渡辺伸一朗さんの映画レビュー・感想・評価

渡辺伸一朗

渡辺伸一朗

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i ai(2022年製作の映画)

4.0

GEZANのステージの熱量が作品になったような圧を感じました。
役者陣もGEZANのメンバーになったかのような憑依したかのような熱演。
みんなかなり追い込んだのでしょう。

マヒトゥ監督と佐内さんのコ
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ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

4.0

スクリーンで見れて良かった。
ただ、出来れば字幕版で見たかった。
アニメーション作品は吹替の良さもあるんだけど、やっぱりオリジナルの音声や歌声が聴きたい。

本当に良い作品。
いろいろ考えさせられます
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フォロウィング 25周年/HDレストア版(1998年製作の映画)

4.0

デビュー作からすでにノーラン節が!
撮影設計も編集も絶妙です。
かなりの低予算だったと思いますが、そんなことを全く感じさせない仕上がり。
見ている人々を巧みに誘導しています。
何だか怪しいな、と感じな
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.0

広島と長崎への原爆投下の史実があるからこそ、見なければ、と覚悟を決めて臨みました。
原爆の開発者としてのオッペンハイマーと彼に関わる人々の話であることは分かっていましたが、、、
開発が進む上での苦悩や
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ペナルティループ(2024年製作の映画)

4.0

具体的な感想を書くと全てネタバレになってしまう。
なんだかとても切ない思いを抱えたまま映画館を後にしました。なんとも不思議な読後感の作品です。
出来るだけ情報を遮断して臨んでください。

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

3.8

IMAXで堪能しました。
前作をアマプラで復習してから臨んだので開始早々からしっかり没入。
ストーリーに驚きはあまり感じないけど、映像と音の迫力には満足でした。

それにしても、、、
前作を家のTVモ
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

4.0

不思議な不穏な力でグイッと引き込まれる作品でした。
なんなんだろう、このパワーは。
脚本がとても良く練られていて、役者が皆素晴らしかった。
口喧嘩がドライブしていく感じ、嘘はつきたくないけど知られたく
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52ヘルツのクジラたち(2024年製作の映画)

3.9

杉咲花はすごかった。
素晴らしい女優さんです。
重く辛い話ではあるけど
彼女の演技に魅入ることで
なんか救われた気がします。

コヴェナント/約束の救出(2023年製作の映画)

3.9

ガイ・リッチーのド直球演出を受け止めてきました。
どんな気持ちでこの作品を作ったのか、インタビューなどを読みたいです。

とてもしっかり作られていて見応え十分なんですが、世の中で起きているさまざまな争
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ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

3.7

娘たちからの強烈なプッシュがありながらも、原作は途中離脱していまいました。
面白いんだけど、ゆっくり読んでる時間がなく、、、

キングダムのように続編を考えた構成になるんだろな、とは思いつつ、映像なら
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夜明けのすべて(2024年製作の映画)

3.8

瀬尾まいこさんの本が好きなので見てきました。
そして、きみの鳥はうたえる、ケイコ目を澄ませて、でとても誠実な演出をしていた三宅監督なら、難しいテーマに真摯に向き合っているのではと期待して。

過度に劇
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ストップ・メイキング・センス 4Kレストア(1984年製作の映画)

4.2

スクリーンで見るのはおそらく4回目です。爆音上映も最高だったけど、IMAXも素晴らしい!何度見ても圧倒されます。

スタンディングで飲みながら見たいな。

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.0

大人のカラダと赤ちゃんの脳。
しかも自分の胎児の脳!
ヨルゴス・ランティモス監督だし、どんなことになるのやら!?とドキドキでした。

フランケンシュタインはとても切ない話だったけど、この作品はちょっと
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.7

山下監督の「天然コケッコー」がとても好きだったので、どうかな?とは思いつつ鑑賞。
疲れ気味でしたが楽しませてもらいました。
国際線の食事時間向き。
主人公の男の子、よく見つけましたね!

サン・セバスチャンへ、ようこそ(2020年製作の映画)

3.7

ウディ・アレンらしい会話のやりとりを楽しませてもらいました。
ただ、今回はなんだかちょっと物足りなく感じたなぁ。
サンセバスチャンの街の見え方も消化不良に思えたし。
楽しみはしたんですけどね。

アンダーグラウンド 4K デジタルリマスター版(1995年製作の映画)

4.2

またスクリーンで見れる日が来るとは!
30.年ぶりに見ました。

最高に狂っていて、
最高に悲しくて、
最高に楽しい。
母国の悲劇をこのような映像として世に出し世に問うなんて、エミール・クストリッツァ
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雪山の絆(2023年製作の映画)

3.9

「生きてこそ」と同じ事故を描いたものではありますが、原作者は異なるんですね。
生きてこそ、は映画作品としての見応えや感動を脚本段階でかなり意識していたように感じました。
この作品の方が事実を分かる範囲
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レザボア・ドッグス デジタルリマスター版(1992年製作の映画)

4.0

スクリーンでまた見れるとは。
初回のはひたすら衝撃を受けて混乱しましたが、今回は細部まで楽しませてもらいました!

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.8

ちょい前に見ていたのですが記入を忘れてました。

しっかりと手間をかけて作られています。
でも、設定やストーリーの組み立ては乱暴だと感じました。

枯れ葉(2023年製作の映画)

4.1

やっぱカウリスマキ監督はいいなぁ。新作見れて良かった!
静かな流れの中で描かれている怒りや戸惑いや幸せが沁みてきます。
この先もカウリスマキ作品を見続けたい!!

ナポレオン(2023年製作の映画)

3.8

リドリー・スコットじゃないと仕上げられなかっただろうな、すげーな、という思いと、
これだけたくさんの人を殺してお前は何がしたかったんだ?という思いを行ったり来たりしながら見てました。
映像は本当に凄い
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さよなら ほやマン(2023年製作の映画)

3.9

監督のとても強い思いが込められている作品。
カットによっては「荒いな」と感じる部分もありましたが、それを凌駕するだけの魅力がありました。
黒崎煌代も呉城久美も良かった!
難しい表現をしっかりと自分のも
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ロスト・フライト(2022年製作の映画)

3.8

ちゃんと手に汗握らせてくれました。
とはいえ基本的には想定の範囲内の流れで、
めちゃくちゃ残酷に描いたりもしてないエンターテイメントに徹した作品です。

翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~(2023年製作の映画)

3.7

はい、楽しませてもらいました。
ただ、どうしても一作目ほどの素の面白さではなくなっているように感じました。

ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

3.9

荒木伸二監督がほめていたので慌てて劇場へ。
行って良かった!
SFでありながらめちゃくちゃ人間くさい。
単なる人間対A.I.ではありません。

変な偏りの無い綺麗な映像。
的確なCGワーク。
それを支
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愛にイナズマ(2023年製作の映画)

4.1

立ち上がりはめちゃくちゃイライラしてしまいましたが、それは監督の狙いにまんまとハマったということでした。
松岡茉優良かった!
家族構成のキャスティング抜群です。

「月」とはまた違ったカタチで人間の本
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Pina ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち(2011年製作の映画)

4.0

久しぶりにスクリーンで!
素晴らしい。
アーティストを支えているドイツという国も素晴らしい。

Somebody Comes into the Light(2023年製作の映画)

4.0

大きなスクリーンで見れて良かったけど、なおかつもっと良い音響で見直したい!

(2023年製作の映画)

4.0

本心ではどう思っているのか?
人って何だ?

問いつめられ、
追いつめられ、
答えられないまま
見終わりました。

人との会話を今まで以上に
大切にせねばと思います。

役者の皆さん素晴らしかった。
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.5

東京国際映画祭にて。

いろいろなことの価値観をあらためて考えさせられるとても良い映画です。
役者陣もスタッフワークも見事。  

2回目でしたが、初見とは感じる場所が異なりました。今回はドナータのイ
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イコライザー THE FINAL(2023年製作の映画)

3.8

ちゃんと丁寧に作られています。主人公以外も。
面白く見たのですが、人の殺され方がややしんどかった。そもそもそういう映画なんですけどね。

BAD LANDS バッド・ランズ(2023年製作の映画)

3.8

ロケ地が良く知っている地域なので妙なリアリティを感じてしまい、作品としての評価以上にのめり込んでしまった。

ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

3.8

気持ちが疲れ気味な時にこそこれ!
楽しませてもらいました。

どう収めるのかドキドキでしたが、
納得のエンディング。

さすがに合成がほとんどだとは思いながらも、好きな場所がてんこ盛りで嬉しかった。

ダンサー イン Paris(2022年製作の映画)

3.8

コンテンポラリーの部分、とても引き込まれました。
しかし、、、
フランス人は身近にいる親しい人を簡単に好きになりすぎでは?笑

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