Nnさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

わたしは最悪。(2021年製作の映画)

3.8

めちゃくちゃ刺さったらどうしようと思ったけど、年齢も少し違ったしそこまで入り込みすぎることなく観れたかな。フランシス・ハとか同様、わたし、年齢の割に色々考えててえらくないか?!という気持ちにもなりまし>>続きを読む

ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

3.3

セックスエデュケーション然り、ユーフォリア然り、こういうの見るとみんな幸せになってな〜(T-T)おばさんになってしまう。
(色々あることはさておき)Lizzoのフジのステージに感動したのですが、自分を
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ソナチネ(1993年製作の映画)

4.0

フロイトが書いた「ユーモア」とか、「ジョークとその無意識の関係」に多分こんな感じのことが書いてある。
上島竜兵のことを思い出した。

3-4x10月(1990年製作の映画)

3.8

ストーリー云々よりも帰り道の軽トラとバイクのシーンが凄すぎたので

その男、凶暴につき(1989年製作の映画)

4.4

陰気臭さとコミカル

1番、笑いは誰かを虐げた上に成り立ってるって分かってる人なんだろうなと感じた。

TAR/ター(2022年製作の映画)

4.6

いい胸糞映画を久しぶりに観た〜!!!

2023/06/07追記
観た後に、自分が存在していることが嫌になる素晴らしい胸糞映画。自分が嫌になるというのは、自分という主観をどうしても取り除くことができな
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12モンキーズ(1995年製作の映画)

3.6

セットが作り込まれていてそれだけでだいぶ見応えがある。

冒頭でinspired by LA JETEEって出すのだけやめていただきたい。先に見てたのでアッってなってしまった。

ザ・ホエール(2022年製作の映画)

4.0

好きな監督の新作映画を観るというのが久しぶりでテンションが上がった。
ダーレンアロノフスキーの作品の中で、これまでの作品でよくみた「救われたい」から「救いたい」に視点が移されているのが私自身としては新
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100,000年後の安全(2009年製作の映画)

-

わーーこれ中学生の時に授業でみて
オンカロってやべえ非言語的に人類かどうかもわからない生き物に「開けるな」って伝えるとか何その試練…ってなってこの歳までずっと覚えてて、
あれいったい何だったんだろうっ
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神は見返りを求める(2022年製作の映画)

3.1

最初ガールズバーの女の子とお客さんにしか見えなかった笑
YouTuberに限らず、別に勝算も計画もないのに、ちょっとパパ活に手を出してみた子、TikTokでなんかはねてライブ配信で小銭稼げちゃった子た
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群れ(2014年製作の映画)

-

わかりやすい比喩
LINE漫画とかアプリの漫画で読めそうな感じ

RUN/ラン(2020年製作の映画)

3.2

1人で黙々と観るには展開の斬新さや、面白さに欠けるけどワイワイ友人らと観るにはちょうど良いと思う。
登場人物同士の複雑な共依存関係が感じれる描写がもう少し多ければ好みだったかも。描かれてはいたけどささ
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もっと超越した所へ。(2022年製作の映画)

3.5

邦画モードが続いているのでねもしゅーのこれを!
根本宗子の舞台、一作品しか観に行ったことないけど、それがだいぶハマったからずっと本作気になってた。

この作品では全員ちゃんと被害者面するし、全員きしょ
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猿楽町で会いましょう(2019年製作の映画)

3.7

ストーリーや展開に目新しさはないけど
一つ一つの人物の感情の波が丁寧に描かれていて本当よかった。金子大地と石川瑠華が流石。

何よりあのアパートの扉の前に立つシーンの金子大地の演技が凄すぎて。こっちも
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うみべの女の子(2021年製作の映画)

3.5

ちひろさんとかうみべの女の子、ちょうど同時期に読んだな〜と思って観てみた。
映画化されるって聞いた時はうわ〜どうなるかな〜とそわそわしたけど、思った数倍良かった。たまにこれは浅野いにおではなくない?っ
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ちひろさん(2023年製作の映画)

3.4

漫画よりも、抒情的な感じなのがやや気になったけど原作とは別の良さがあったと思う

居場所がない状態が1番居場所があるように感じてしまう感覚が強い自分としては映像作品の方がシンパシーを感じた。
バイト先
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.8

好きか嫌いかで言うと好き!
ジェンダーが原因で、肌の色が原因で、戦争が原因で、何かが原因で、可能性が奪われてしまった全ての人たちの悔しさを代弁しつつ、爽快なエンタメに昇華していくpart.1がやっぱり
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サッドティー(2013年製作の映画)

3.5

前に寝ながら観てたのを改めて見直した
トリプルファイヤーが合っててめっちゃいいなあ

死にそうになりながらダウ90000の動画を見てて助けられたとき、この作品、
私は疲れた時シュールさに助けられるんだ
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話の話(1979年製作の映画)

3.9

ウ侵攻関連でこの作品の名前をちらほら見ていた。
ただぼうっと眺められる日常があること。
タンゴの音楽が好きだった。
色んなタッチがこの作品ひとつで楽しめるからそれもいいよね。

霧の中のハリネズミ/霧につつまれたハリネズミ(1975年製作の映画)

4.1

かわいすぎる心が浄化される
全ての動きと全ての顔の表情がたまらん
夜空が綺麗
仕事疲れた日の帰り道に観たら生活を頑張れる気がする
コウモリが飛んでくる時の音楽がかっけ〜ってなった
スパシーバとこんにち
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アオサギとツル(1974年製作の映画)

3.8

タッチがちょっと大人向けな感じで
こういうのもできるんか……と感動した。
この2羽の関係性が面白い。アニメでこんなことするんだ、っていう笑
いい人なのに…っていう字幕があって、
「いや いい鳥やろ」っ
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キツネとウサギ(1973年製作の映画)

4.0

一つ一つの動きを凝視してしまう……!!!
すごい!!
アニメなのに漫画のようなコマ割りというか枠みたいなのがあるのが新鮮で
紙芝居のようにも見える。
もぐもぐしてるときの顔の動きとか、
タバコふかして
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ケルジェネツの戦い(1971年製作の映画)

3.9

U-NEXTで観ようかと思ってたけどこれは映画館で観れてよかった。
小さい頃から、親の旅行に連れられて
ヨーロッパの境界やら宗教画やら見ていたので
こういう作風に安心すら覚える。

ブリングリング(2013年製作の映画)

3.0

彼女たちにとってそれが"rob"だっただけ。
あの子にとってはそれがパパ活で
あの子にとってはそれが加工まみれのインスタで
あの子にとってはそれが夜職で。
そういう世界観。

実話自体の方が刺激的で面
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世界は今日から君のもの(2017年製作の映画)

2.0

序盤1時間くらいは確かに朝ドラ的な安心感があって見やすかっただけに、話が進むにつれてだれていく感じがしたのが残念だったかな。。
あと、マジで必要性を感じない意味のわからん理解不能なくだり(縁側からの追
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私をくいとめて(2020年製作の映画)

3.4

勝手に震えてろがあまりにも合わなかったから
気になってはいたけどなかなか観れてなくて、
でも思ってたよりよかった!
中村倫也が声やってるって知らなくてテンション上がった。
あとシンプルにのんの顔が好き
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戦場のメリークリスマス 4K 修復版(1983年製作の映画)

3.8

坂本龍一とデヴィッド・ボウイと北野武で撮ったことが最大の価値。
みんな等しく諦める感じと、
やけくそになって信条に則っている感じが、
それぞれの役者のなんともいえない空気感や演技で保たれていて
役者で
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WAVES/ウェイブス(2019年製作の映画)

3.0

慣れるまでこの映画のリズムを掴みづらかったけど
後半からは入り込んでみれたような気がする
サンプリングとポエトリーで作った2時間の一曲というような味わい?
ただの"映え"映画なのかと思いきや、
ストー
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コロンバス(2017年製作の映画)

4.2

中銀の解体の話を中野信子がしてる番組をみて
今までそこまで興味持ったことのなかった
建築が気になるようになったのが今年の初め。
そして、小津の作品が好きな人と出会ったのがこの4月で、
今、この作品を観
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クラッシュ 4K無修正版(1996年製作の映画)

3.4

TITANE(鑑賞済)を語るときに引き合いに出されがちだったのでやっと観た。
Twitterか何かで見た、
美人を描く時よりも、ブサイクを描く時の方が圧倒的に工数がかかるし難しい、みたいな話を思い出し
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ビッグ・リボウスキ(1998年製作の映画)

3.4

チェンソーマンとヤスミノに誘発されて観た
こういう空気感を目指した邦画の作品ってなんだか物足りないこと多いけど、
洋画だといい味になるのなんでだろー
コーエンの技量ですかね

ピアニスト(2001年製作の映画)

4.3

ハネケってこんなのも撮れるんだ⭐︎
もうなんも言いたくないよ

ファンタスティック Mr.FOX(2009年製作の映画)

3.9

ローリングストーンズとビーチボーイズってだけでもう最高
キャラクターの表情に見惚れる