このレビューはネタバレを含みます
音が良い
冒頭の幻覚も美しい
かなりの長さだけど全く退屈しなかった
ただそれだけで
ただそれだけとしか今は受け止められない
中心がぽっかり空いた伽藍堂の映画
風立ちぬと重ねて観てしまうがそれほどのワ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
神話的なつくりはなりをひそめ、全体としては話がバラけた印象に(前作であんだけ出し渋ったサンドワーム乗りがあんなにあっさり出て来るんだから、肩透かしも良いところ!)
視点はチャニやガーニィに固定して、ポ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
贅沢な映画
ジェイソン・モモアとジョシュ・ブローリン、オスカー・アイザックを一作で使い潰すとは思わなかった。
チャン・チェンをあんな風に使うのは本当に勿体無い。
モモアのスタイルの良さが好い。
アト>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
疑いのない状態から解消されない疑問を掬い出す
弁護士に疑いを抱き、証人に疑いを抱き、検事に疑いを抱き、自らの経験から疑いを抱き、自分自身に疑いを抱く
暑く狭く不快で隔絶された空間
社会的立場や資本、体>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
2時間49分。決して短くはないけど、決して冗長でもない、すっぽりと納まった時間。老いた映画。
ノスタルジアの片鱗があるが、登場人物の誰1人として自分の年齢や過ぎた時間自体には蟠りが無さそうで爽やかだ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
意外と物語映画にナレーションを持ち込むのは難しいのかもしれない。
邦画(例えば『南極料理人』)ではすんなり観れたが、外国製の映画でひたすら字幕で読むと混乱して飽きてしまうかもしれない。実話ベースの小説>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
愛情とは髪を梳かすことだ、と何かで読んだことを思い出す。
字幕だとアイルランド語と英語の切り替えが判りづらかった
大家族や学校で浮き気味なコットと従伯母夫婦の愛情溢れる交流は温かな心持ちになる(が、多>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
ウェスアンダーソンは特に言語による細かな描写を重ねていくことが好きなタイプだと思っていたが、考え違いをしていた。
むしろ非言語的感情を強調させるために、台詞を言語を(これまたウェスアンダーソン特有の)>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
序盤の白黒 ロンドンでは何かが侵されているように居心地が悪かった。光のコントラストの加減か、眩しくてみるに耐えなかった。何故かこちらの身体まで毀損されているように感じた。私にとって、あの座席は安全地帯>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
4Kレストア版の前に一度。
ラストの、土埃塗れの顔の美しさ(そしてそれを美しいとだけしか感じ取れない自分の浅ましさ!)
アメリカンニューシネマを継いだ-不条理と諦念とほんの少しの爽快感がある-終わり>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
アキ・カウリスマキの作品は『枯れ葉』が初めてだったが、その次に見るものとしてぴったりだった。大まかな話の流れや枠が同じなのに受ける印象は大きく異なるので。
アールネは中絶費用や「小遣い」を渡そうとする>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
子連れ狼三途の川の乳母車に出てくる公議護送人鉄の爪三兄弟そっくりのワンポイント助っ人が出てくる
三つ編み(剃り上げてないけど弁髪)のジャッキーはめづらしいかも
季節が主に冬なのも目新しい
このレビューはネタバレを含みます
生活の目線
不自由な暮らしの中で自分の機嫌を取ることは、最低限の尊厳を保つことだと思う
年末に観るのに良い作品だった
竹田の子守唄とジムジャームッシュが意外だった......
このレビューはネタバレを含みます
音楽がとても良い
尺が長かったが、冒頭30分が最高でその勢いのまま観れた
理想郷としてのセルビア(旧ユーゴor大セルビア?)は吃音や障害などが消えたように描かれていて、エイブリズムを感じる
実際の映像>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
生活の中での些細な諍いもありふれた家庭の事情もそのアイレベルでは大問題だし、フッと押されるように引かれるように人生は転がって行く。
孝子をフィルターとして作中の家族(特に女性は)は重なっている。赤子の>>続きを読む
2人を繋ぎ留めたものが-おそらくは愛情が-あるとすれば、それは制度ではなく家でもなく、生活の、行為の中にある(それで制度やハコの価値や呪縛が無となるわけではないが)
お茶漬け自体ではなく、炊事と食事の>>続きを読む
泥棒撃退用怪獣がキュート
わかりやすい回想シーンがある映画を久しぶりに観た
デフランコの笑った鼻、見たことあると思ったらLaw&Orderの刑事さんだった
このレビューはネタバレを含みます
長い
こうなったらもうC.H.世界線のA.H.が良かったな......シティハンターもキャッツアイもファルコン&美樹も野上冴子も全員50代で顔だけ若くて白髪混じりの。敵役は老け顔の黒髪で。
真っ直ぐ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
俺はナウシカの猛々しさに憧れているので、もっと派手に燃やしちまえばいいと思う。戦争と天皇への言及という読み方をどうしてもしちゃうけど、だとすると曖昧すぎる。黒澤明以来の「天皇」としても自分に甘すぎる。>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
全体的に冗長かつバラけていて、特にシニスターシックス(なのかな?ミステリオとヴェノムも入れて)の消え方が雑。グリーンゴブリンの、かもしれない。ウィレム・デフォーが凄まじかったのに......
スパイダ>>続きを読む