終盤にある弟との会話がこの映画の一番のメッセージかな。
それと、感情の描き方は本当にリアルと言っても過言ではない。
思春期特有の危うさ、人間関係の生々しい描写を上手く表現した役者と監督が凄い。
ロマンスだけではなくドラマ要素もいい具合にあり絶妙なバランス。求めていた終わり方なのは嬉しかった。
とても楽しい映画になっている。ジム・キャリーは相変わらず素晴らしく、ソニックは物凄く可愛いキャラクターで。
光と影の使い方が絶妙。ラストショットの木漏れ日の演出が素晴らしい。
脚本と撮影監督も熟す監督の才能が凄まじい。
前作より面白かった。華やかで美しいアニメーションだけでも観てよかったと思える。
ただ流行っているから。ポップミュージックも自殺も。グロさがあり、人を選ぶけどとても強烈なメッセージを放っている。