たましいさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

未知との遭遇 ファイナル・カット版(2002年製作の映画)

3.8

SFを期待してたらイカれた主人公の家庭崩壊を見せられる金字塔映画。
キチンと信号で訪問アポを取る宇宙人の方が紳士的。
いつもの米国映画ならそのまま総攻撃始めそうな脳筋展開にしないのが好き。
2024
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グリーンマイル(1999年製作の映画)

3.7

癒しの力を持つ男、トムブラウンみちおが口から虫を吐く感動映画。
途中にスポンジのトラウマを仕込んでくるが、ラストは涙が出る程の名シーン。
2024 90

暗殺者の家(1934年製作の映画)

3.0

旅行中の家族が暗殺の陰謀に巻き込まれるお話。
楽器を使えばなんでも音を誤魔化せるガバガバ設定を微笑ましく鑑賞する映画。
2024 89

ゾディアック(2006年製作の映画)

3.4

連携の取れない警察に舐めプする連続殺人犯を取り憑かれたように追う実話映画。
模倣犯が出たり、時系列が飛びまくるのをなんとかまとめ込んだような内容。
監督らしい雰囲気の出し方は好き
2024 88

グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

4.5

気分が落ちたそんな時、気持ちを上げたいそんな時、期待に応える名作。
逆境を逆手に取るリズミカルな展開、明るくキレのあるミュージカルに心が躍る。
考えるのではなく、パッションで観る映画
2024 87

ノマドランド(2020年製作の映画)

3.4

日雇い車中泊民の主人公が類友と触れ合いながら旅する社会派映画。
自分で選んだ自由な生き方といいつつ金に困ったりと前向きな作風に反して闇が深い
2024 86

インクレディブル・ハルク(2008年製作の映画)

3.4

正義のヒーローどころか終盤まで逃亡するストーリーも戦い方も大味な筋肉映画。
おっさんが半裸でうろうろしたり、シャワーシーンがあったりと中々の誰得。
ヒロインの性格がよっぽどハルク
2024 85

バルカン超特急(1938年製作の映画)

3.5

列車で老婆が消えて頭の弱そうな主人公が騒ぎ出す謎解き映画。
陰謀が絡んで深刻な状況のはずだが、妙にゆるい演技がハートフル。
冒頭の宿での人物紹介は蛇足
2024 84

グラディエーター(2000年製作の映画)

3.8

ローマの切り込み隊長が嵌められて剣闘士になる超大作マッチョマシマシ映画。
やたら矢に火をつけたがるが、戦闘がベンハー並の力作で引き込まれる
2024 83

イコライザー(2014年製作の映画)

3.4

鋭い眼光でプロファイリングする主人公が無双するセルフRTA映画。
薄味なストーリーでアクションに振るにしては尺が長すぎる。
終盤工具でホームアローン始めるのは好き
2024 82

仮面ライダー1号(2016年製作の映画)

3.1

変身しなくても勝てる男、藤岡弘が場違い感MAXで変身して戦う記念映画。
勝手に火葬したりとかなりイカれた内容な上に、説教臭さが目立つ…Vシネマでやれ
大御所への遠慮がちなビンタは好き。
2024 8
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劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer(2019年製作の映画)

3.2

記念作品になるとインフレ著しい、例の仏壇フォームが戦う映画版。
レジェンドに埋もれるのは主人公の宿命。
稲垣吾郎のGを出すのはセンスがあるが、本編ラストの方が好き
2024 80

ゴーストRE:BIRTH 仮面ライダースペクター(2017年製作の映画)

3.8

シスコン兄貴とたこ焼き王子が主人公の本編の明るいイメージからドン引きするくらいダークな映画。
サブライダーに過酷な運命背負わせすぎ問題。
2024 79

ムーンライト(2016年製作の映画)

3.4

人生ハードモードかつマイノリティな主人公の半生を描く、色々と生々しい映画。
ゆったりした表現方法だが、雰囲気がとてつもなく重い。
2024 78

スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号(2015年製作の映画)

4.0

子供も楽しめる親世代に向けた従来のファンを大切にする精神に溢れた映画。
てつをとたっくんが出ただけで満足。
今回は悲惨なゼロノスへの救済作品。
2024 77

劇場版 仮面ライダードライブ サプライズ・フューチャー(2015年製作の映画)

3.5

濃いメンツのせいで本編では空気扱いだった主人公がきっちりと主演を張る単独映画。
でもチェイサーとマッハの共闘には涙が出る。
ストーリーはトップギアでエンストしてる
2024 76

レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

3.7

主人公がターミネーターしてる無理ゲー難易度の極寒サバイバル映画。
西部開拓時代の広大さとワイルドさが深く感じられて好き。
ストーリーはシンプル設計でみんな毛むくじゃら
2024 75

セブン(1995年製作の映画)

3.9

変死体フルコース、図書館にやたら通いつめるサイコキラー映画。
ずっと降る雨、ノイズ、結末といい不安と恐怖を煽る監督のセンスが光っている。
ハガレンの知識が捗る
2024 74

ペット(2016年製作の映画)

3.8

トイストーリーのフロンティア精神を持ってきたようなパグが絶妙にゆるい映画。
捕食される側なバイキンマンウサギのキャラが立ってて好き
2024 73

ラッシュアワー2(2001年製作の映画)

3.7

サックサクに話が軽い、ジョークとアクション全振り映画。
内容は前作の焼き回し、違いは最初から二人がいちゃついてるくらい
明るくてイイネ
2024 72

JAWS/ジョーズ(1975年製作の映画)

3.7

海に入ると毎回このBGMを口ずさむ、市長の頭がバカンス仕様なサメ退治映画。
サメ退治のメンツがみんなキャラ濃くて好き。
2024 71

見知らぬ乗客(1951年製作の映画)

3.7

サイコパスが勝手に交換殺人を始める
メリーゴーランド暴走ストーカー映画。
監督らしいじわじわ追い詰められていく描写がスリリングでわかりやすい。
警察は無能
2024 70

レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

3.7

パズルをはめるような話の展開を楽しんでいたら、終盤で我慢できずタランティーノ節が炸裂する渋い映画。
倉庫でおっさん達がずっと痴話喧嘩する華がない映画だが、練られた構成は好き。
2024 69

レッド プラネット(2000年製作の映画)

2.9

やたら諦めの早い奴らが火星で虫取りする映画。
ガバガバ設定で地味に話が進むので退屈。
なにやってるんですか、いい加減にして下さい
2024 68

ロープ(1948年製作の映画)

3.8

自惚れた若者が死体の上でセルフチキンレースを始める前衛的映画。
挙動不審な相方をハラハラ愛でる余裕があるくらい会話内容はアバウト。
君のような勘のいいガキは嫌いだよ

2024 67

ラッシュアワー(1998年製作の映画)

3.8

よく喋る相棒のせいで緊張感が全く伝わらない、お前銃何丁持ってんだよ映画。
ジャッキー・チェンの渋さとキレの良さはこの頃が最高潮。
NGシーンもキチンと吹替する芸の細かさにこだわりを感じる。
2024
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

3.7

ノスタルジックな話かと思えば、終盤火炎放射器で笑わせにくるジャーマンポテト映画。
相棒がブルース・リーをボコったり、襲撃を軽くあしらったり、キャラが立ち過ぎて主人公が終盤以外は置物。
2024 65

タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら(2010年製作の映画)

3.9

テンプレホラー展開に全員付き合わされる妄想バトル映画。
展開が最後まで綺麗にまとまり、ホラー映画への皮肉が効いてて好き。
2024 64

アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

4.3

手書きの味があるタッチ、退廃的な世界観にバイクが映える。
ハードな作風とBGM、バイクの残光に気持ちが高揚する傑作。
指導ぉ、指導ぉぉ、以上ッ
2024 63

アメリカン・ハッスル(2013年製作の映画)

3.4

みんなクセ強、無茶苦茶な人間関係の上にイカれた妻が場を引っ掻き回すカオス映画。
騙し騙されの駆け引きは面白いが尺長すぎ
振り回される子供が一番不憫。
2024 62

ラーゲリより愛を込めて(2022年製作の映画)

3.9

シベリア送り11年、凄惨で悲しい内容の中に爽やかさを感じる映画。
セピア調の色彩にソ連兵の青帽子がとても浮く
2024 61

Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

4.1

強盗を見逃したら周りに責められ、引くくらいおっさんがブチ切れる暴力映画。
親子揃ってやべぇ奴感が出てて好き
2024 60

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.4

予備知識なしでは太刀打ちできないママがヒロインのでかいミミズ映画。
プロローグ編だからか世界観に浸ったところで話が終わる。
必死にストーリーを追いかけてからの終盤「ハム太郎を申し込む」(吹替)で内容が
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ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)

3.6

見せ物小屋から降霊ネタで一山当てようとする退廃的な暗い映画。
やたら尺が長いがラストシーンのやり取りは好き。
主人公はサイコというよりろくでなし
2024 58

タイムマシン(2002年製作の映画)

3.5

時の旅人が遠い未来に行き、猿の惑星感溢れる世界で戦うリメイクSF映画。
世界線分岐論がない為、内容はわかりやすくまとまったが物足りない。
陰キャの教授は後半からターザンになる。
2024 57

M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

3.7

姪にターミネーター送り込んで親代わりにしたら予定通り暴走するバトル映画。
AI進歩の弊害について考えようとしたらブルースのおかげで全部忘れた。
「アルコール依存症の集まりか⁈」←好き
2024 56