冒険するのを、背中を押せる人間にであるか、あるいはやめとけやめとけと理由も聞かずに止める人間になのか、すごく考え込ん>>続きを読む

愛なき森で叫べ(2019年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

見たものの、まだはっきり言って感想はまとまってない。多分、もう1回見る。

他のレビューで「セルフオマージュ」という言葉が使われていて、あーなるほどと思った。
これまで園子温の映画作品に度々出てくる、
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バクマン。(2015年製作の映画)

3.4

現実を越えていくかんじ、いいね~~~
何度もみかえして「学びたい」と、ガラにもないこと思っちゃう映画でしたてへ

海がきこえる(1993年製作の映画)

4.0

久々に見たくなって鑑賞。

最近、初めて旧ドラマ版「東京ラブストーリー」をみたんだけど、
それを経て「あぁ、『海が聞こえる』ってアニメ版東京ラブストーリーだな」って思った。東京と四国がクロスし、気は強
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ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(2016年製作の映画)

3.2

最初はわけわかんねー(かつ覚えづらい)名前ばっか出てきて、これは前評判いかに...と暗雲立ち込めておりましたが、ラダス提督がハイパースペースで来たところからテンションブチ上がり!笑

ただ、その後はス
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白鯨との闘い(2015年製作の映画)

2.9

海に棲まう未知の巨大生物との戦い...jaws的なプロットって欧米人にこうやって染み付いてるものなんですね