傑作!!
フランケンシュタインであり、無茶苦茶に歪だが、美しく、力強く、芯を食ったフェミニズム映画。
頭脳は子供だが身体が大人...そこで生まれる性の倒錯を臆さず全面に出し、男社会に晒され特異的な曲>>続きを読む
amazon primeオリジナル。
面白い!!
大学に馴染めない凡庸な学生と、周りに人の絶えない上流階級の学生。
育ちの違う二人の歪な青春映画が、おもしろ階級格差スリラーへと変容していく。
取り>>続きを読む
面白い!イコライザーのマッコールさんの現実解。
考え得る限りの計算高く、優秀な殺し屋。一人語りのナレーションが彼の視点を覗き、そこにも隙がない。
ただし完璧でも、不測の事態が起こる。シリアス(を装う)>>続きを読む
キャラクター的にデフォルメされた人間造形と、そこに寄与する会話のセンスで、魅力的な交流描写を作る。
人物の愛おしさで言えば100億点。
だがしかし!軸になるのか、引き立てなのか、サスペンスの立ち位置と>>続きを読む
傑作!
崩壊前夜のソ連で生まれたテトリス。その版権を巡る命懸けの駆け引きを描く。
物語自体をゲームに例える構成や、ゲーム風な映像を交えるテンポ感と、スリリングな場面描写のバランスが絶妙で、素晴らしきア>>続きを読む
傑作!!
寡黙なトイレ清掃員の繰り返しの日々、その受動的日々の中にも、木漏れ日の如く変化があり、着目すると多種多様な豊かさを含む。
最短で仕事への手際、姿勢、人となりが実在感持って伝わるのは見事だし、>>続きを読む
面白いし、泣いたが、歪!
前半の超絶逆境からのボーイミーツガールは、後半への動機のみに寄与して、物語のベクトルは予想だにしない方に向いていく。疑いたくなる前半の必要性も、役者陣の演技が魅力的で、うやむ>>続きを読む
傑作!
206分の超長尺も、劇映画として歴史を彫刻しつつ、多面性のある人間の愚かさを映す、濃度の高い物語。
敬意と差別、支援と搾取、愛と略奪...
平気で両立する二面性が秀逸で、その出し入れにより、>>続きを読む
面白い!
モータースポーツと映画の本質的相性の良さに加え、ゲーム的な見え方を、音、メカニカル、肉弾戦など迫力あるレースの中に落とし込む映像の作り方も抜群。
ただ、史実のレースを組み替えた展開が、本来巨>>続きを読む
面白いけど、敵サイドが都合良く、こちら側に着くのが、バックボーンを薄くして苦手
傑作!死を悟った肥満症の男が、過去に捨てた娘を救う事で、過ちから救われようとする...
人は過ちと愚かさを抱えて生きている。時には自他の人生を狂わせ、「救い」を求める。
密室での濃度の高い会話劇により>>続きを読む
面白い。
最悪な一人旅、最悪な第一印象から始まる、たった数日の一期一会。
住む場所も立場も生き方も遠く、決して身を結ぶ出会いではないが...人生に気づきと光を与え、この先何度も何度も思い返す事に>>続きを読む
これは傑作!!
資本主義、権威主義、ジェンダー論、ファッション業界への皮肉を細部に散らばめながら、三部構成の「逆転」現象により、全体像としても更に盛大に皮肉る。
俯瞰してみた時の馬鹿馬鹿しさ、大惨>>続きを読む
シリーズ最高傑作!
凡庸なアクション映画となってしまった前作を払拭。
超絶几帳面&正義感のマッコールさんの「物語」として完璧。
決して世界を救おうとしてる訳ではない。「目の前の人に向けられる悪意」>>続きを読む
面白し。
アンダーグラウンドの街である大阪西成を舞台に、
特殊詐欺Gの中で生きる姉弟の生業を描く前半と、
複数の組織を巻き込みながら彼ら起点に事態が急転する後半。
全員が悪人なので明確な感情移入は>>続きを読む
傑作!!更に進化した動く形式美。
ガンフーを軸に、新たな舞台&敵対構図&アクション要素&カメラワークを組み合わせながら、169分ほぼ途絶える事なく初体験を生み出していく。
終盤に敢えて、これぞジョ>>続きを読む
ぶち上げ〜🎵
netflix。
傑作!パンクでファンクなアニメーションに乗せて、多様性の問題をめちゃくちゃ繊細に捉えていく。
決して一方通行ではない無意識の偏見と差別が、"普通ではない"アニメー>>続きを読む
netflixの新作
傑作!!
「人を愛する」感情が生み出す物語の尊さ、美しさ、豊かさを、飛行機内だけの刹那的な出会いから惹きつけられ合う、若い2人を通して、全身に浴びる。
愛を得るという事は、>>続きを読む
傑作!
流石のマクドナー監督、流石のオスカー候補。
誰しも人と交わり時間を過ごす中、何が有意義で、何が無意味か、その価値観の違いから生まれた一つの拒絶が、制御不能に発展し、愛憎入り混じる争いを生み出>>続きを読む
傑作!!
スピルバーグ自身による自伝的映画。
彼が幼少期から学生時代にかけ、如何にして映画制作に魅了され、没頭していったか。
作品に大きな影響を与える事になる、家族との関わりや抱えていた葛藤を、無>>続きを読む