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やはり美術が良い。
鎖帷子、針金、剣、王冠。
ロビン・フッドってこんな話だっけ?と思っていたらまさかの誕生秘話。びっくりだぜ。
ちゃんと弓がここぞで大活躍するのもよい……。
ジョン王、wikiで調>>続きを読む
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イベント上映にて。
参与観察的なものなのでレビューはあまりできないが、やはり「文法が異なる世界」は面白い。観光客的。
が、あまりに動かなすぎてアニメと呼べるのかというところがある。全体のうち何割が新規>>続きを読む
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文法が違いすぎてずっと笑っていた。最高!!!!
こういう言い方をしてしまうとファンのひとたちに誤解されてしまうかもしれないし、全く馬鹿にする気はないのだけれど、あまりにも今まで観てきたものと文化圏が>>続きを読む
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折り紙とか、手紙とか、注射器とか、キスとか、セックスとか、そうやって実存を相互に確認して交換することがすべて。書き込み、書き込まれ続ける。
制度のなかで評価されたものは、折り紙も小テストも気がつけば>>続きを読む
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なんかずっとオリエンタリズムを感じる作りだった……。
メカニック役がバビロニアで「蒸気機関作ったぜ!」つってたら「人類にそれは早すぎ! 却下!」と言われて仕方なく鋤を作るところからやがて人類が原爆を広>>続きを読む
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戦争に疲れたひとに対し「なにやってんだ退却すんないくぞいくぞ」という狂気がよかった。しかし狂気という点ではやはり『裁かるゝジャンヌ』(まだ途中までしか観てない)の眼見開きっぱジャンヌには及んでいない。>>続きを読む
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リドリー・スコット!!!!!!!
もうこいつの美術への信頼が揺らぐことはない。良すぎる。
意匠/衣装が最高。布、汚れ、鋼。14世紀のヨーロッパが流れる。これが「中世ヨーロッパ」か!
この美術を観にきた>>続きを読む
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007は死なない(”ただの数字”なので)。
『スターウォーズ』新シリーズについて、「せっかく6作かけて均衡したフォース・バランスがディズニー(が続編を作るため)によって崩された……」という言があ>>続きを読む
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アナキン・スカイウォーカーじゃん!
再帰的スターウォーズ。
スターウォーズがそもそもホドロフスキーの『DUNE』制作(予算の都合でお蔵入り)がきっかけとなったのは有名な話だが、スターウォーズのプリク>>続きを読む
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雛見沢症候群じゃん。
「近くのものはよく見えない」ための眼鏡かあ……。
毒の話を聞いたあとのミルク、光源を入れて光らせ、むしろ夫を真っ暗にして映していることで恐怖を演出しているとのこと。上手い。
あ>>続きを読む
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ほぼカメラが動かない、人間以外静止画のような画や、コミュニケーション・モデルか?ってくらい単純な「発話」「応答」が重ならずに連続していく会話や、文節で区切るかのような話し方とか、所謂小津っぽさが全開で>>続きを読む
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ペシをキレさせたらデ・ニーロが怖いぞ、という「いつものやつじゃん」であり、「いつものやつ」への終活、そして続ける意志だった。
スコセッシのマフィア映画をさらっておいた甲斐があった。
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「タランティーノじゃん!(逆)」
『キル・ビル』はこれをしたかったんだなあ、と実感した。大量出血か殺人のたびにテーマ曲が流れる。さくさく進んでよい。
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めちゃめちゃ人死にが出て小気味よい。
藤原竜也の演技ってずっと一緒なんだなあ。
何考えてるかわからない凶暴性をやらせるとビートたけしは本当に一級だなあ。
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連続アニメ形式とは知らなんだ。
モノローグで繋ぐ感じとか、新海誠が凝縮している。
乗り物に行く手が阻まれ続ける感じが良かった。止まる電車、宇宙船を運ぶ車、走り抜ける電車と線路。しかし「コスモナウト」は>>続きを読む
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『映画への不実なる誘い』2章や『24フレームの映画学』の分析対象だったので。
階段ひとつで色んなことが言えるのだな、という。
あとイングリッド・バーグマンが超キスしててウケた。
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コネリー版しか観たことなかったのでいい機会と観た。
コネリーのボンドを観たのももう何年も前だけど、軟派で軽薄な姿が印象的で、スパイものというイメージとは違うなんとも滑稽な印象を持ったのを覚えている。>>続きを読む
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なんかもうすごいしかないよね。
つーかすごいのはわかりきっているので(なにしろ90年代アニメーション最大の作品のひとつなので)、何が言えるだろうと思って観ていた。昔観たときとずいぶん印象が違ったんだけ>>続きを読む
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『アーヤと魔女』
これ本当に敏夫と駿のGOサイン出たの?
82分で語られるのがそれなの?という。原作がそういう内容なのか? だからと言って映画の密度ではない。45分ならわかる。でも90分近いのでち>>続きを読む
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『サマーフィルムにのって』を観た後で良かった。『サマーフィルム』が全力青春映画であるなら、こちらは負の青春リアリズム。そして本作を観て『サマーフィルム』には教員の影がほとんど見えないことを認識した。>>続きを読む
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めちゃくちゃ面白かった。ハラハラさせられる。
ヒッチコックが「サスペンスの帝王」であることがわかる。
事件直後、駆けつけた主人公は妻の鍵を鞄から抜いたことを悟られまいと、鞄を意識しながら死体に寄るが>>続きを読む
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倫理って大事だねという。
「万人の万人に対する闘争」を1晩限定で意図的に作ることにより、残り364日を平穏に過ごそうねということらしい。なら国家も社会もいらねーじゃん!とホッブズが激おこになるかもしれ>>続きを読む
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ストーリーはわからなかったし、画面が変わる側から記憶から失われるし、セリフや展開はほとんど覚えていない。観るというより眺めていたという感覚に近い。ワクチンの副反応中に観たからだろうか。ここまで3作を観>>続きを読む
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MCU、完全に次フェーズに移行した感が強い。
『ブラック・ウィドウ』は良くも悪くも過去編だったので、『エンド・ゲーム』後を描いた映画は『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』のみだったわけなので。>>続きを読む
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色。
完璧な色。
わからなさ。
ゴダールには置いていかれる、ということしかわからない。
また集中して観ることができなかった。疲弊する。それがいいのかもしれない。
「小説に物語は必要か」という論争を思い>>続きを読む
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ジャン=ポール・ベルモンドが亡くなったということで久々に。
点を付けづらい。
個人的には面白さがわからないのだが、ショットの繋ぎが独特なのはわかる。映画史的な重要性と、個人の映画体験をどこまでリンク>>続きを読む
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主人公はいない。
「家族を蔑ろにしていたトム・クルーズ」も、「聡明そうな少女ダコタ・ファニング」も、「人を助け果敢に立ち向かう青年ジャスティン・チャットウィン」もみーんなパニクるし、逃げ惑う小市民、群>>続きを読む
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映画史の知識がちゃんとしていないのでアメリカン・ニュー・シネマとか、ヌーヴェルヴァーグ以後の屋外撮影とか、よくわかっていない。
フレアが入りまくる、今の言い方をあえてするとすれば「新海誠的な」描写はそ>>続きを読む
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BLじゃん。
恋愛ではないですが。
座頭市を観たことがなく、先日『サマーフィルムにのって』を観たこともあり丁度良かったので。
そりゃ時代劇も人気になるよね、ということがよくわかる。
まず最初の丁半博>>続きを読む
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『ギルダ』の映像を初めて観たのは小学生のとき、マイケル・ジャクソン最後のライブ(のリハ)映画である『THIS IS IT』の”Smooth Criminal”で『ギルダ』終盤のシーンが引用されていたと>>続きを読む