MYTNさんの映画レビュー・感想・評価

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オットーという男(2022年製作の映画)

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「幸せなひとりぼっち」のリメイク。
トヨタセリカがミスマッチなのと、音楽でなんとなく感動させようという手法はいただけない。

AIR/エア(2023年製作の映画)

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執念が生んだ一発逆転とはこういうこと。
NIKEがスニーカー界のブザービーターとなった話。

グランツーリスモ(2023年製作の映画)

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サーキットよろしく編集もスピード感たっぷりに繋がれていくので、所々情感がないドラマシーンが悪目立ちするが、メタ視点やCGでゲーム感を出してたり隙あらば日本企業アピールしてたりと、グランツーリスモらしさ>>続きを読む

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

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意味はわからない。けれど、こんなカジュアルでビジュアルの良いホラーは見たことがない。
リアルな怖さというより、夢の中っぽい雰囲気が漂ってて、監督の90年代前後の日本アニメ好きが伝わってくる作品。

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.0

ストーリーも無駄なく端的で、音楽も映像演出も最高です。
原作ファン向けの劇場版だけでなく、昨今のオーバークオリティなTVアニメシリーズとしても“ブルージャイアント”な熱さを観てみたいものです。

ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

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刑事だけキャラ設定が謎で、作品にイマイチ入り込めないまま現実的なオチに着地していく韓国版是枝作品。

幸せなひとりぼっち(2015年製作の映画)

4.0

「今を必死に生きるのよ」
過去エピソードと現在の交錯の仕方が上手で、どんどん頑固じいさんに感情移入させられる。
ハートフルな感情と聡明な美人は最強だとわかる映画。

私をスキーに連れてって(1987年製作の映画)

4.0

いま50代のスキーヤー達が必ず通ったバイブルとのことで視聴。

バブル時代を象徴するようなシーンの数々を、挑戦的な演出やカメラワークで凝縮。
ツッコミどころ満載、迷言満載で、当時観ていたスキーヤーが懐
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.0

映像として美しい。

いわゆる「どこにだって幸せは転がっている、幸せのカタチは人それぞれ」な日常作品なのだけれど、仲間も家族も持たない主人公の“寂しさ”が終始描かれていて良い。

ヴィム・ヴェンダース
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バイオレント・ナイト(2022年製作の映画)

4.0

現代でサンタを実際に信じさせるには?をテーマにギリギリありえそうなぶっ飛んだ設定のなか、なんでもアリなバイオレンス描写を通して逆説的にサンタの信憑性を高めるエンタメ作品。
ヒューマンドラマやファンタジ
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

演出臭くならず、いちいち各人物の癖の強さを描くのが上手。
タランティーノが実話ベースの昔話を描くところがまず面白いけど、話が進むと徐々にやっぱ真面目になんかやってられんと言わんばかりにバイオレンスと火
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正欲(2023年製作の映画)

4.0

現代ではまだ、認識としての多様性の行き着く先は、なんとなく認知される事なんだろうか。
「全ての人が“わかりあえなさ“を抱えていること」を理解する日は来ないんだろうな、と思わされる作品。

キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

4.0

オセージ族として正しくあろうとする、口数の少ない妻の言動に深い愛と賢さを感じるとともに、何かと一言言わなければ気が済まない白人たちの強欲さと口煩さが対比として際立っていて観やすかった。今年の上映後トイ>>続きを読む

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

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戦争映画としては色んな知識がベースにないと成り立っていないし、知ってる人からすると何も伝えられてないなと感じるけど、狂ってる世界のズレを子供目線で凝縮するとこんな風に見えてたのかもな、と思わせてくれる>>続きを読む

べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

4.0

漫画原作か?と思うような2000年テイスト漂うサブカルオフビートが面白い。

RRR(2022年製作の映画)

4.0

まるでジョジョを見てるような感覚。
独特のセンスと画作りによって、違和感が出るところも勝手にエンタメとして観れるよう脳内変換される仕様。

怪物(2023年製作の映画)

4.0

チェックし忘れ。
色々な考察や違和感はあるけど、大枠としては制作陣の魅力で観るタイプの映画。

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

遺作感が半端じゃない。
駿の創作文脈を無視してストーリーやアドベンチャーだけを期待して見るものではない。
宮崎駿の頭の中を夢として覗いたら…を具現化したような、アニメーションと思想で包まれた集大成。物
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

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以前劇場鑑賞。
映像としては面白いが、映画としては受け取り方がややこしい作品。

100日間生きたワニ(2021年製作の映画)

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色々あり評判ガタガタの劇場作品。
冒頭5分も経たない間に何度か離脱したくなるが、そこを越えると本編は割と観てられる感じ、低予算だけどしっかり作られていると感じた。

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

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ついに本編から感傷的モノローグが無くなった新海誠作品。

MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

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社畜広告業界に理解がある人でないと解りづらい設定ではあるが、固定されたシチュエーションの中でじわじわと小さい面白さを積んでいく感じはchocolateっぽくて良かった。

マスカレード・ホテル(2019年製作の映画)

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演出が全体的にテレビ臭いわかりやすさ重視なので、癖の強い俳優陣も相まって「ミステリーっぽいコメディードラマ」という印象。

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.0

金曜ロードショーよろしく、古き良きアメリカ感で何も考えずに観れる。全編通して1からの丁寧な踏襲で、最速のバイクがGPz900R→NINJA H2に変化するあたりメタファー効いてて良い。
今回飛行機のモ
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mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

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確かに懐かしさを感じる90sストリートカルチャー要素が散りばめられている。
危険の尺度を知らないし自傷行為をしてまで悪いことをするのは、本当に向いてないよスティーヴィー。

アイアムアヒーロー(2015年製作の映画)

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冒頭てっこのパートから原作の気味悪いZQNの動きが再現されていて良い。

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.0

挑戦こそ人生だと鼓舞してくれる音楽映画。父の「昔から大人だ」兄の「卑屈になるな」という言葉に主人公への想いが詰まっている。

オリジナル版「エール!」に比べだいぶ腹落ちしやすい設定や演出で、画作りも含
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パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

4.0

この小気味よい展開がイマドキ。
始まりから“バカなんだろうな”とわかる設定や画作りの精度が、最後までしっかりと隙間なくディレクションされているお陰で、軽く観れるのに妙な完成度の高さになっていて面白い。

スター・ウォーズ/最後のジェダイ(2017年製作の映画)

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2010年代の唐突な映画内ダイバーシティムーブメントはわかるが、スターウォーズの場合人種ではなく生物種のダイバーシティこそロマンなのでは…

スター・ウォーズ/フォースの覚醒(2015年製作の映画)

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映画は上手いがストーリーと設定にツッコミどころしかない
オタク的に観れば、「ジェダイは死んだ」

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