のさかさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

のさか

のさか

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パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021年製作の映画)

3.4

孤独は本当にひとを強くするのか。
弱さとは何かにすがることなのか。
凛々しさとは屹立することなのか。

THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.8

TBSラジオでドラマ化されるのもうなずける。
場面転換なし、少ないセリフ、多くはオーディエンスに委ねられたストーリー。各々の想像力が試される作品と感じた。

ボブという名の猫 幸せのハイタッチ(2016年製作の映画)

4.3

20191206 DVD(吹替) 4回目

薬物はその人の人生を狂わせてしまう。しかし、同時に誰にも立ち直るチャンスはある。それを掴めるか、掴もうとできるかはその人次第ではあるけれど。
実話が基になっ
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ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.2

20191203 ネットフリックス 吹替

まず、作品のテンポ感が最高によい。
次に、登場人物へのフォーカスの当て方がよい。
そして何より、誰かの思いやりで我々が出来ていることを再確認させてくれる。
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夜は短し歩けよ乙女(2017年製作の映画)

3.7

20190306 ネットフリックス

鴨川に等間隔に腰を下ろす男女に分け入り出来立ての阿闍梨餅を一人で食べるのもまた一興。一興なのか?賛否分かれそうなところではあるが、かく言うこの映画においてもまた、
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ロマンティックじゃない?(2019年製作の映画)

2.0

20190304 ネットフリックス 吹替

いつも吹替で鑑賞しながら字幕も表示させてみているのだけど、その字幕翻訳があまりにも残念でならなかった。

毎度思うけれど、ネットフリックス独占配信ものの日本
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はじまりのうた(2013年製作の映画)

4.8

20190303 ネットフリックス 吹替 6回目

先日、シング・ストリートを見て以来、はじまりのうたがまた観たくなってしまった。

何度観てもいい。
音楽もいい。

躓きながらも前向きで、どこか傷つ
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シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

4.5

20190220 ネットフリックス 吹替

青春映画独特の爽やかさがすごいわけじゃない、どこまでも未来を信じて止まないわけでもない。すかっとする何かがあるわけでもないんだけれど、気付けば爽やかな涙を流
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紙の月(2014年製作の映画)

3.4

20190220 ネットフリックス

久しぶりの邦画。予てより薦められていた作品であったが、どうしてか見ないままにしていた作品。
小林聡美がいい感じだよと言われていた通り、小林聡美がよかった。
演技は
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ユダヤ人を救った動物園 アントニーナが愛した命(2017年製作の映画)

4.2

20190212 DVD 吹替

評論家の間では賛否がわかれたということだったけれど、よい作品だったと思う。
初っ端からなかなかに惨いシーンが続くけれど、現実はもっと酷かったのだろうと思うと、この恐怖
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プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命(2012年製作の映画)

3.7

20190211 DVD 吹替

好きな映画だなというのが、鑑賞後の印象。
ただ、前半に対しての後半がもう少し丁寧だったなら、もっとよかったのにと思った。

ヘアスプレー(2007年製作の映画)

4.5

20190211 DVD 吹替

ミュージカルっていいねっていう話で、トラボルタがすごいねって話。

グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

3.9

20190211 DVD 吹替

見せ方に魅せられた映画だった。
疾走感があって、笑いもあってよかった。

マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

4.5

2018/10/28 DVD 吹替

雪解けの時を待つときの苦しみは、多分想像しているよりもずっとずっと永く、そして重いものなんだと思う。

他の方も書かれているが、とても淡々と進んでゆく。色がパッと
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アメイジング・ジャーニー 神の小屋より(2016年製作の映画)

3.0

2018/10/19 DVD 吹替

我々は何を赦すべきなのか。赦しとは一体なんなのか。


クリスチャンではない私にとっては、少々理解が及ばない点も多くあった。
ただ、ファンタジーにする必要があった
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ラビット・ホール(2010年製作の映画)

3.3

2018/10/19 DVD 吹替

背負うのも、ぶつけるのも、どちらもきっと正しい。というか、善悪でどうにかできる問題ではない。

良い映画であったとは思うが、今一つ掴みきれない。
それはきっと、真
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息子の部屋(2001年製作の映画)

3.7

2018/10/19 DVD  吹替

人の死を乗り越えるときは、思っているほど劇的ではない。
極めて普遍的な一日の連続で融和していくもの。

誰を失おうと、それは想像を超えた喪失感に襲われるもの。
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扉をたたく人(2007年製作の映画)

4.4

2018/10/17 DVD 吹替

孤独な大学教授と、移民の家族の静かな出会い。出会い方は、全然静かではなかったのだけれども。

全体的には、それこそ「ジャンベ」のリズムのように小気味よくストーリー
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再会の街で(2007年製作の映画)

3.7

2018/10/17 DVD 吹替

9.11をきっかけに深い悲しみに飲まれてしまった主人公と、所謂成功者でありつつもどこか空虚な思いを抱いている友人の再生の物語。

良い映画だった。特に主人公のアダ
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パリ20区、僕たちのクラス(2008年製作の映画)

3.5

2018/10/04 DVD 吹替

日本は教育後進国のように言われているのが現状。ただ、先進的であろうと、後進的であろうと、教育が抱える問題はどの国ももっている。
ドキュメンタリーのような雰囲気があ
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世界にひとつのプレイブック(2012年製作の映画)

3.2

2018/07/29 ネットフリックス 吹替

誰しもが不安定になることがあり、それは決して他人事ではないということ。

双極性障害と診断されたヒーローと、性依存のヒロインの話。
ダンスを通し、いまま
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ルーム(2015年製作の映画)

4.2

2018/07/28 auビデオパス 吹替2回目(通算3回目)

今回で3回目の鑑賞。
やはり後味はあまりよいとは言えない。
それでも見なくてはいけないような気がして、見てしまう。
無邪気なものがもつ
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ドリーム(2016年製作の映画)

4.8

2018/07/28 auビデオパス 吹替

人種分離法の最中、NASAで働く女性を描いた実話。

実話とは言っても、脚色も含まれていて、事実とは異なる点も存在する。
それは創作であるために仕方のない
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