七星さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

世界の中心で、愛をさけぶ(2004年製作の映画)

4.0


私も海で叫びたい

エンドロールの平井堅さん「瞳をとじて」涙腺崩壊。

海辺で原付2ケツした後、長澤まさみがそんなの決まってるじゃない サクと話したかったから。って可愛すぎ。

オーストラリアのウル
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マスカレード・ホテル(2019年製作の映画)

3.6

映像の豪華絢爛な迫力が凄い。
登場人物が多いから頭の中で整理しながら観るのが、自分も刑事になったかのように楽しめる映画。
サービスの仕事は凄く尊くて難しい。
事件だけでなく、ホテルにもフォーカスされて
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ステップ(2020年製作の映画)

3.0

山田孝之さんの幅広い演技力に涙腺が緩む。
シングルマザーの作品は多いけど、シングルファザーの作品は少ないから新鮮でした。
伊藤沙莉さん幼稚園の先生役めちゃくちゃ良かった!広末涼子さん綺麗だなぁ。
義母
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岳 -ガク-(2010年製作の映画)

3.3

山岳救助隊、山バージョンの海猿だった
雪山はもちろん登ったことがなかったけれど、普通の山を登るのだけでも大変なのに、さらに過酷で人を救助しなければならないとか。考えただけでも遥か遠いできごとすぎて。
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検察側の罪人(2018年製作の映画)

3.5

それぞれが持っている正義感。それが100%重なり合う事はなく、それぞれの正義を信じぬくしかない。難しい。間違った正義を振りかざしてしまう人が罪人の世界に引き摺り込まれてしまうのかなぁとか。
二宮さんア
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ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.5

愛と優しさに溢れた物語。

「心は人の未来を示す地図で顔は人の過去を示す地図なの」

1番印象に残った言葉。
人は見た目ではなく、心が大切であると登場人物全員を通して教えてくれる映画。
親友と思ってい
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閉鎖病棟ーそれぞれの朝ー(2019年製作の映画)

4.6

心が苦しくなる。
けど、鑑賞したこと悔いなしです。
信じてた最愛の人の裏切りによって人生が180度狂ってしまったあげく、死刑執行されたのに死にきれなかった残酷な秀丸さん。
母の再婚相手で血の繋がってな
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パッチギ!(2004年製作の映画)

4.5

「戦争は何で起こるんや。」
「片っぽが片っぽを無くしてしまえって考えるからやろ。」
「誰が?」
「国やろ。」
「国って誰やねん。」

この会話が個人的に好きというか印象に残りました。
バスをみんなで押
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百円の恋(2014年製作の映画)

4.3

背中を掻きながらゲームをする干物以下のだらしない体にめりはりの無い女性と、ボクシングで試合に出れるまでに体を絞り上げ、鍛え上げるという真逆の同一人物を、なんの違和感も無く演じきってしまう安藤サクラさん>>続きを読む

100回泣くこと(2013年製作の映画)

2.0

降らない雨はないっていうし。
それ、やまない雨でしょ?ってセリフ好きだった。
熱を下げる舞をする大倉くんおもしろかった。
けど、100回泣くことっていうタイトルなのに泣けなかった。
バイクで事故って1
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

4.6

愛ってなんだろう。
静かにある人を想うこと。或いは、ある人の為に尽くし生きること。側にいてあげるだけ。好きな人には誰しも気を使う一面がある反面。それって第三者からみたらなんか気持ち悪いというか、なんと
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新聞記者(2019年製作の映画)

4.5

ニュースを鵜呑みにするのは違う。だけど、そしたら何を信じたらいいのかわからなくなる。
事実をしっている人、正義感の強い人が追い詰められ死を選択してしまう日本という国は、海外からみたらホワイトに見えてる
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孤狼の血(2018年製作の映画)

4.0

白石さん凄すぎる。
やばいの観てしまった感。
豚のうんこ食べさせるはやばいし。
直後に指落とすとか生き地獄すぎて死にたあ。
パチンコ屋でコーヒー?コーラ?と牛乳まみれになるのもやばい。耳かじり取るのも
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ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

4.0

3つの時とヤクザを通して描かれる、それぞれの家族愛と社会情勢。
綾野剛さんは私の中でコウノドリの産婦人科の役柄が印象的だった為、血塗れになったり金髪になったりと対照的すぎて慄きました。
チンピラからヤ
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泣く子はいねぇが(2020年製作の映画)

3.8

ナマハゲ、秋田県男鹿の物語。
太賀さん演じる主人公たすくの未熟感、ガキっぽい行動、浅はかな考えに比べて、吉岡里帆さん演じる、ことねの母としての覚悟の違いが明らかで、見ていて少し切なかった。

どちらか
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人魚の眠る家(2018年製作の映画)

4.0

序盤から泣いた。

ものがたりの感情によって、ライティングが変わる新しい魅せ方で、重々しい雰囲気を醸しだりし心温まるような演出だったりで、東野圭吾ワールドが描かれていた。

脳死をもって死とするのか、
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彼女(2021年製作の映画)

3.5


思ったより生々しいシーンが多くて、LGBTQを題材してるからこそ、Netflixで全世界に配信される日本発の作品だからこそ、個人的にはもっと丁寧に描いてほしかった。

なにが伝えたかったのかは掴めな
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ボブという名の猫 幸せのハイタッチ(2016年製作の映画)

4.0

最後に実話と知って驚きました。

こんな話が現実にあったとは、運命って本当にあると思う。
猫目線でのカメラアングルなどがあって、普段の生活では見ることの無い視点から見える街並みや生活が新鮮で好きでした
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リップヴァンウィンクルの花嫁(2016年製作の映画)

3.8

しゃっくりとくしゃみの演技がリアル、、
グラスに金魚という描写が意味もなく好きだった
毒のあるペットしか飼わない癌を患った家主。

演出、脚本も波が激しいわけではないけれど、淡々としているわけでもなく
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コーヒーが冷めないうちに(2018年製作の映画)

3.3

オムニバス映画。

個人的に目頭が熱くなるけど、涙は流れなかったです。
どこか違う世界のおとぎ話のような可愛い雰囲気だけど、1軒のコーヒー屋さんに訪れる1人1人のお客さんの人生に寄り添った暖かい物語。
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凪待ち(2019年製作の映画)

3.0

誰が、なぜ殺したのか?ってポスターにわざわざ書かなくて良かったと思う。ほどヒューマンストーリー。

震災で深く傷を負った人々、愛する恋人を殺されてしまって苦しむ彼と娘とお父さん。
苦しみから逃れるよう
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ペンギンが教えてくれたこと(2020年製作の映画)

4.8

映像がめちゃくちゃ綺麗!!

鳥の演技が凄い。
末っ子のことをラッキーラストって言うの良いなぁと思った。
男の子3人と親子5人、お母さんが不慮の事故で下半身付随となってしまう。
わざと自分でジャムを落
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ニュー・シネマ・パラダイス(1989年製作の映画)

4.5

5×5の答えをクリスマスのイラストを見せて教えるシーンとか、一目惚れした女の子の姿を盗撮して作ったショートフィルムや、映画館に入れない人たちの為に外の外壁に写した場外上映。
可愛らしいトトの表情だけで
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7番房の奇跡(2013年製作の映画)

4.4

何回観ても涙が止まらない。
冤罪はこの世で1番あってはならない。
1人の無罪の男とその娘の為に試行錯誤する7番房の人達がユーモアで、素敵だった。
冤罪で死刑執行されて、理不尽すぎる展開に悔しく苦しい気
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.0

トースト落としたら絶対塗ってる方が下向きに落ちるのめっちゃわかる🥺
本を読むときの栞、映画の半券使うの同じ🥺
絹ちゃんと麦くんみたいな恋愛をしたことがないから、泣きはしなかったけど。
調布素敵な街だな
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ブレイブ 群青戦記(2021年製作の映画)

4.0

舐めてたー😫
観終わった後、思っていた以上に心が重く疲れた。
ただ、タイムスリップした現代の高校生が戦国時代に行ってワチャワチャするだけして何を伝えたいのか分からない感じだろうなと思ってました。ごめん
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人間失格 太宰治と3人の女たち(2019年製作の映画)

4.0

人間は恋と革命のために生まれてきた。

小栗旬さんのクズでどうしようもないけれど、どこか色気のある太宰治。
愛人に魅せる男らしさ、妻にしかみせない甘えた姿。恋と愛の違いが明瞭に映されていたように思いま
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ヘルムート・ニュートンと12人の女たち(2020年製作の映画)

4.0

天才フォトグラファー、ニュートンのドキュメンタリー映画。
12人の女優や、モデル、編集者などがニュートンについて語る。
何十年も前から強い女性を撮り続けてきた彼は、当時の人からみると理解し難い存在だっ
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新解釈・三國志(2020年製作の映画)

4.0

面白かった!
山田孝之さんをあんな雑に扱えるのは福田監督でしかできないと思う。中でもずば抜けて渡辺直美の存在感と、面白さが半端じゃない。
終始、映画館にクスクス笑い声が広がる感じ、とても素敵でした。
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映画 えんとつ町のプペル(2020年製作の映画)

4.0

観賞後、頭からプペルの音楽が離れない。

プペル役が窪田正孝さんには思えなくて、ルビッチの芦田愛菜ちゃんも凄いけど、エンドロールで、悪ガキの男の子アントニオの声が伊藤沙莉ちゃんだったことに驚き。

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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.0

ホアキンの演技に鳥肌。

笑っているのに目が笑っていない。目の奥に闇を感じる。黒い涙は彼の心の闇、辛さを感じる。

観賞後、ズシーンッと重い気持ちになる。

斉木楠雄のѰ難(2017年製作の映画)

3.3

色々ぶっ飛びすぎて内容薄いけど、ツボの浅い私にとってはめちゃくちゃ笑えた映画!
さすが福田監督な映画だった
キャストがとてつもなく豪華!軽く観れてあっという間に終わる超能力をもった主人公の高校での物語

ラブ・アクチュアリー(2003年製作の映画)

4.0

観終わった後凄くほっこりする愛がテーマのクリスマス映画🎄
イギリスの人々の異なる愛の物語にフォーカスしていて、一気にたくさんの恋愛ストーリーを観ている気分!
どこかもどかしいカップルや、純粋すぎるカッ
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

3.9

原作未鑑賞、未読で鬼滅ファンの友人の付き添いで鑑賞。
多少の温度差はあったものの、(友人号泣)アニメ鑑賞に苦手意識をもっていた自分でもストーリーに感情移入しまくりでした。
冒頭の風景シーンが絵とは思え
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