宍戸錠追悼。
「シナリオ通りに撮ったのでは映画を撮る意味がない。だから必ずシナリオ崩しをやる」
これが鈴木清順の制作スタイル。だから普通ならおもしろそう!ってところを、セリフでさらっと流したり、どう>>続きを読む
※本編のおもしろさは通常版のレビューを参照してください。ここでは追加シーンに関してのみ言及しています。
なるほど。
新たなシーンが観られたのはよかったけど、アリ・アスターがカットしたのも納得な蛇足感>>続きを読む
フランスで4K UHDが出たので買っちゃった。これ、大好きなんだよなあ。
レーザーディスクで静止したり巻き戻してスロー再生したり散々観倒したので、字幕がなくてもへっちゃらさ!
何がいいって、映像の>>続きを読む
うわあああ!やってもた。
最近おもしろい映画しか観てなかったから、どこかでババを引くんだろうと思っていたが、これだったか。
韓国映画は邦画より圧倒的におもしろいが、韓国でつくられる全ての作品がお>>続きを読む
ふー、疲れた。グランドシネマサンシャインのレーザーIMAXは超満員!ジジイ率も高く、なんだかとてもむさ苦しい。場内は気温も湿度も高く、汗をかきながらの鑑賞。ここはカンボジアか。
思えば1980年の70>>続きを読む
昔は毎年のようにテレビの洋画劇場で放送されてたのに、最近はとんと見かけなくなった大脱走。放送があった翌日、学校では必ず大脱走の話で盛り上がり、マックイーンのファンが着実に増えていったものだ(ブロンソン>>続きを読む
公開前に輸入Blu-rayを買ったんだけど、日本語字幕がなくて理解できてない部分があるかもとレビューせずに寝かせてた作品。今回字幕入りを観たところ、ほとんど合ってたのでレビュー。
いや、好きなん>>続きを読む
ザ・世界仰天ニュースのほうがおもしろいとはどういうわけだ?
おまえ赤点な。放課後職員室まで来るように。思わずそう言いたくなるホラー。
この素材を使ってこのつくりはないでしょ。設定もストーリーも怨霊の>>続きを読む
ミッドサマーを撮る前にアリ・アスターがスタッフに観せたと聞いて、数十年ぶりに観た。
学生時代は「え、ベルイマン観てないの? 早く観なきゃ。映画好きを自称するならね」と通ぶったものだが、実のところベル>>続きを読む
ダイナミック完全版が上映されてると知り、チネチッタのLIVE ZOUNDで観てきた。 内容はIMAX完全版と同じだが、ボイスオーバー仕様が解消されてる。ちょっとしたストレスだった同時通訳がなくなったの>>続きを読む
観たいと思ってたのに気がついたら終わっていて、今回やっと新文芸坐で観ることができた。
ムンバイの同時多発テロは数年前の出来事のように思ってたけど、もう10年以上経つのか。
てっきりテロリストに占拠され>>続きを読む
どよーーーん。
観たことがそうではないとひっくり返され、思ってることが反転する撹乱映画。
ゴースト・ストーリーズがつまらなくて、ポン・ジュノ作品で味変しようとしたけど間違えた。味が強すぎる!てかこ>>続きを読む
え、なにこれ? 劣化フラットライナーズ?
怖いのが観たくて、でも夜中にめっちゃ怖かったら嫌だなと思って昼間に観たのに、1ミリも怖くない。
てか、これテレビ映画? 映画的広がりがちっともないんですけど>>続きを読む
なんという緻密な脚本。なんという映画的な編集。あまりに素晴らしくて上映終了後しばらく呆然としてしまった。
ナイブズ・アウトでミステリーのおもしろさを褒めたが、そんなものじゃない。作風が違うから比較し>>続きを読む
ガンバレルのアイキャッチがエンディングからオープニングへ。旧来の007シリーズと同じになった。
旧シリーズの007はロシアより愛を込めてとゴールドフィンガーしか持ってないが、ダニエル・クレイグの0>>続きを読む
変な映画。
以下、軽くネタバレ。
カジノロワイヤル、慰めの報酬と、散々敵の正体を探ってきたのに、まったく関係のない悪が現れる唐突な路線変更。しかも過去2作では、00ナンバーとしてはかけだしのボンドが>>続きを読む
初見時におもしろくないと断じて、Blu-rayも買うには買ったがそのままで見返すこともなかったダニエル・クレイグボンド第二弾。新作のためのおさらいとして初ローディング。
あれ、こんな映画だっけ? >>続きを読む
すっかり忘れてた、こういうジャンルの映画のこと。近頃はシャーロック・ホームズさえアクション重視だったから。これは、オリエント急行殺人事件とかナイル殺人事件とか、いわゆるアガサ・クリスティな本格劇場型推>>続きを読む
老三部作・若三作のBlu-rayがAmazonで800円台だったのでまとめ買い。
まずはシリーズ中一番変な話のフューチャー&パストから。
あれれ、こんなにおもしろかったっけ?
ああ、そうか、初見時は>>続きを読む
フィルマでの評価があまりにも高く、マジかよ!って驚きつつも、ここではララランドやカメ止めも評価が高いから、話半分で観に行ってきた。4DX Screenっていう、側面にも映像を映し出す体感プレゼンテーシ>>続きを読む
正義とは何ぞや?
陰謀や戦争にも加担する粗暴なヒーロー“コメディアン”(政府認可)が殺害される事件が発端。これを捜査する“ロールシャッハ”(非合法ヒーロー)は、この事件はヒーロー狩りなのではない>>続きを読む
ガキの頃からテレビの洋画劇場で散々観倒した映画だけど、レオーネ作品の中ではライブラリに加えるほどではないとずっと思っていた「夕陽のギャングたち」。ロッド・スタイガーの役が、これ絶対イーライ・ウォラック>>続きを読む
観るたびに印象が変わる映画がある。年齢やその時の体調、あるいは時代のムード、そういう要素に左右される作品。ミスター・ノーボディもそう。熱狂的に好きな時もあるのに、あれ、こんなにつまらなかったかなと思っ>>続きを読む
1968年、ウルトラセブンの後を受けて始まった怪奇大作戦。変身ヒーローも怪獣も出てこない怪奇犯罪ミステリーにぼくは夢中になった。SRIの牧史郎という科学者に魅せられたからだ。悪に同化してしまいそうな際>>続きを読む
お正月韓国映画三連荘のラスト。
ポスタービジュアルがダサくて、予告編も響かず、全くノーマークだった作品。
予告編占いの得意な友人が絶対におもしろいというから一緒に観に行った。
わはははははは!最高じ>>続きを読む
ポン・ジュノの新作とあらば観に行かぬわけにはいかない。そう思っていたらなんと先行ロードショーがあるではないか! 割引の効かない一律1,900円もポン・ジュノなら惜しくはない。そんなわけで新年早々胸糞な>>続きを読む
お正月は韓国映画三連チャン。たまたまなのだが、3本ともおもしろくて、今年も韓国映画は期待できそう。
1997年に韓国が陥ったデフォルトの恐怖を、韓銀通貨対策チーム長、金融コンサルタント、町工場の経営>>続きを読む
メキシコの田舎の風景を背景に、エルマー・バーンスタインの勇壮なテーマが鳴り響く。それも1曲まるまる。
スター・ウォーズと同じく、オープニングでこの曲がかかるだけで(内容の良し悪しに関わらず)、ああ、荒>>続きを読む
何度めだプレデターw
シュワルツェネガー作品では一番好きかも。コマンドーからのプレデターの流れが好きだ。コマンドーのメイトリックスとダッチのキャラが被っているので、同一人物だと思って観るのがぼく>>続きを読む
何度観ても、娘が攫われること以外すっかり忘れてしまう映画。おかげでいつも新しい気持ちで鑑賞できる。つまらないのに地上波でやってるとつい最後まで観てしまう。そういう不思議な魔力はあるんだよな。最近日本語>>続きを読む
フォロワーさんに勧めたものの本当におもしろいのか、思い出補正が働いてるだけじゃなのか不安になってきたから、確認するつもりで観てみた。
おもしろい!
そりゃ今どきの金のかかったSFに比べたら美術もセ>>続きを読む
タイムラインの中に007の過去作がちらほらしてて、つられての鑑賞。
ダニエル・クレイグのボンドを観るまでは、ボンドといえばショーン・コネリーで、そのショーン・コネリーの出演作の中でもロシアより愛をこめ>>続きを読む
ルーカスの考えてたエピソードVII〜IXは、ミディクローリアンの話になるはずだったという。
しかしディズニーによる新三部作は、特に描きたいテーマやストーリーがあるわけではなく、イベントビジネスとして、>>続きを読む
中年鳥類学者と自由で奔放な娘バイアの恋愛もの。ジャンルとしては恋愛コメディになるんだろうけど、そんな単純なものではなく、思想、人種、差別、迫害、環境など、フランスの政治史のエッセンスが巧みに織り込ま>>続きを読む
他に欲しいソフトがいっぱいあるのでずーっと後回しにしてた西部劇だが、先日レオーネの「ウエスタン」を観たことで西部劇熱が再燃。折しもAmazonで6枚3,000円キャンペーンをやっていたので、夕陽のガン>>続きを読む
ハ・ジョンウ 窮地に踊れ、標的の男 オールナイト3本目。
オールナイト3本目ともなると、目は冴えてるんだけど、結構ヘトヘト。でもその分、映画のエッセンスというか核がよく見えるという不思議。
まずアク>>続きを読む