かまぼこ権八郎さんの映画レビュー・感想・評価

かまぼこ権八郎

かまぼこ権八郎

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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

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3.11を直接題材にして、さらにメインターゲットに被災者を見据え、エンタメ大作としても成立させよう、という非常にチャレンジングな作品。

なので、求めている人の場所にちゃんと届けば、それで良いのだと思
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君の名は。(2016年製作の映画)

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監督のこれまでのキャリアの総括。
より多くの人に届けるために作られたベストアルバム的作品に感じた。

少なからず「失われてしまった景色」に対する描写や言及があるのは3.11の影響ありきなのかも気になる
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言の葉の庭(2013年製作の映画)

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背景が綺麗とかの次元ではなく、もう景色が主役のような作品。

それってどうなの?という向きもあるかとは思いますが、今のところ新海誠監督作品の中で1番これが好きです。尖ってます。

実写とも絵画とも写真
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チワワちゃん(2018年製作の映画)

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添加物、着色料、化学調味料どっさり。

「原作を蹂躙してる」って、きっとこういうことなのかと。

カメラマンのオジサンの説教が1番吐き気を催した。
けれど、もしかしたらあれは監督自身に向けた言葉だった
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テルマ&ルイーズ(1991年製作の映画)

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クソ男と社会が傷ついたテルマとルイーズを追い詰めていく。

起きている事は悲惨でやり切れないはずなのに、結末に突き進んでいく2人を観ていると底抜けにカッコいいと思ってしまう。

とんかつDJアゲ太郎(2020年製作の映画)

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原作が持っていたクラブカルチャーへの入門書としての面やリスペクトよりも、キャラやコメディの要素を優先的に抽出した作品。

ファンとしてはこの映画をきっかけに原作を読んだ人が少しでもいたならもうそれで良
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映画 オッドタクシー イン・ザ・ウッズ(2022年製作の映画)

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答え合わせのための映画。


馬場のズーデンのIDがなんでditch-11と一緒なのか、どうしてもわからない。

漁港の肉子ちゃん(2021年製作の映画)

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石巻市がモデル、というか誕生のきっかけ。

それを踏まえてのジオラマの使い方の変更や、病室から見る雪のシーン、秘密の場所のくだりに監督のこだわりを感じた。

サッサンの奥さんの写真のデザイン、実在した
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ワンダーウォール 劇場版(2019年製作の映画)

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渡辺あやさん脚本。

放送中の連ドラ「エルピス」や過去作「今ここにある危機とぼくの好感度について」の兄妹のような作品。


現在進行中の問題を取り扱ったフィクションであるため作中では何も解決しない。 
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アイスと雨音(2017年製作の映画)

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監督の「オレは悔しいんだ」という気持ちは伝わった。

物語ではなく、役者の演技とかテンションとか、その時の空気感を画面越しに堪能するための作品なのかもしれない。

グッドバイ、バッドマガジンズ(2022年製作の映画)

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40年近く生きて来て、初めて映画館で声を出して笑いました。

上映期間が短いのですが、無理してでも観に行って良かったです。1日の締めくくりとしても最高でした。

迷っている人は他の映画を犠牲にしてでも
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DEATH DAYS(2021年製作の映画)

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劇中歌、好きです。
朝起きた時とかに口ずさみそうです。

長久監督はモノローグで心情を語らせ過ぎな感じがします。
3作目までくると、それも含めて作風という受け取り方をするべきなのかもしれません。

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ウィーアーリトルゾンビーズ(2019年製作の映画)

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「そうして私たちはプールに金魚を、」の長久監督作品。

上記の作品では事件を起こした中学生達に監督の意識が向けられてように見えて、実際は監督自身の哲学や画作りの方が強く出ている様に感じ、「表面的な理解
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そうして私たちはプールに金魚を、(2016年製作の映画)

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こういう作品を目にするたびに中学生の頃の自分は「お前に何がわかるんだ」と、大人に対する不信感を募らせていたのですが、今は違うんでしょうか。

もし現役の中学生女子たちがこの世界観に響くものを感じている
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