mykrさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ヒトラーの忘れもの(2015年製作の映画)

3.8

東京国際映画祭2015にて鑑賞。
TIFF上映時の邦題タイトルは『地雷と少年兵』。

とにかく辛くて、苦しかった。
教官と少年兵、どちらの立場も辛い。

戦争モノはやはり辛くなってしまうので
あんまり
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東京物語(1953年製作の映画)

4.7

私にとって初の小津作品。
60年経った今観ても、すんなり受け入れられる心地の良い映画でした。

最後の熱海の堤防の二人のシーンは本当に感動しました。忘れられない名シーン。
原節子の健気さと美しさったら
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図鑑に載ってない虫(2007年製作の映画)

4.5

三木聡映画で『転々』と争うくらい
大好きな作品。

なんといっても
松尾スズキ演じるエンドーが
とにかく大好き!

内容とかより
登場人物のキャラクターや
小ネタを楽しむ見方が
正しい三木聡作品の見方
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亀は意外と速く泳ぐ(2005年製作の映画)

4.3

三木聡作品常連の岩松了とふせえりが、この作品ではスパイ夫婦ですが、三木聡作品におけるこの二人がほんと大好き。

おとぼけ天然な役の上野樹里も可愛いですが、蒼井優が上野樹里を食いばりの狂いぶり。最高です
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時をかける少女(2006年製作の映画)

4.3

初めて観た、細田守監督の作品。
当時観て、まだ大学生だったわたしは胸の奥をギュッとつかまれるくらい切なくて涙したのを覚えています。

先日のテレビ放送で何年ぶりかに久しぶりに観ましたが、やっぱり素晴ら
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おおかみこどもの雨と雪(2012年製作の映画)

3.7

母は強し。
でも子供があんだけ散らかしたり
言うこと聞かないのに
まったく怒らないのは
どうかと思ったりもしたけど。笑

現実離れしたファンタジーでしたが
おおかみ人間の話ならでは
うまくまとまってる
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ローリング(2015年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

川瀬陽太のクズっぷり、ダメ人間っぷりには途中イラっときたけど、あそこまで生粋のクズを演じ切られると、もはや最高しかないと思います。

柳英里紗は存じてたけど、初めてお芝居を見た。
流されやすいダメ人間
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人のセックスを笑うな(2007年製作の映画)

5.0

今までもう何十回と見たか
わからないくらい大好きな映画。

ストーリーが特別おもしろいわけではないので
見る人を選ぶ作品だと思う。
長回しでだれるといえばだれるけど
俳優陣のお芝居がみんな自然体で上手
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気狂いピエロ(1965年製作の映画)

3.8

アンナ・カリーナがとにかく可愛い。
ジャン=ポール・ベルモンドがかっこいい。
ファッションとか小物とか色使いとかお洒落だし憧れる。
イカれてるけど、やっぱりゴダールが好き。

悲しみよこんにちは(1957年製作の映画)

3.8

セシルカットの
ジーン・セバーグがとにかく可愛くて
リゾート地ならではのラフなファッションや
ワンピース水着にあこがれます。

女は女である(1961年製作の映画)

4.8

ゴダールの中でもダントツに、
というか好きな映画の中でも上位に入る大好きな映画。

アンナ・カリーナが本当に可愛いくて
アンナ・カリーナになりたいと思うくらい
アンナ・カリーナの魅力で溢れてる84分。
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隣の女(1981年製作の映画)

3.9

明確な年月日は忘れちゃったけど、今池シネマテークのトリュフォー特集で鑑賞。
男と女のドロドロ感、泥沼にハマっていく様…演出や見せ方にオーディエンスである私もどんどんハマっていく。
他の方も書いてるよう
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逃げ去る恋(1978年製作の映画)

4.2

大好きなトリュフォー。
大好きなドワネルシリーズ。
その中でも『家庭』の次に好きな作品。
邦題がとても好き。

家庭(1970年製作の映画)

4.0

大好きなトリュフォー。
大好きなドワネルシリーズの中でも一番好きな作品。
振り回されるドワネルがおかしくて愛おしい。

終電車(1980年製作の映画)

3.9

まず『終電車』というタイトルが個人的にはとても好き。
カトリーヌ・ドヌーブが綺麗。

地下鉄のザジ(1960年製作の映画)

4.3

フランス映画っぽいお洒落さもあって
笑えるけど内容は特になくて
トムとジェリーみたいな映画。
ドタバタコメディとはまさにこのこと。
最後の方なんてガチャガチャしすぎて意味不明です。笑

なのに、なぜか
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ニーチェの馬(2011年製作の映画)

3.5

毎日の食事が茹でたじゃがいも一個のみというのも衝撃だけど、またじゃがいもだけなのかと思いながら見ていたら、そこが重要だったんだと最後の方で気づいた。
長回しとセリフの少なさに幾度と眠気に襲われたけど、
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イーダ(2013年製作の映画)

3.5

モノクロの映像が美しくて、静かで、心地良い映画だった。

やさしい女(1969年製作の映画)

3.5

当時17歳のドミニク・サンダの美貌と大人っぽさに釘付け。
美しすぎる、とはまさにこういう人のことを言うのだなと思う。

人生経験あまちゃんなわたしには、この作品のすべてを理解しきることはまだまだできな
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