まさんの映画レビュー・感想・評価

ま

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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.2

役所広司が少しでも話し笑うとやたらと嬉しくなる映画

ヴェンダース監督が実際に平山の部屋で過ごした際に竹ぼうきで道を掃く音で目を覚ましたから、平山は毎朝竹ぼうきの音で目を覚ますという裏話、最高

市子(2023年製作の映画)

4.2

原作舞台を観劇後にぐるぐると考えていた日々がまた戻ってきたような。暑い夏の団地の情景がどうしようもなかった状況を色濃くしていて、映画版でより見えたものもありました。良かった。

ボイリング・ポイント/沸騰(2021年製作の映画)

4.0

一年で一番忙しい時期の高級レストランを舞台に、限界な人々が繰り広げる限界劇。長回しワンショットの演出がとても合う。

あまりの緊張感とストレスに見終わったあとヨガと瞑想をしたレベル。

アフター・ヤン(2021年製作の映画)

4.1

Sundanceで鑑賞。
人間と見た目の区別がつかないAI、テクノサピエンスであるYangを養子の娘Mikaのシッターとして購入し、家族の一員となるも故障する。直そうとする中でAIと家族・他者との関係
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

5.0

前回FFHをジェイクが出ているというだけの理由で5億点つけていたのでこれ以外のスコアがつけられない。
スパイダーマンが一番好きで思い入れのあるヒーローでよかった。

クーリエ:最高機密の運び屋(2020年製作の映画)

4.2

冷戦時代、ソ連の内通者とベネディクト演じるイギリスの協力者がクーリエとして核兵器情報を西に流し、キューバ危機での開戦を未然に防ぐという実話。歴史の裏に隠れる2人の築いた関係性や家族との関わりが丁寧に描>>続きを読む

ブックセラーズ(2019年製作の映画)

3.7

NYの古書ビジネス、古書店員の今を写すドキュメンタリー。前半だけでも良かったかも。

ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

4.5

2020年滑り込みで観られてこれにて映画納め🌞
公開延期かつ配信のみになってしまったけど、今公開されることでテーマがより活きて意味を増したと思う。
22番の偉人ジョークに笑う。

MOTHER マザー(2020年製作の映画)

3.9

鑑賞後、題材の事件と少年を取材した『誰もボクを観ていない』を読んだ。証言から分かる現実は作られた映像よりよっぽど地獄だったけど、母と子の狭い世界での歪な関係性が演技も相まってよく見えた。

本の感想に
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どん底作家の人生に幸あれ!(2019年製作の映画)

3.9

ディケンズ原作未読でDavid Copperfieldに対するイメージもないからか、Dev Patelガチ勢だからか、Color-blind castingで彼を起用したことが成功にしか思えなかった。>>続きを読む

僕と頭の中の落書きたち(2020年製作の映画)

3.8

8月末、アメリカで一部映画館が再開して初めにみたのがこれ。ただただ映画館で新作が観られることが嬉しかった。

主人公アダムの統合失調症の深刻さはしっかり描きつつも、幻覚で現れるキャラを通して症状を描く
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アイスと雨音(2017年製作の映画)

4.1

オンライン映画祭We are Oneから。
構成が巧みで面白い…MOROHAの存在感よ…

劇中劇は実際に中止になった舞台の内容で、中止になった悔しさを残すため物凄い短期間で映像化したという背景を聞く
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ヘイト・ユー・ギブ(2018年製作の映画)

-

高校生視点で語られるのでかなりわかりやすく見やすい。
悲劇的な事件に流行のように乗っかって消費して、少ししたらすぐ忘れることの気持ち悪さ、違和感がずっとある。そういう側面も主人公視点で理解しやすく描か
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私はあなたのニグロではない(2016年製作の映画)

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“History is not the past. It is the present. We carry our history with us. We are our history. “

マイ・ストーリー(2020年製作の映画)

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ミシェル・オバマの回想録“Becoming”を途中のまま積んどいたのを後悔した!多くの米国民、他国の人たちにさえ支持される理由がよくわかる。
ブックツアー中の夫婦漫才も必見。

ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 -(2019年製作の映画)

3.8

背景きれいすぎる。カット数が多いのに一場面ごとの画がとにかくきれいだしタイムラプス風の演出とかもよかった。
外伝とは言えストーリーではテレビ版からのヴァイオレットの成長をかんじられて👏
公開延期中の劇
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ビューティフル・ボーイ(2018年製作の映画)

3.7

薬物依存が問題でなくそこに至るまでの根本原因をどうにかしないといつまでも抜け出せないというのがよくわかる。脱依存したかと思ったらまた手を出してしまうの繰り返しでこの尺。つらい。

スティーブ・カレルが
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mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

4.2

いやいやいやこんな完璧なエンディングある?

音楽、アス比、色合いを当時に寄せてる雰囲気映画かと思いきや、主人公以外のキャラクターも丁寧に描かれてて、その役を生きてるような少年たちがすごくよかった。

37セカンズ(2019年製作の映画)

3.9

前半かなり引き込まれたが故に後半の大冒険で置いていかれてしまった…映像的には綺麗だったけども。
SAYAKA先生に面と向かって対峙する場面も観たかった。先生、絶妙に腹の立つ良いキャラ。

きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

4.0

そこらへんの道行く人を観察してるよりも作中3人の演技を見てる方がよっぽど「自然体」を感じる。染谷くんの目の演技とかもはやこわい。

数を数えるくだりの心境と行動の変化が良い…

レ・ミゼラブル(2019年製作の映画)

3.9

監督の実体験を監督の実の息子が演じていて、ドキュメンタリーに近いリアリティがある。ライオンを盗む展開が急に突拍子ないな…と思ったらそれも実際に起こったことだった笑

NTLive『フリーバッグ』(2019年製作の映画)

4.0

ドラマ版からこの作品とフィービーとその他の登場人物の大ファンだから、そのベースになるフィービーの一人芝居が見られるだけで嬉しいし、同様のエピソードがドラマとは違う表現で語られるのも面白かった。ドラマ未>>続きを読む

タイラー・レイク -命の奪還-(2020年製作の映画)

3.7

Netflix Partyで鑑賞してホッパー登場シーンでは「署長〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!」って湧いて楽しかった。

前評判通り長回しアクションがすごいの一言に尽きる。

2分の1の魔法(2020年製作の映画)

3.8

トムホとクリプラと聞いて🏃🏃🏃🏃🏃🏃🏃🏃🏃🏃🏃🏃🚶🚶🚶🚶🚶🏃

親子愛・兄弟愛の伝わり方はすごくよかったのだけど、リメンバー・ミーとかと比べて世界観とテーマが弱くて、主人公たちがエルフの設定もどこに活
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ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020年製作の映画)

3.7

結局のところナチュラルにかわいいマーゴット・ロビーが見たいんだよ

コンテイジョン(2011年製作の映画)

3.8

致死率20%のウィルスが香港から拡散されるパンデミック映画。
話題通りのとリアリティさと、感染者とその家族、WHO、CDC、医学者、それぞれの立場に人間味があって感情移入しやすい。
笑えてくるほどキャ
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.0

自分は映画を観て不快な気持ちになるだけで終わりたくはないんだとよくわかりました

ハニーボーイ(2019年製作の映画)

4.0

シャイア・ラブーフの半自伝的映画、だけど彼が演じるのは父親役。子役として一家の生計を立てていて父親に八つ当たりをされる幼少期と、それをリハビリ施設で思い出す青年期。

映画の中で父親になりきる事で彼の
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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.3

キャスト、衣装、風景、どこを切り取っても美しかった。姉妹たちの会話は特に監督の力が入っているところで重なり合うように話しているのも計算されているそう。そこがまた姉妹の仲の良さ、会話の自然さを引き立てる>>続きを読む

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