たましいさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ブラック・スワン(2010年製作の映画)

4.0

陰湿な人間関係、毒親、セクハラ、重役のプレッシャーで心が崩壊していく狂気映画
煌びやかな描写と裏腹に終始漂う緊迫感、幻覚と幻聴で目覚める狂気が真に迫る。
人間、適度にいい加減が一番。
2024 10
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名探偵ピカチュウ(2019年製作の映画)

3.5

対戦では、でんきだまボルテッカーで鉄砲玉させるしか脳がないピカチュウとのミステリー映画。
童貞臭い主人公と粗暴でカフェイン中毒のピカチュウコンビの掛け合いが面白い。
2024 105

誰が為に鐘は鳴る(1943年製作の映画)

3.4

橋爆破の命を受けたむっつりと、なんともちょろいヒロインとの3日間のロマンス映画。
極秘任務のはずが、街で噂されるレベルのザル情報統制で窮地に陥ったりとユルさに抜かりがない。
この頃の映画はプロパガンダ
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月に囚われた男(2009年製作の映画)

3.8

深刻な時でもAI顔文字がじわる、 SFを借りたミステリー長距離通信接続中映画。
インターステラーでは録画映像で泣かせてきたが、こっちは鬱にしてくる。
映画での宇宙産業会社は非人道的の典型
2024
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シンドラーのリスト(1993年製作の映画)

3.8

モノクロで凄惨シーンをまざまざ見せつけ、人類のタブーを直球で描く史実映画。
プレイボーイだが賄賂で上手く立ち回る主人公が際立つ名作。
2024 102

レオン 完全版(1994年製作の映画)

4.4

アパートに兵士200人を送り込ませてフェスみたいにする男と少女の共同生活映画。
奇妙な関係に芽生える愛情は愛おしく、涙を誘う名作。
うろたえる堅物なジャンレノが可愛い
2024 101

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.5

小ネタの多さにリスペクトを感じるものの、クッパの弾き語りのせいで内容が頭に入ってこない映画。
こどおじ兄弟よりも武闘派ピーチ姫が主人公してる令和テイストな作品。
…ロゼッタ姫まだ?
2024 100

日本のいちばん長い日(2015年製作の映画)

3.3

ポツダム宣言受諾で日本が首輪つけられるまでの史実映画。
会議で能書き垂れてる間に戦局が悪化したり、狂気のクーデターけしかけたりする様は観ていて哀れ。
迫真の演技だが、どいつもこいつも早口で聞き取りにく
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フェイス/オフ(1997年製作の映画)

4.0

アクションにSFのトッピングが上手く味付けされた武闘派映画。
とりあえず爆発させる思考と、CGなしの洗練された90年代の銃撃戦は今ではできない良作。
顔チェンジで終盤の硬直状態を作り出すのが好き
20
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ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年製作の映画)

4.0

テレフォン◯ァッキンテロリストこと、コンプラガン無視パリピ会社の狂乱映画。
全編汚ねえ言葉が飛び交う、狂気全振りのラリった主人公がむしろ爽快。
理不尽にもマックはデスられる
2024 97

老後の資金がありません!(2020年製作の映画)

3.6

コミカルにしても中和しきれない現代日本の闇という毒素が溢れ出すガチ重映画。
昨今の時事問題を突っ込んで力技でまとめた、宝塚ネタに顔がひきつる良作。
金に踊らされない人生を送りたい
2024 96

不思議惑星キン・ザ・ザ(1986年製作の映画)

3.3

どんな思考してたらこんな話が出来るのか、斜め上を行くシュールさから狂気を感じる映画。
全員国家公務員だったお堅い国から爆誕した毛色の違うゆるSF要素が目新しい。
ストーリー以前に世界観の把握が困難
2
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殿、利息でござる!(2016年製作の映画)

3.5

発案者が引くほど前のめりで濃いメンツがカイジの様に銭集めする映画。
タイトルの様な取り立てはなく、後味が良くて好き
2024 94

SING/シング(2016年製作の映画)

3.2

倫理観ゼロなコアラ社長がコンテスト詐欺で劇場再建する映画。
ミュージカルが細切れでシーンは短いが、排水溝に流されたイカがedで熱唱するのは好き
2024 93

第3逃亡者(1937年製作の映画)

3.3

ツンデレのお手本みたいな面倒見の良いヒロインを巻き込む冤罪逃亡映画。
薄味な展開だが、唐突に真犯人の視点になる斬新さは好き。
サスペンスというよりラブコメ
2024 92

未知との遭遇 ファイナル・カット版(2002年製作の映画)

3.8

SFを期待してたらイカれた主人公の家庭崩壊を見せられる金字塔映画。
キチンと信号で訪問アポを取る宇宙人の方が紳士的。
いつもの米国映画ならそのまま総攻撃始めそうな脳筋展開にしないのが好き。
2024
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グリーンマイル(1999年製作の映画)

3.7

癒しの力を持つ男、トムブラウンみちおが口から虫を吐く感動映画。
途中にスポンジのトラウマを仕込んでくるが、ラストは涙が出る程の名シーン。
2024 90

暗殺者の家(1934年製作の映画)

3.0

旅行中の家族が暗殺の陰謀に巻き込まれるお話。
楽器を使えばなんでも音を誤魔化せるガバガバ設定を微笑ましく鑑賞する映画。
2024 89

ゾディアック(2006年製作の映画)

3.4

連携の取れない警察に舐めプする連続殺人犯を取り憑かれたように追う実話映画。
模倣犯が出たり、時系列が飛びまくるのをなんとかまとめ込んだような内容。
監督らしい雰囲気の出し方は好き
2024 88

グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

4.5

気分が落ちたそんな時、気持ちを上げたいそんな時、期待に応える名作。
逆境を逆手に取るリズミカルな展開、明るくキレのあるミュージカルに心が躍る。
考えるのではなく、パッションで観る映画
2024 87

ノマドランド(2020年製作の映画)

3.4

日雇い車中泊民の主人公が類友と触れ合いながら旅する社会派映画。
自分で選んだ自由な生き方といいつつ金に困ったりと前向きな作風に反して闇が深い
2024 86

インクレディブル・ハルク(2008年製作の映画)

3.4

正義のヒーローどころか終盤まで逃亡するストーリーも戦い方も大味な筋肉映画。
おっさんが半裸でうろうろしたり、シャワーシーンがあったりと中々の誰得。
ヒロインの性格がよっぽどハルク
2024 85

バルカン超特急(1938年製作の映画)

3.5

列車で老婆が消えて頭の弱そうな主人公が騒ぎ出す謎解き映画。
陰謀が絡んで深刻な状況のはずだが、妙にゆるい演技がハートフル。
冒頭の宿での人物紹介は蛇足
2024 84

グラディエーター(2000年製作の映画)

3.8

ローマの切り込み隊長が嵌められて剣闘士になる超大作マッチョマシマシ映画。
やたら矢に火をつけたがるが、戦闘がベンハー並の力作で引き込まれる
2024 83

イコライザー(2014年製作の映画)

3.4

鋭い眼光でプロファイリングする主人公が無双するセルフRTA映画。
薄味なストーリーでアクションに振るにしては尺が長すぎる。
終盤工具でホームアローン始めるのは好き
2024 82

仮面ライダー1号(2016年製作の映画)

3.1

変身しなくても勝てる男、藤岡弘が場違い感MAXで変身して戦う記念映画。
勝手に火葬したりとかなりイカれた内容な上に、説教臭さが目立つ…Vシネマでやれ
大御所への遠慮がちなビンタは好き。
2024 8
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劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer(2019年製作の映画)

3.2

記念作品になるとインフレ著しい、例の仏壇フォームが戦う映画版。
レジェンドに埋もれるのは主人公の宿命。
稲垣吾郎のGを出すのはセンスがあるが、本編ラストの方が好き
2024 80

ゴーストRE:BIRTH 仮面ライダースペクター(2017年製作の映画)

3.8

シスコン兄貴とたこ焼き王子が主人公の本編の明るいイメージからドン引きするくらいダークな映画。
サブライダーに過酷な運命背負わせすぎ問題。
2024 79

ムーンライト(2016年製作の映画)

3.4

人生ハードモードかつマイノリティな主人公の半生を描く、色々と生々しい映画。
ゆったりした表現方法だが、雰囲気がとてつもなく重い。
2024 78

スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号(2015年製作の映画)

4.0

子供も楽しめる親世代に向けた従来のファンを大切にする精神に溢れた映画。
てつをとたっくんが出ただけで満足。
今回は悲惨なゼロノスへの救済作品。
2024 77

劇場版 仮面ライダードライブ サプライズ・フューチャー(2015年製作の映画)

3.5

濃いメンツのせいで本編では空気扱いだった主人公がきっちりと主演を張る単独映画。
でもチェイサーとマッハの共闘には涙が出る。
ストーリーはトップギアでエンストしてる
2024 76

レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

3.7

主人公がターミネーターしてる無理ゲー難易度の極寒サバイバル映画。
西部開拓時代の広大さとワイルドさが深く感じられて好き。
ストーリーはシンプル設計でみんな毛むくじゃら
2024 75

セブン(1995年製作の映画)

3.9

変死体フルコース、図書館にやたら通いつめるサイコキラー映画。
ずっと降る雨、ノイズ、結末といい不安と恐怖を煽る監督のセンスが光っている。
ハガレンの知識が捗る
2024 74

ペット(2016年製作の映画)

3.8

トイストーリーのフロンティア精神を持ってきたようなパグが絶妙にゆるい映画。
捕食される側なバイキンマンウサギのキャラが立ってて好き
2024 73

ラッシュアワー2(2001年製作の映画)

3.7

サックサクに話が軽い、ジョークとアクション全振り映画。
内容は前作の焼き回し、違いは最初から二人がいちゃついてるくらい
明るくてイイネ
2024 72

JAWS/ジョーズ(1975年製作の映画)

3.7

海に入ると毎回このBGMを口ずさむ、市長の頭がバカンス仕様なサメ退治映画。
サメ退治のメンツがみんなキャラ濃くて好き。
2024 71