Nさんの映画レビュー・感想・評価 - 13ページ目

ミッドサマー(2019年製作の映画)

4.0

幼、小、中、高とキリスト教の学校に行ってたのもあり、宗教にかなり興味がある(これだけ聞くとやばい)ので、単純に観てて面白かったし、ホルガ村の儀式に狂気を感じつつも、先祖の木に平気で立ちションして「何が>>続きを読む

ピースオブケイク(2015年製作の映画)

3.3

いや綾野剛…!!
今まで綾野剛って浮世離れしたちょっと不気味な役とかが多かったイメージなんだけど、こうもふつうの人を演じられるとすごくグッとくる。

しのちゃん、ジョージ朝倉原作って感じのヒロインだよ
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ハウルの動く城(2004年製作の映画)

4.5

子どもの時にもハウルのカッコ良さにソワソワしてたんだけど、今改めて観ると一挙一動全てが王子すぎて唖然とする。

昔見た時も城の細かいごちゃごちゃした画に心底感動した覚えがあるから自分の趣味嗜好は変わっ
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ハリー・ポッターと賢者の石(2001年製作の映画)

4.0

ここから全てが始まるって思うと本当にワクワクする一作目。

みんなそれぞれまだ言いたいことが言えて素直。外部からの問題を力を合わせて解決する感じ。闇深さは少ないけどこれはこれで面白い。

ヘドウィグ!
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るろうに剣心(2012年製作の映画)

3.2

ござる口調が様になるのは佐藤健だけだわ。
ただ、武井咲を守る佐藤健。弱い女を守るヒーローって感じが全面に出されてて全然のめり込められなかったな。原作はどういう描き方がされてるのかわかんないけど。

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ウインド・リバー(2017年製作の映画)

4.3

ネイティブアメリカンについての知識は乏しいんだけど、アメリカの中でヒリヒリとした確執があるのはひしひしと伝わってくる。
最後に出されたテロップが全てを物語っている気がして辛い。

ジェレミーレナーの怒
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パプリカ(2006年製作の映画)

4.1

想像以上にエンターテイメント性があって独りよがりじゃない作品だった。

平沢進の音楽と世界のマッチ度10000%だね。
絵の細密さに惚れ惚れした。

アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル(2017年製作の映画)

3.7

スピーディーでテンポ良し。決して明るい話ではないのに爽快感がある。

スケートシーンのアングル、俯瞰からぐっと寄ってくる感じゾワゾワした。トリプルアクセル決めたとき気持ちよかったな。

彼女がいかにフ
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パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち(2003年製作の映画)

3.5

正直海賊はワンピースのイメージしかないので(単純)実写でこのビジュアル作りと世界観はやっぱすごいな。

シリーズ一作目だしこっから面白くなってくのかな。

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

ジョジョの純粋なナチ思想と皮肉なブラックジョーク。悲しい出来事とか人の温かさとか優しさを感じる出来事とか。1時間半ちょっとの中で一気に色々なことが起こる。でも物語はジョジョを中心に回ってるのでとっちら>>続きを読む

バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

4.7

2019年度1ハラハラした映画かもしれない。

カンニングだけであんなにシリアスな緊張感を出せるのすごいな。
本当に何が起こるかわからないので個人的にはミッションインポッシブルよりドキドキしました。
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アントマン&ワスプ(2018年製作の映画)

3.7

アベンジャーズとやっぱり繋がってきててちょっと悲しい。アベンジャーズシリーズを観なければいけない運命なのね。

シンプルに面白かったしスコットのキャラがかなり愛せる

さくらん(2007年製作の映画)

3.6

土屋アンナが作画安野モヨコ。
特に泣くシーンはまさに安野モヨコの絵柄のまま3次元にした感じ。
全てのシーンでの画面の美しさは安定の蜷川実花だったけど、特に花魁道中は気合の入れ方が違った。
赤の中にモノ
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

4.0

不気味。って言葉がこんなに似合う映画そうそうない。
綺麗な映像と気持ち悪い映像のコントラストにげっそりしてしまう。

これアメリカとか外国の人の方が怖く感じるだろうなぁ。家とか宗教感とか。
日本に住ん
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ゴッホ~最期の手紙~(2017年製作の映画)

4.4

熱量のすごい映画。この映画が存在しているということだけで感動してしまうな。
色使いと不思議な遠近感、是非とも劇場で観たかった。

静かに明かされていく真実は、不思議な世界観を身近に感じさせてくれる。

響 -HIBIKI-(2018年製作の映画)

3.8

平手友梨奈の圧倒的なカリスマ性で成立してる映画だな。

鮎喰響の才能を垣間見る瞬間って劇中そんなになくて、みてる側には響の小説を読む機会もない。でも平手友梨奈のオーラと風格で響は紛れもない天才なんだと
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ヤンヤン 夏の想い出(2000年製作の映画)

4.6

つい先日台湾から帰ってきた。心底エドワードヤンに今の台湾を撮って欲しいなって思ったな。
毎度のことながらワンカットワンカットすごく素敵でこれが分かる感性を持ち合わせてることにも嬉しくなった。

日常に
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ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル(2017年製作の映画)

3.7

感情の移り変わり以外面白かった。
特にケーキ爆発。
もうこれはお酒とお菓子片手にわちゃわちゃしながら観るべき映画でしょ。
まぁ、課題やりながら見たんですけどね。

憧れとか劣等感とかと向き合う青春映画
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名探偵コナン から紅の恋歌(2017年製作の映画)

3.5

コナン界隈スマホになってる。。。
時代の変化についていってんのね。。。

みんなちゃんと成長してないね
個人的に灰原ポジションになりたい

翔んで埼玉(2018年製作の映画)

3.6

埼玉に行ったことないけど埼玉が好きになる映画だな。
小ネタがわかる埼玉県民と千葉県民が羨ましい。
国の中でも個が強い日本だからこそ作れた映画って感じする。

小島よしおは弱いし市原悦子は強いね。

スパイダーマン3(2007年製作の映画)

3.6

ヴェノムターンのピーターイケイケダサダサで愛らしい

なんだかハリーとMJとピーターの3人の組み合わせに泣いちまった。
最後までヒーローの葛藤を描いた作品だった。

オールド・ボーイ(2003年製作の映画)

4.8

原作は日本らしいけど、日本だったら絶対映像化は無理だろうな。
そこをしっかりがっつりやってくれる韓国映画は信用できる。好き。

グロさもさることながらカメラワークとか演出とかかなりぶっ飛んでて良かった
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ガタカ(1997年製作の映画)

4.5

色も構図も完璧。ガタカの設計素敵。

宇宙は描いてないけど宇宙を感じる。
最後の最後にわかる優しさと何ができるかできないかを決めつけるなって言葉。

アイリーンとヴィンセントが警官から逃げる時の光の当
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ブラック・レイン(1989年製作の映画)

3.8

ブレードランナー見たことないけどブレードランナーの監督らしい日本の描き方だと思った。(説得力皆無)
ごちゃごちゃしつつキラキラと仄暗い。警察署のあの机が並んでる感じがいい。

泥だらけのアクションがな
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HiGH&LOW THE MOVIE2 / END OF SKY(2017年製作の映画)

3.5

いや、これはだね、
村山の”鬼邪高課外授業です”を聞くためにみたんだわ。きっと。

フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

3.9

自分、レースに対しての知識が乏しいの本当に残念だなって心底思った。

フォードvsフェラーリというかフォードvs フォードという感じ。
祖父にも乗せてあげたかった。ってその言葉だけで葛藤、劣等感と共に
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search/サーチ(2018年製作の映画)

4.0

パソコン画面。これが映画館の大画面で映ったらって思うと怖いな。(テレビ鑑賞)

親子の物語だけど、その中でも”渇き”的な狂気さを感じた。この一度崩れた関係や信用を元に戻すことなんてできるのか?

言の葉の庭(2013年製作の映画)

3.7

映像の美しさは君の名は。に欠けるにしても新海監督が本当に描きたいものはこういう世界なんじゃないかなって思うし、そうであってほしい。

秦基博の声がすごくしっくりきてた。

LIFE!(2013年製作の映画)

3.9

この映画のSpace oddity の使い方が最高。ギターのイントロからサビの高揚感。

旅行に行った時の気分を再現してくれる。

あゝ、荒野 後篇(2017年製作の映画)

4.1

よしこがデモ隊みてからのシンジと健二の試合のポスターに目を向ける流れが綺麗。

あゝ、荒野 前篇(2017年製作の映画)

3.9

懐かしくて汚い、繋がってる街新宿で孤独を埋めるシンジとバリカン

濡れ場多いけどいい濡れ場だった。菅田将暉エロい。
ボクシングあんまり好きじゃないんだけど百円の恋とこの映画のボクシングシーンはめちゃめ
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カツベン!(2019年製作の映画)

3.5

日本には真のサイレント映画は存在しなかった。
っていう一文にグッときた。

永瀬正敏がほんとにさすがだなっていう声色の変え方。てか声がいい。
ヒール役のキャラが全体的に良くて、自信満々な井上真央とナル
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冷たい熱帯魚(2010年製作の映画)

3.8

栄養ドリンクを飲まされてるような、体に合う感じがとてつもなく園子温だな。

何言ってんのか自分でもよくわかんないけど、なんだか自分も殺してしまったようなそういう感覚に襲われた。

メイキングで娘役の子
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海街diary(2015年製作の映画)

3.9

美しくて綺麗でキラキラしたものをそのまま撮って何が悪いって言われてるような映像美に見入ってしまった。

4人姉妹は目の保養で、そんな4人が飲んで食べて太陽の光に照らされる、それだけで成立してしまう映画
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浮草(1959年製作の映画)

5.0

夏の描写がとても綺麗
大きい船や街並みのじっとりとした暗い中に彩度の高い赤の鶏頭の花(?)たち、豪雨越しの罵倒。率直にセンスがいい。

画面の綺麗さもさることながらそれぞれの人間模様と感情の描き方、こ
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