よく考えたら2時間にありえない情報量が詰まってる(世界観、ラピュタの歴史、空賊、軍隊、人間模様etc……)のに、とても面白い。その上で設定がとっちらかってないし分かりやすい。もはや神業の脚本。
最後のシーンで、戦争も惨劇も何も無かったかのように味気なく光る無機質な明るいビル郡を見つめる後ろ姿にただただ悲しみを感じた。
現代の明かりの下では、蛍の弱々しい光はとても敵わないし、彼らの人生も蛍の光>>続きを読む
久々に観た。
今思えばこの映画はカルト・ホラーに必要な要素をほぼ全て詰め込んだホラー映画の教科書のような作品だった。
コミューン×カルト宗教(因習村)、独自の死生観、性的な儀式、生贄、一家心中……
そ>>続きを読む
パトレイバーシリーズとしては初視聴だったが、ストーリーの軸がしっかりしているからか十分に楽しめた。
当時の押井監督作品なのでクオリティは言うまでもない。
この頃の日本の未来への期待みたいな雰囲気が節>>続きを読む
前半の一時間ほど、画面の端っこで常に飛んだり走り回ったりしてるヤバい男性がいて放し飼いの大型犬みたいだったけど、彼のおかげで緊張がいい具合に緩和されたと言わざるを得ない。
「キャラクターが走る」アニメーションに関しては、やっぱり今敏監督が頂点だと思う。
ストーリーは若干薄味かな……
一時間たっぷり純粋な不安と謎の不快感を浴びることができた
こんな手間のかかったストップモーション初めて見たかも
みんなも見て
あと出てくる飯がことごとく不味そうで良かった
この映画のこと思い出そうとしても犬とソーセージしか浮かんでこない…。
主人公の犯行がグダグダすぎてギャグみたいだった。けど錯乱した人間の行動なんてこんなもんかも。
あと、犬が太くて謎の満足感があった>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
最後にヌシとして生きた時間をカヤ自身が否定しなかったのが個人的に嬉しかった。
ヒトの間に生まれたのに人間として生きられないことは寂しいことかもしれないけど、山の一部として過ごした時間も決して不幸なもの>>続きを読む