たましいさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

3.7

パズルをはめるような話の展開を楽しんでいたら、終盤で我慢できずタランティーノ節が炸裂する渋い映画。
倉庫でおっさん達がずっと痴話喧嘩する華がない映画だが、練られた構成は好き。
2024 69

レッド プラネット(2000年製作の映画)

2.9

やたら諦めの早い奴らが火星で虫取りする映画。
ガバガバ設定で地味に話が進むので退屈。
なにやってるんですか、いい加減にして下さい
2024 68

ロープ(1948年製作の映画)

3.8

自惚れた若者が死体の上でセルフチキンレースを始める前衛的映画。
挙動不審な相方をハラハラ愛でる余裕があるくらい会話内容はアバウト。
君のような勘のいいガキは嫌いだよ

2024 67

ラッシュアワー(1998年製作の映画)

3.8

よく喋る相棒のせいで緊張感が全く伝わらない、お前銃何丁持ってんだよ映画。
ジャッキー・チェンの渋さとキレの良さはこの頃が最高潮。
NGシーンもキチンと吹替する芸の細かさにこだわりを感じる。
2024
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

3.7

ノスタルジックな話かと思えば、終盤火炎放射器で笑わせにくるジャーマンポテト映画。
相棒がブルース・リーをボコったり、襲撃を軽くあしらったり、キャラが立ち過ぎて主人公が終盤以外は置物。
2024 65

タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら(2010年製作の映画)

3.9

テンプレホラー展開に全員付き合わされる妄想バトル映画。
展開が最後まで綺麗にまとまり、ホラー映画への皮肉が効いてて好き。
2024 64

アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

4.3

手書きの味があるタッチ、退廃的な世界観にバイクが映える。
ハードな作風とBGM、バイクの残光に気持ちが高揚する傑作。
指導ぉ、指導ぉぉ、以上ッ
2024 63

アメリカン・ハッスル(2013年製作の映画)

3.4

みんなクセ強、無茶苦茶な人間関係の上にイカれた妻が場を引っ掻き回すカオス映画。
騙し騙されの駆け引きは面白いが尺長すぎ
振り回される子供が一番不憫。
2024 62

ラーゲリより愛を込めて(2022年製作の映画)

3.9

シベリア送り11年、凄惨で悲しい内容の中に爽やかさを感じる映画。
セピア調の色彩にソ連兵の青帽子がとても浮く
2024 61

Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

4.1

強盗を見逃したら周りに責められ、引くくらいおっさんがブチ切れる暴力映画。
親子揃ってやべぇ奴感が出てて好き
2024 60

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.4

予備知識なしでは太刀打ちできないママがヒロインのでかいミミズ映画。
プロローグ編だからか世界観に浸ったところで話が終わる。
必死にストーリーを追いかけてからの終盤「ハム太郎を申し込む」(吹替)で内容が
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ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)

3.6

見せ物小屋から降霊ネタで一山当てようとする退廃的な暗い映画。
やたら尺が長いがラストシーンのやり取りは好き。
主人公はサイコというよりろくでなし
2024 58

タイムマシン(2002年製作の映画)

3.5

時の旅人が遠い未来に行き、猿の惑星感溢れる世界で戦うリメイクSF映画。
世界線分岐論がない為、内容はわかりやすくまとまったが物足りない。
陰キャの教授は後半からターザンになる。
2024 57

M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

3.7

姪にターミネーター送り込んで親代わりにしたら予定通り暴走するバトル映画。
AI進歩の弊害について考えようとしたらブルースのおかげで全部忘れた。
「アルコール依存症の集まりか⁈」←好き
2024 56

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.5

無茶おじさんがハンバーガー買いに行くノリでマッハ10以上出す最強浪漫映画。
王道の展開、最新機VSトムキャット、主人公の背中で語るスタイルが熱い傑作。
2024 55

ダンケルク(2017年製作の映画)

4.1

最初から詰みモードで始まる、やたら紅茶を勧めたがる地獄の海岸脱出映画。
徐々に緊張感を上げていくBGM、監督らしいピースをはめてく展開が見処。
「何が見える?」「祖国だ」←胸熱
2024 54

エクソシスト/ディレクターズ・カット版(2000年製作の映画)

3.6

高速ヘドバン、例の舌ちゅるちゅるブリッジウォークが拝める除霊映画。
話の軸がブレずに王道を行く内容だが、側頭葉うるさい医者のくだりが長い。
2024 53

イングロリアス・バスターズ(2009年製作の映画)

3.7

ユダヤがナチに復讐する史実ミックス逆ジェノサイド映画。
じわじわ追い詰める話し方、熱い手のひら返しと主人公を喰うキャラ立ちの大佐が好き。
2024 52

スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

4.0

日本アニメに調教されきったせいで尊さは物足りなく感じるが、アメコミらしいベタ塗り、爽快感がクセになる映画。
超がつくほど豪華吹替声優陣が脇を固める。
2024 51

エスター ファースト・キル(2022年製作の映画)

3.9

この吹替声優、やっぱり変だ。
しんのすけの声でバールを振り回したりする狂気映画。
後半から狂人VS狂人のドリームマッチを始める展開に胸が熱くなる。
2024 50

7月4日に生まれて(1989年製作の映画)

3.4

愛国心と現実の間で帰還兵が苦悩する下半身ネタが観てて辛い映画。
終盤から政党対立を煽ったせいで、ベトナム戦争批判の皮を被ったプロパガンダ感を出してきたのはマイナス。
2024 49

アクアマン(2018年製作の映画)

3.4

ガチムチアーマーの旦那が暴れるメカとかビームの厨二病詰め合わせ映画。
戦いを止めたい?
ごちゃごちゃ考えるな、力でねじ伏せろ
2024 48

私は貝になりたい(2008年製作の映画)

3.8

最初から最後まで地獄を見せ続ける胸糞トラウマ映画。
理不尽な裁判、残される家族、首を絞めるようにじわじわ精神を絞めあげる。
教養だとかいいながら自分に酔った教師が授業で観せてきそう。
2024 47

レベッカ(1940年製作の映画)

3.4

気の短い夫と結婚して狂ったメイドにいびられるサイコ映画。
前振りがとても長いが、前妻のせいで拗れた関係を細かく伝えてくれる。
警察のガバガバ捜査が好き。
2024 46

ドラゴン危機一発(1971年製作の映画)

3.6

ペンダントに触れると謎のBGMが流れる、泥酔竹割り、壁板の人型等、チープさにじわじわくる映画。
豊富なツッコミ所の多さはシュールギャグ。
酒飲みながら観るにはちょうどいい
2024 45

ナイトクローラー(2014年製作の映画)

4.0

SNS映えを皮肉るようなダッチ爆走パパラッチ映画。
狂気に染まった眼つきで犯人以上にイカれた主人公とテレビ局が絶妙な胸糞悪さを出してくれる良作。
2024 44

オットーという男(2022年製作の映画)

3.8

シボレー主義者が死のうとしてるのにゆるい隣人に絡まれて失敗する爺映画。
爺が頼りにされてデレるのが可愛い。
日本車はデスられる。
2024 43

オズの魔法使(1939年製作の映画)

3.7

家ごと異世界転移して桃太郎スタイルで話が進むミュージカル映画。
ブリキニキの顔は何度観てもじわじわくる
2024 42

RONIN(1998年製作の映画)

4.2

特撮、CG、余計なBGMなしのケースをパクる硬派なカーアクション映画。
主人公の淡々と仕事する様がハードボイルド。
スピーディな話の展開、BMW5疾走シーンに心が震えるお気に入り。
2024 41

ナイル殺人事件(2022年製作の映画)

3.5

中盤までただの旅行に付き合わされるドロドロしたミステリー映画。
トリックにツッコミを入れたくなるが、
複雑に絡み合ってて好き。
2024 40

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

3.6

Mr.手榴弾が戦争を通して愛とかを知るコメディ映画。
マイルドな表現で色彩豊かに描いており観やすい。
よくしゃべる総統はジョジョの側に立つスタンド。
2024 39

IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。(2019年製作の映画)

3.1

同窓会から早速手厚い歓迎を受ける、ホラーからいつの間にかSFになる映画。
怪異が突進しかしてこないから退屈。
吹替豪華声優陣は魅力。
2024 38

メイズ・ランナー:最期の迷宮(2018年製作の映画)

3.4

1作目と2、3作目で内容が大きく変わるゾンビ映画。
謎解き要素は1作目だけあとはごりごりの脳筋タイトル詐欺。ストーリーに振りたいのかアクションに振りたいのかどっちつかず。
2024 37

竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

3.3

竜に深入りして正義マンに絡まれる相棒が可愛くて有能な映画。
制作側のこういうの好きなんだろ感が凄い
しのぶくんのお母さんポジションは好き。
2024 36

メイズ・ランナー2:砂漠の迷宮(2015年製作の映画)

3.5

疾走型ゾンビに追われたりハードな世界観で生き延びる前作と全く異なる世紀末映画。
子供と言い張るには無理がある面々が好き。
2024 35