ナガマサさんの映画レビュー・感想・評価

ナガマサ

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トラペジウム(2024年製作の映画)

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妙に話題になってたので気になって観てみたら至極真っ当な青春映画で逆にびっくりした。アイドルを目指す女の子のエゴと他者との関わりへの内省を描いた物語。東西南北というユニット名が展開を示唆しててよく出来て>>続きを読む

不死身ラヴァーズ(2024年製作の映画)

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素晴らしかった!松居大吾監督が原作に惚れ込んで映画化したいと願い続けた10年以上の想いが主人公の激しい好きの気持ちとリンクして生み出された奇跡のような映画。まるで初期作品を思わせるような圧倒的な衝動が>>続きを読む

ゴジラxコング 新たなる帝国(2024年製作の映画)

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凄まじかった。前作までは怪獣映画の体を保ってたのに、今作は完全に日本の少年漫画だった。人間パートを除いたらほぼそう。モンスターバースmeets少年ジャンプですよ。鬼滅や呪術にどハマりしていた子どもたち>>続きを読む

名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)(2024年製作の映画)

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今までキッド回には正直ハマってなかったんだけど今回のはちゃんと面白くて大満足!コナン・キッド・平次の見せ場のバランスが良くて複雑なお話ながら綺麗にまとまってたよ。犯人とかどうでもよくなるくらい"キッド>>続きを読む

劇場版ブルーロック –EPISODE 凪(2024年製作の映画)

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原作を全く知らない状態で映画を観に行くチャレンジを『ハイキュー‼︎』に続いてしてみた。設定には惹かれたものの、あくまでも本筋をわかってるファン向けの視点を変えた総集編という印象で置いてけぼり感が否めな>>続きを読む

インフィニティ・プール(2023年製作の映画)

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本当に人間のクローンが誕生したらどうなるのか、富裕層の娯楽として悪用されてしまうのでは…?そんな悪夢のような未来を思い浮かべずにはいられない。SFっぽい絵面がほぼ無いのにSFとして成立してしまう職人芸>>続きを読む

ゴーストバスターズ/フローズン・サマー(2024年製作の映画)

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前作より新世代のバスターズが印象強く作られていたのは良かったものの、X-MENのようなキャラクターや強すぎて死者が出ないことにアンバランスさを感じさせる大ボスに引っかかってしまいノレず。マシュマロマン>>続きを読む

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

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世界を滅ぼす力を人類に与えてしまった男の人生を知る物語。理解を深める為にあえて時系列を巧みに交差させ180分の長尺を全く飽きさせないのはさすが。カメオに留まらない明確な役割を与えられた眼福の豪華キャス>>続きを読む

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章(2024年製作の映画)

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凄まじかった。是非はさておき浅野いにお自身が製作に深く携わっただけあってとてつもないクオリティーのアニメになってた。『浦沢直樹の漫勉』で見たひれ伏すレベルのこだわりを思い出したよ。後章への期待感をMA>>続きを読む

ゴールド・ボーイ(2023年製作の映画)

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少年少女のひと夏を描くジュブナイル的要素と殺人者とのスリリングな駆け引きのバランスが良く終始のめり込んでしまった。サイコパス気味な男を演じたら最高だろうなと思ってた岡田将生が最高だったので最高。この物>>続きを読む

変な家(2024年製作の映画)

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ほぼ会話で進む原作をスクリーン映えするように改変したら、村シリーズと『悪魔のいけにえ』とビジュアルで全てを持っていく高嶋政伸が入り乱れるカオスなホラー映画が誕生しててだいぶ面白かった。間取りの映画なの>>続きを読む

52ヘルツのクジラたち(2024年製作の映画)

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いくつもの深刻な社会問題を取り上げながらそれでもどこかに希望はあるんだと信じさせてくれる優しい作品。全ての俳優がこの物語を届けるために最善の演技をしてて否応なしに心を揺さぶられた。1人でも多くの人に届>>続きを読む

映画ドラえもん のび太の地球交響楽(シンフォニー)(2024年製作の映画)

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絶妙にズレたメッセージ性もなく、音楽を奏でる楽しさを軸にエンタメに振り切った一本。ミッションクリアでエリアが開放されたり、ライセンスでランクが上がる設定はゲームっぽくて馴染みやすいよね。ビギナーがアマ>>続きを読む

劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦(2024年製作の映画)

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ジャンプ好きなのに『ハイキュー!!』は読んだことなくて、なんか盛り上がってるな〜くらいの感覚だったんだけど、せっかく映画化されるんなら観てみるか〜くらいのテンションだったんだけど、えーっと、ここ最近観>>続きを読む

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