Nyayoiさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

Nyayoi

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カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)

4.0

医療者なもので、どうしても医療者目線になってしまった。
こう言った場所で働くには、全体を客観視してある程度の割り切りもないと難しい。最初、看護婦長は優秀で職務を全うしようとしているように見えた。

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エイリアン2(1986年製作の映画)

3.8

つい続けて観てしまった。

エイリアンを退治して57年間の冷凍催眠状態から救出されたリプリー。音信不通となった殖民惑星の調査に海兵隊員と共に向かう。そこで見たものは人間を襲う多数のエイリアンと、卵を生
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エイリアン(1979年製作の映画)

3.7

実はみていなかった。
面白いんだー!

この時代に宇宙の神秘と可能性を描いたSF、そこになんとも言えない不気味なエイリアン。この造形は凄すぎる。

顔に張り付く、胃の中から飛び出す、脱皮する、暗闇から
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安市城 グレート・バトル(2017年製作の映画)

3.9

西暦645年、唐に繰り返し攻め入られる高句麗。次々と城が陥落する中、安市城の城主ヤン・マンチュンは唐軍の20万人に対したった 5,000人の兵を率い、無謀とも言える孤立無援の戦いを挑む。

戦いのスケ
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氷がすべてを隔てても(2022年製作の映画)

3.6

800日越えの極寒の地での日々。ダイジェスト的なのも仕方がないが、アイナー・ミケルセン隊長と若いアイバー隊員の北極探検の実話は結構ずしりときて満足。

待っているはずの船はいない。残されていた小屋で待
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マエストロ:その音楽と愛と(2023年製作の映画)

3.5

名指揮者レナード・バーンスタインとその妻フェリシアの半生。
バーンスタイン役のブラッドリー・クーバーが年代問わずカッコいいが、音楽に浸り切るというよりは愛と家族にフォーカスされていたか。

芸術家とし
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ホーム・アローン(1990年製作の映画)

3.7

観ていない有名作品がたくさんある。
観たかもしれないが全く覚えていない。観たとしても子供の頃だ。
その時どう感じたのだろう。

子供を忘れていくか!?というありえない始まりだ。必死に帰ろうとする母親は
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カンナさん大成功です!(2006年製作の映画)

3.8

全身整形して大変身!というだけでも楽しさいっぱい。
せっかくの歌声、体型のためにバカにされる日々、本人にとっては大変な問題だ。でも本当は純粋で真っ直ぐな主人公が可愛らしい。

整形の評価は様々だろうけ
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VORTEX ヴォルテックス(2021年製作の映画)

4.5

またまたすごい映画観られた、と感激!

映画評論家である心臓病を患っている夫と元精神科医だが認知症を患う妻の高齢夫婦。離れて暮らす息子は自分も生活の心配をしながら時々やってくるのみ。
認知症はますます
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カラフルな魔女~角野栄子の物語が生まれる暮らし~(2024年製作の映画)

4.0

魔女の宅急便ほか多くの児童書の著者、角野栄子の暮らしに密着するドキュメンタリーだけどなんだか楽しい気分になった。

今も1日中執筆している、なんて元気で若々しい88歳なんだろう。お肌とかとても90歳近
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.2

評判通りの力の入る大作。満足した!

自殺した女性にその胎児の脳を移植するという、メチャクチャな手術によっって生き返ったベラ。脳は赤ちゃんから成長していく過程をエマ・ストーンの大迫力の演技で魅せている
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スイッチ 人生最高の贈り物(2023年製作の映画)

3.8

職業とマネージャーとスイッチしてしまうという点が違うけど、「天使のくれた時間」のリメイク!?と思えるほどストーリーの流れは同じ。
人生最高と思っていたけれど少々調子に乗っていた主人公に、もし違う人生を
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隔たる世界の2人(2020年製作の映画)

3.9

タイムループに入ってしまった男。何度起きても白人警官に殺される結末だ。逃げるのではなく対話をしてみる。行動を変えてみる。しかし変わらない。人種差別はそんなに簡単な問題ではないんだ、と強く訴えている。黒>>続きを読む

ANNIE/アニー(2014年製作の映画)

3.8

いつも明るい前向きなアニー。野心に燃える事業家でNY市長を目指しているスタックス。アニーを利用しようとしていただけのはずだったが、二人の関係が次第に変化していく。

二人のほのぼのとした温かい関係が心
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プラットフォーム(2019年製作の映画)

3.5

気づいたらある部屋にいた。上から降りてくる食事は上の階の人の食べ残したもの。上にいれば食べられるが、下の方の部屋ではもう残っていない。部屋は毎月ランダムに変わる。眠らされている間に変えられ、どの階にな>>続きを読む

セックス・アンド・ザ・シティ2(2010年製作の映画)

3.8

4人がなんとアブダビへ。相変わらずのファッションで光り、アブダビの超豪華な滞在ぶりが楽しめる。

サマンサの大胆さには呆れるが、それも納得の人生。理解している皆の友情が温かい。キャリー、わざわざ言わな
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ボーン・アイデンティティー(2002年製作の映画)

3.7

漁船に拾われた男は記憶を無くしていた。体に埋め込まれていた口座番号から少しずつ正体が判明し・・。
記憶はなくても体が覚えている身体能力がとんでもないレベルでかっこいい。カーチェイスといいアクションとい
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ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

3.5

怖いストーリーなのになんだか笑いに変えているのが凄い。

さすがに気味悪く想像したくない感じ。
肉屋を襲うヴィーガンも問題、極端な描き方かもしれないが。。
しらばっくれて夫に殺人させる奥さんがサイコだ
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アス(2019年製作の映画)

3.6

幸せに暮らすアデレード一家。遊びに行った先で同じ顔をした「私たち」に襲われる。襲われ方が恐怖すぎる。

怖いのは苦手で元気な時でないと観れない、と昼間スタートして途中、中断しての鑑賞。
最後の種明かし
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トールガール(2019年製作の映画)

3.6

身長が高いコンプレックスを乗り越えていく物語。
自分を受け入れることが大事というメッセージが伝わる。
選択は2つ。縮こまるか、堂々と生きるか。
主人公の友達や幼なじみの温かさが素晴らしい。

ふたりのマエストロ(2022年製作の映画)

3.8

著名なマエストロも人間。親子の確執からわだかまりが溶けていく様子が人間らしい。街並みも人々も洗練されている心地よい作品。

クラシック系映画には素直に感動。
素敵な音楽と一緒に酔いしれた。

ショータイム!(2022年製作の映画)

3.6

農場とキャバレーってなんだか凄い組み合わせ。
農家のおじさんとキャバレーのダンサー、魅力に惹かれてビジネスパートナー!となる。集めたメンバーも超個性的、あっという間にパフォーマンスが出揃っていくのは出
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トランスポーター(2002年製作の映画)

3.8

運ぶ荷物をみてしまったがために襲いくる攻撃。
終始ハラハラしつつも、カーチェイスと圧倒的強さのジェイソン・ステイサムのカッコよさが際立つ。ステイサムの無口な落ち着きが颯爽としている。
謎のヒロインも最
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アクアマン/失われた王国(2023年製作の映画)

4.2

前作を家で観てからの劇場鑑賞。
良かったー!!

深海での戦いは壮大で豪華すぎてワクワクしっぱなし。
弟オームとの関係が素敵だった。彼は悪者ではないのだ。良かった!
アーサーの子供が可愛い。父以上の力
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未帰還の友に(2023年製作の映画)

3.7

太宰治の短編小説を映画化。
先生と学生たち、中でも親しくしていた鶴田は、出征が決まって、ほのかな恋愛に「ノー」と言った、と笑って先生に伝える。

こんな時代だったのだ。
なぜこんな死を迎えねばならなか
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ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

3.9

大ヒット作品の映像化。原作キャラに配役がハマりすぎ!

明治時代、いきなりの二百三高地の戦闘シーンの迫力に目を引き込まれる。
雪の北海道を舞台に隠された金塊を狙った猛者たちが繰り広げる争い。

アクシ
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ワーキング・ガール(1988年製作の映画)

3.6

仕事はできるのに理不尽な扱い、古い映画だけど現代にも繋がる女性のお仕事事情も詰まっている。今ならもう少し、アカハラ、パワハラ、セクハラと指摘されそうだけど、こう言った状況もまだまだ残っているのだろう。>>続きを読む

魚の目(2021年製作の映画)

3.2

若い方々が創った作品なんですね。青春群像劇という言葉が当てはまる。この頃って目の前のことでいっぱいなのだろう。水槽の中の魚がもがいているとい例えが少し響く。
でも教師と付き合ったり別れたり、危険だ。。
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クレイジークルーズ(2023年製作の映画)

3.2

ミステリーと言っても犯人わかっているし、ロマンスの展開も伏線ないまま進むし、謎解きもどうなのか?と消化不良だ。
コメディ要素も入ってというにはなんだか中途半端。せっかくの宮崎あおいさんもちょっと違うの
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マトリックス(1999年製作の映画)

3.7

昔みたけれどよく理解していなかったと思う。今回も時々戻しながら鑑賞。

ロボットに支配され仮想社会に生きる人々。世界を救うための人物?とされたネオは仮想社会と仮想現実社会を行き来して敵と戦う。

20
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お終活 熟春!人生、百年時代の過ごし方(2021年製作の映画)

3.9

個人的にはハマった作品。

定年退職した夫、家では妻と二人で喧嘩ばかり。お互いに外では愚痴ばかり。ありそうな日常から、就活を考える出来事が重なり、二人は金婚式を行い二人の歴史を振り返る。

どこにでも
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春の画 SHUNGA(2023年製作の映画)

3.7

春画にはほぼ関心なかったが、その高度な芸術性を堪能できた作品だった。それを研究する方々、コレクションとして保存している方、古き大切な作品をこれまで保存できたことが素晴らしい。

大成功であった英国での
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リッチー・リッチ(1994年製作の映画)

3.8

気軽に楽しめる作品をと思って鑑賞。
とんでもない資産家の息子、リッチー。陰謀で両親が行方不明となり、悪者から会社を守って活躍するが・・。
大富豪でありながら心優しい素敵な両親のもとで育ったリッチー。能
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

4.0

原作は未読。
綾野剛サンのまたちょっと違った魅力を楽しめる成田狂児というキャラクター。カラオケを通して怖そうなヤクザたちの心の底を見せている。中学生相手に必死にでも愛情たっぷりの狂児の魅力が満載。
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コカイン・ベア(2023年製作の映画)

3.6

クマが襲ってくる場面はただただ恐怖。
コカインを食べたクマって、すごい組み合わせだけど、実話なんですね。子供たちや母親、コカインを必死に探すギャングとそれを追う警察、見応えある?森林保安官、となかなか
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ティル(2022年製作の映画)

3.8

シカゴで息子のエメットと平穏な暮らしをしていたメイミー。エメットが初めてミシシッピ州マネーの親戚宅を訪れ悲劇は起こる。

シカゴとは違うことをしつこく注意していたメイミーだったが、エメットは白人女性へ
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