かもしかさんの映画レビュー・感想・評価

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X エックス(2022年製作の映画)

3.0

A24のホラー映画ということで期待して
見始めるけど、LAMBやMENを見た時は、独特の世界観に面白さを感じれなくて、なんか思ったより‥って、結局期待しすぎなところがあって、そして今回もやっぱりそうだ
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アリータ:バトル・エンジェル(2018年製作の映画)

2.5

うーん、シンプルに世界観を受け入れられず、面白くなかった。

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.0

うん、やっぱり音が大きい映画はちょっと苦手。ただ実際に目にすることのないゴジラと戦い、それを演じた役者の方々はすごいなと思う。

悪は存在しない(2023年製作の映画)

3.8

有名な役者が出ておらず、だからこそ日常を映し取ったような感覚がありながら、これだけ魅せられるのは凄い。あっという間の2時間だった。

戦争やコロナを経て、物価があがり更に円安になって、暮らしが前よりも
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HK 変態仮面(2013年製作の映画)

2.8

ストーリーよりも体を張った役者を
賞賛したい。

星の旅人たち(2010年製作の映画)

3.8


とてもいい映画だった。
巡礼の道を歩みたくなった。
きっとまた見たくなる、
人との出会いと土地の空気を求めて。

ある男(2022年製作の映画)

3.3

戸籍を交換したことが死後になって
発覚した男と、その身元を調査する
在日の弁護士。交換した相手の男。
そして3人の男の周りにいる家族。
それぞれの男が抱える事情から
見えてくる男たちの葛藤と現代社会。
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ブライアン・ウィルソン/約束の旅路(2021年製作の映画)

3.0

車でドライブをしながらのインタビュー映像がメインで、その雰囲気がYouTubeみたいにカジュアルで、パソコンでのんびりと見るのにとても良かった。ブライアンウィルソンはとてもピュアな人だ。それが口調や佇>>続きを読む

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.2

観に行ったほうがいいかと訊かれると、クリストファーノーランの映画をずっと追ってるのでなければ、僕はおすすめしないかもしれない。オッペンハイマーの伝記を読んだことがあるわけではないから想像でしかないけれ>>続きを読む

ロブスター(2015年製作の映画)

3.0

映像としてというわけではなく、
結婚やカップルになることへの捉え方として、気色悪さがずっと静かにある映画だった。ただ、極端に映るこの発想って、
未婚でいる人に周りが結婚を迫る状況にも
似ている気がする
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川っぺりムコリッタ(2021年製作の映画)

3.3

お金を持っていなくても、
過去にどんな秘密があったとしても、
こういう人たちといっしょにいる時間は、
心が温かい気持ちで満たされそうと、
ちょっぴり羨ましく思いながら見た。

何故だろう?
素晴らしい
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

3.5

とにかく映像や演出が魅力的な映画だった。

半魚人の青く発光する皮膚の感じや、
鰭や瞼の動きと、細かいところまで
作り上げられていながらも、唇には人間
らしさが残っていて、生身の人間が
装って演じた感
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MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

3.0

一体何を見せられたのだろう。
単に同じ顔の男しかいない村で、
傷心してる女が襲われるだけではない
気がする。
男が女に求める愛の形、
もしくは彼女の潜在意識にある、
彼女を苦しめていた彼からの愛の形
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ダンケルク(2017年製作の映画)

3.3

ダンケルクからの撤退を描いた作品。
陸海空での必死の戦いのみが描かれ、
それ以外の人間模様や撤退までの前後も、
潔いほどなかった。

多くの者を撤退させたとはいえ、
敗退に変わりはない。

新しい力が
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

3.5

マンガではもちろん聞こえない音楽が
聴ける喜び、そしてその音楽がまさに
漫画で描かれていた音のように感じる
驚き。漫画と同じストーリーだからこそ
ライブに行ったような感覚になれた。

ボーはおそれている(2023年製作の映画)

3.3

正直、よくわからなかった。

力で子を抑えつけようとする母親の
影響で精神的病を患った男。
周りで起きてることを勝手に悪く捉え、
恐怖に怯え生活する日々。
そのトラウマと向き合い克服に向かえば
心地い
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ボーンズ アンド オール(2022年製作の映画)

3.0

何の前情報もなく、ティモシーシャレメが
出てるから見てみようと思ったが、
序盤から衝撃的であった。
おもしろかったかと問われると、
ちょっと答えに窮してしまうが、
ホラーと生きづらさを抱えて生きる
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女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

3.3

女王の右腕として使える女性と、
召使からその女性のポジションを狙う
腹黒い女性の物語と書くと、
ま新しくもないストーリーのようでは
あるが、それを全く飽きさせることなく
見せてくれる映画であった。

ストップ・メイキング・センス 4Kレストア(1984年製作の映画)

3.7

時間帯が合わずimaxは断念したけど、
それでも十分に興奮できる幸せな時間
だった。デヴィッドバーンの表情や
動きから感じてしまう危うさが、妙に
クールでカッコいい。

何もないステージにラジカセとギ
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.8

衝撃の連続だった。
醜く不快で、ちょっと狂っていながらも美しい、
その映像と音楽にのめりこんでしまう時間だった。

洋服、船、街、建物、馬車、
映像の中にあるものすべてに独自のエッセンスが加わっていて
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TAR/ター(2022年製作の映画)

3.3

ケイトブランシェットの演技が
すばらしかった。

音楽のことばかりを考え、
神経質で自信家で、才能も備えたTARが
実在してるかのようだった。

欲望の翼 4Kレストア版(1990年製作の映画)

3.9

惚れ惚れするほど美しい映画だった。
好きだな、この雰囲気。

男と女の間で交わされる広東語の響きが
まず心地いい。恋してる時は情熱的に、
恋が叶うと冷めた態度を取る男と、
恋をしてる時は冷めたフリをし
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人生は小説よりも奇なり(2014年製作の映画)

3.5

なんだかいい映画だった。

人は生きて死ぬ。
生きてる間に楽しい思い出もあれば、
腹の立つこともある。
うまくいかないことは山ほど。
ただ、その人が死んだ後にその面影が、
それぞれの心の中に残っている
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AIR/エア(2023年製作の映画)

3.0

エアージョーダンが生まれるまでの
ストーリー。

NIKEがコンバースやadidasよりも、
バスケットボール界において、
ブランドとして軽視されていたというのが驚きだった。そしてジョーダンを起用に導
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渇水(2023年製作の映画)

2.5

なんかスッキリ来なかったら。

主人公の男にどんな過去があって、
家族と一緒にいても、一人でご飯を食べ、
一人で起き、ひまわりに水をあげる
ような生活がしっくり来るようになったのか、その経緯を描いて欲
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夢売るふたり(2012年製作の映画)

3.0

火事にさえならなければ、二人は普通の
幸せを生きれたかもしれない。

男は素朴で飾りがなく、
どんな女性にも自然で優しい。
女は男の魅力を知ってて、
お金を集めるため利用する。
嫉妬もする。
男は女に
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.5

価値観が一致して一緒になって、
価値観が違ってすれ違う。
サブカルがいっぱい詰まった、
男と女の関係を描いた映画。
ただ胸が苦しくなった。

キャロル・キング ホーム・アゲイン ライブ・イン・セントラルパーク(2023年製作の映画)

3.6

あっという間のコンサート映像、濃密で心打たれる時間だった。今までは流して聞くだけだったけど、字幕の歌詞を読むと、当時の暮らしや考え方、生活感が伝わってきて、歌詞をちゃんと読んで聴きたくなった。人に恋を>>続きを読む

愛がなんだ(2018年製作の映画)

2.5

原作者がいて、それを映画にしようとした
人が居て、それを演じた人が居ることを思うと、共感はできなくても、男女の関係の一つの型として、こういう依存の形も存在していいとは思う。そしてそれを形にすることは、
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ダンサー イン Paris(2022年製作の映画)

4.1

めちゃくちゃ感動した。宙に浮いてるような可憐な美しさを持つバレエと、大地や生命の躍動を感じさせるコンテンポラリーダンス。その踊りの美しさと、彼女たちの生きる姿勢の美しさに涙が出た。
映画館でまた観たい
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宇宙人のあいつ(2023年製作の映画)

3.0

笑いあり、家族愛あり、多様性ありの
ホームコメディ。
面白い人たちと暮らしてるだけで、
もう幸せだよね。

殺人者の記憶法(2017年製作の映画)

3.2

観せるのが上手い!!

現実と思い込みが錯綜して、
何が真実なのか結局のところ
手放してる感がすごくあったけど、
それでも緊張感を持たせたまま
観ることができた。
内容はさておき、面白かった。

秘密の森の、その向こう(2021年製作の映画)

3.0

大人のくせに、親なのに。
子供の頃、親の気持ちなんてわからなかった。言葉に苛立ち、ぶつかり、
出て行くことが解決な気がしていた。
もしも同じ年の親に会ったなら、
そのときの態度は変わっていただろうか。
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メメント(2000年製作の映画)

3.3

記憶がなくなってしまう男の復讐劇。

複雑な構成によって物語をスタイリッシュに仕上げてある印象だった。

フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

3.3

映画を撮る楽しみ、見てもらう喜び。
親の離婚、ユダヤ人へのいじめ。
芸術肌の母、理論的な父、
父から母を奪った父の親友。
思い通りになんていかない、
それでも心のままに生きる。
その原体験が監督を育て
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