渡辺伸一朗さんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

渡辺伸一朗

渡辺伸一朗

映画(570)
ドラマ(18)
アニメ(0)

スペシャルズ! 政府が潰そうとした自閉症ケア施設を守った男たちの実話(2019年製作の映画)

3.8

フランスらしい社会問題の描き方でした。自閉症児への視点だけでなく、ケアする側の問題や人の成長が描かれていて良かった。
相変わらずですが、日本語版フライヤーの宣伝コピー各種にはげんなり。もっと真摯でも客
>>続きを読む

ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

3.9

危うく見逃してしまうところだった。「ブックスマート」だけで良いのに「卒業前夜の・・・」なんて日本語が付いてるから。思っていたよりもとても良い作品でした。人への接し方が優しい監督ですね。音やカット割りの>>続きを読む

宇宙でいちばんあかるい屋根(2020年製作の映画)

3.7

オープニングの空撮がとても魅力的でした。引き込まれた。
感情の起伏を納得して受け止めきれない場面があった。この部分は見た人と答え合わせしたいです。

幸せへのまわり道(2019年製作の映画)

3.9

思っていたよりもずっと良く出来ていました。派手さはないが、大切なことをとても丁寧に描いています。社会を刺激したり賞を獲る作品ではないかもしれないが好きです。

行き止まりの世界に生まれて(2018年製作の映画)

4.0

少年たちの表情がなんとも印象的な作品。こんなドキュメンタリー作品に出会えるとは。良く撮影した。良く編集した。良く自分や仲間たちを見つめ続けた。音楽のチョイスにも好感を持ちました。

人数の町(2020年製作の映画)

3.9

人数の町、と言う視点がとても良い。抑制された演出の積み重ねで現代日本の闇をあぶり出していました。不思議な余韻が残ります。

オフィシャル・シークレット(2018年製作の映画)

3.8

日本政府の酷さとはまた別のスケールの酷さ。それをしっかりと映像化したことは価値のあることだと思います。キーラ・ナイトレイ頑張ってました。今見るべき作品です。

真夏の夜のジャズ(1959年製作の映画)

3.9

これもスクリーンで見るべき作品です。DVDではもったいない。
バート・スターンのとらえる人物描写の素晴らしさはもちろんなんだけど、自分の生まれた年にこんなに完成度の高いライブが行われていたことに感動。
>>続きを読む

海の上のピアニスト 4Kデジタル修復版(1998年製作の映画)

4.0

トルナトーレ監督とモリコーネさんの音楽の組合せは、とてもとても感情を揺さぶられます。彼らの映像愛・音楽愛・人間愛、どれも僕にとってのドストライク。素敵な作品です!

炎628(1985年製作の映画)

-

とんでもない作品を見てしまいました。あまりに凄まじく採点は無理です。

インセプション(2010年製作の映画)

4.0

IMAXで見れるなんて!
新たな発見が多々あり楽しめました。
というか、初見の劇場であまりにも理解が足りてませんでした。

ランブル 音楽界を揺るがしたインディアンたち(2017年製作の映画)

4.5

大好きな the band 、まだまだわかっていないことがありました。
自分がバンド活動を続けている原点のウッドストック、ジミヘンのアメリカ国家に込められていた真意を理解しきれていませんでした。
ネイ
>>続きを読む

ぶあいそうな手紙(2019年製作の映画)

3.6

手紙への愛情が溢れていて好感が持てました。手書きの手紙は良いものです。
何故か「セントラルステーション」を思い出してしまった。こちらの方が抜群に良く出来ていましたが。

パブリック 図書館の奇跡(2018年製作の映画)

3.5

公共とは? 今みんなで考えるべきテーマです。邦題はなんだかな?ですが、原題はとてもしっくりきました。テーマの割には軽い気持ちで見れます。

コンフィデンスマンJP プリンセス編(2020年製作の映画)

3.5

疲れた心身をリラックスさせるために、楽なものが見たくて。長澤まさみ好きだし。
前作でも思いましたが、飛行機移動の食事中にピッタリ。

悪人伝(2018年製作の映画)

3.5

新感染がよく出来ていたので、期待しすぎたかもしれません。

WAVES/ウェイブス(2019年製作の映画)

3.9

切ない。美しさがより切なさを強く感じさせる。フレームのコントロールもまた。
切ないが、希望はある。でも底知れぬ閉塞感も感じさせられる。
不思議な感覚の中を漂う作品です。

ブリット=マリーの幸せなひとりだち(2019年製作の映画)

3.7

人生の選択肢を自ら狭めてしまうんですよね、大方の人は。そんなことを考えながらほのぼのと見る映画です。
サッカーが好きな人、特にリバプールがCLでやってのけた奇跡の戦いを知る人には、とても楽しんでもらえ
>>続きを読む

レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

3.8

雨の日に見るにふさわしい作品です。ウディ・アレンらしいセリフ展開にニヤニヤ。
ニューヨークをウロウロ出来る日が早く来ますように。

風の谷のナウシカ(1984年製作の映画)

3.9

まさかimaxのスクリーンで見れるとは!
改めて作品の価値を思い知らされました。
今こんな時代に若いみなさんが見てくれる機会が出来たことは、地球の今後のために大きなことだと思います。
一人ひとりがしっ
>>続きを読む

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

3.9

劇場で見れて良かった!
まだ熟成していないタランティーノの「やりたい放題」を楽しませてもらいました。

早稲田松竹のコロナ対策はしっかりしていました。東宝シネマズの渋谷などに比べるとお客さんの質が違う
>>続きを読む

アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

3.7

劇場にて再確認。改めて、この作品に関しては、読む方が好きです。

もののけ姫(1997年製作の映画)

3.9

スクリーンで体感すべき作品です。
子供の頃見せた娘たちが最近「素晴らしい!」と語っていたので、確認してきました。
確認、、、いやいやとんでもない。改めて感動しました。凄まじい仕上がりです。
「生きろ!
>>続きを読む

カセットテープ・ダイアリーズ(2019年製作の映画)

3.7

1985年4月10日に代々木競技場でブルース・スプリングスティーンを体感したので、見逃すわけにはいきませんでした。
彼を最大限にリスペクトし、彼に救われる人々の気持ちに寄り添っている、可愛らしい作品で
>>続きを読む

ランボー ラスト・ブラッド(2019年製作の映画)

3.2

シリーズの最後を見届けてきました。残念な気持ちになってしまいました。
そもそもはベトナム戦争が原因の社会問題から産まれた作品と理解していただけに、このような終わり方は寂しいです。

グッド・ボーイズ(2019年製作の映画)

3.0

ジェイコブくんが出ているので一応見たのですが。劇場で見なくても良いと思います。残念ながら。
ぼくの見た回は観客3人でした。

はちどり(2018年製作の映画)

3.8

深く思いが伝わってくる作品でした。韓国映画界は、愛の不時着やパラサイトを産み出すだけでなく、このような作品も世に出している。そこはリスペクトせねば。

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

3.8

とても丁寧に作られています。原作をリスペクトしつつ、脚本・演出は意欲的。アカデミー賞ノミネートに納得です。
時制のコントロールに少し違和感を感じたら、、、こういうことだったのか! と、嬉しくなりました
>>続きを読む

ANNA/アナ(2019年製作の映画)

3.6

緊急事態宣言明け初映画館はこの映画でした。まあ、いろいろあるけど楽しませてもらいました。やっぱ映画館はいいなぁ。

コロンバス(2017年製作の映画)

3.6

ずいぶん前に見たのに書くのを忘れていました。

小津さんリスペクトとかの批評は、いったん置いといた方が良いかな。
確かにスタイルは意識されてるけど、設定に無理を感じました。
建造物の魅力は感じますが、
>>続きを読む

ジョン・F・ドノヴァンの死と生(2018年製作の映画)

3.8

この手のテーマはあまり得意ではないのだが・・・。しかも世の中重苦しいし。などと思いながらも、見に行きました。
が!間違いなくスクリーンで見るべき作品でした。

相変わらず素晴らしいトーンと絶妙な編集で
>>続きを読む

バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2(1989年製作の映画)

3.8

午前十時の映画祭が終わってしまうと思うと、切なくて切なくて。
part2はDVDでも何回も見ているのでどうしようかと思いましたが、スクリーンで見れるチャンスは最後かもしれないので駆けつけました。
当時
>>続きを読む

地獄の黙示録 ファイナル・カット(2019年製作の映画)

4.2

IMAXで見れるチャンスを逃すわけにはいきません。

若い頃見て感じた「不気味な狂気」が、今見ると戦場には起こり得る受け入れ難いリアルな狂気として迫ってきました。
そして尚且つ、監督の狂気、役者の狂気
>>続きを読む

バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985年製作の映画)

3.9

午前10時の映画祭にて。DVD観賞を含めると相当見たはずなのに、今回も新鮮に楽しめました。
若者たちはヒューイルイスをどう感じたかな。ちょっと心配。

野性の呼び声(2020年製作の映画)

3.5

犬が大好き。ユーコン川に憧れている。ハリソン・フォードの声が好き。
という事で鑑賞。
今のCG技術に感じ入りながらも、没入、とまでは行きませんでした。CGアニメーション作品と割り切って楽しみました。

Fukushima 50(2019年製作の映画)

3.7

とても複雑な気持ちです。
見ている間は、現場の皆さんの決死の奮闘に涙しっぱなし。
東日本壊滅の危機を紙一重で回避した事に感謝。なんですが、、、
そもそもの原発推進行政に対する反発、
BBCが取材したド
>>続きを読む