Nさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

5.0

映像かっこいいし、音楽の使い方もカッコいい。多分エヴァと共に成長してきた人たちが劇場にたくさんいて、みんな涙ながらに観てて私も泣きそうになってしまったし、こてっこてで胃もたれしそうだけど久々に映画館で>>続きを読む

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.0

共感できる部分と全然共感できない部分、やり過ぎ!っていう演出と現実的〜って思うところが入り乱れてる作品だった。

麦と絹お互いに友達との時間や(多少はあったけれど)、自分1人の時間の描写がほとんどなく
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q(2012年製作の映画)

4.0

映画館で観た。当時はただただ圧倒されてただけだけど、今見るとカヲルくんしか勝たん。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破(2009年製作の映画)

3.8

これこれ!やっぱ破から段違いにおもしろくなってくるな。
あと今までなんも理解してなかったんだなって思えるくらいには言葉の意味とか調べながらみました。世界の誕生、宗教観、各国とのいざこざ。エヴァすげー。
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スカーフェイス(1983年製作の映画)

3.9

オープニング映像、衣装などゴテゴテにカッコよかったんだけど、どうしたってアルパチーノ演じるトニーに対して疑問を持つ時が度々あった。

ふっきれてて逆にかっこいいと思える瞬間もあったし、時々見せる甘さが
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先に愛した人(2018年製作の映画)

3.7

憎しみが解ける瞬間をこんなにも安らかな気持ちで観れた映画そうそうない。

誰も彼も色々な事情があって、全ての人に感情移入してしまう。
特に母親は最初ヒステリックさに煩いと思っていたけれど、段々と彼女の
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ヒート(1995年製作の映画)

4.1

ロバートデニーロよ。独壇場だね。
多くを語らないのにふとした笑顔やられる。
先が読めそうで全く読めず結局最後までハラハラしっぱなしだった。

ヴィンセントとニールそれぞれを対等にしっかり描いていたので
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グッドフェローズ(1990年製作の映画)

4.5

あーー!かっこいい!!ゴッドファーザー観た時もそうだけどギャング映画って男男!って感じするのになんか嫌いになれないしかっこいいんだよなぁ。
この作品に関してはカメラワークと編集がカッコ良かった。
ヘン
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セント・エルモス・ファイアー(1985年製作の映画)

3.7

中学生の時に初めて観て、正直あまり魅力が分からなかった映画だったんだけど、久しぶりに観たら自分が成長したのか結構好き!って思う部分が多くあったな。

それぞれの性格だったり葛藤だったりが細かく描かれて
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天国にちがいない(2019年製作の映画)

3.8

鑑賞前日にパレスチナ問題について調べてみた。高校の時唯一面白かった先生の授業で習った記憶が思い出されて、あの当時は理解したような気持ちになっていたけれどやっぱりいつの間にか忘れてこんなに自分の中に残っ>>続きを読む

覆面系ノイズ(2017年製作の映画)

2.0

原作読んでますが、これは漫画の世界なんだよなぁ。
案の定セリフとか間とかがサムイ。あと福山リョウコ作品の独特のギャグも映像で表すのは難しいよな。こっからが面白いんだよ!ってところで終わっちゃうのも仕方
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一人っ子の国(2019年製作の映画)

3.9

1人っ子政策って言葉を授業だかニュースだかで気づいたら知ってはいたけれど、その当時の中国の内情とか実際の政策についてはあまり深く考えたこともなかったし知らなかった。

そもそもよくもまぁこんな無理矢理
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チャーリーとチョコレート工場(2005年製作の映画)

4.0

あーー!やっぱりドンピシャ世代で大好き!!
ウォンカチョコ販売中止しちゃったんだっけな、甘いものあんま食べれないけどやっぱ死ぬまでに一回は食べたかった…
工場内のクオリティーは圧倒的だし、それぞれのキ
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夢のチョコレート工場(1971年製作の映画)

3.8

2005年版も大好きだけどオリジナルもかなり良い。簡潔で、チョコレート工場が壮大すぎず工夫を凝らしてあって逆にワクワクしたな。
チョコレートの川は不味そうだったけど。

海外のスーパーとかで売ってるチ
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こちら放送室よりトム少佐へ(2020年製作の映画)

3.7

デヴィッドボウイspace oddity が大好きなので題名に惹かれて鑑賞。
毎度短編観て思うことだけど、今作も10分で伝えたいこと伝えれるって凄い。
放送室なのにちゃんと宇宙感じたよ。16mmフィル
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A2(2001年製作の映画)

4.5

各地のオウム拠点を追うことをメインに描いた2だが、それぞれの近隣住人や信者の対比が面白い。

特に藤岡市の拠点はとても興味深かった。オウムを許さない!などの看板に囲まれながら、寂しい。や、情が湧くと言
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「A」(1998年製作の映画)

4.6

当時の日本を私は知らないけれど、今よりもネットなどが普及していない時代、きっとマスコミの影響はとても強くそのマスコミがオウムを“悪”として取り上げれば国民のほとんどはオウムを悪と捉えたのだろう。
私も
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落下の王国(2006年製作の映画)

4.4

24ヵ国撮影地全て回ってみたい。あ〜〜きっと流石にここで爆発は起こせないよなぁってとこで大爆発したのテンション上がった。期待を裏切らなすぎる…。
本当に余白の映し方とシンメトリーアシンメトリーの使い方
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女は女である(1961年製作の映画)

3.6

喜劇?悲劇?正直笑えるところはほとんどなかったし、オチに関しては園子温とかがゴテゴテの邦画に出来そうな怖さ。それ観たすぎるな…
“寝ても覚めても”がフランスで上映された時に、あさこの行動に激怒する亮平
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ハッピー・デス・デイ 2U(2019年製作の映画)

3.7

前作よりSF要素強め?多分多次元とか、深く考えたら難しいんだろうけどそこをバカにもわかりやすくとりあえず死にまくれ!のノリにしてくれてるの愛。
前作より死に方がパワーアップしてて、洗剤死も良かったけど
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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

3.8

ここまで爽快なホラーもなかなかないな!
主人公のキャラがとにかく良い。私もああいう子になりたい。
こういう作品見るとちょろいのでアメリカの大学行きたくなってしまうな。大学内朝帰りしてみたすぎる。あと誕
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ギャラクシー・クエスト(1999年製作の映画)

3.9

初めてスタートレックを観てみたくなった。
途中まではB級映画感が凄いけど終盤の展開はめちゃめちゃ熱い。世の中で”変な人”と定義される人がヒーローになる。登場人物達の熱量を感じられるシーンがやっぱり好き
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ウォンテッド(2008年製作の映画)

3.7

この!妙にダサいのにゾクッとしちゃう感じ!
私もウェスリーみたいに殺しの才能開花しちゃってアンジェリーナジョリーみたいに死にたい!
ラストシーン見るための110分

アイヌモシリ(2020年製作の映画)

4.6

2021初映画館始まり
映し出される北海道の景色。緑や湖や森、圧巻の美しさだった。
事前情報をあまり入れないで観たのですが、主人公とその母親が実の親子で、取り巻く人々も殆どが実際のアイヌの人。率直な感
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CURE キュア(1997年製作の映画)

4.5

不気味な画を作る天才じゃんか黒沢清。
だだっ広い無機質な部屋、雰囲気と対照的な音楽、差し込まれるショット。引きの画が多用されるがそれがまた不気味さを助長させる。
なんで余白に対してこんなに不気味に感じ
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ハリー・ポッターと謎のプリンス(2008年製作の映画)

3.8

去年もだけど今年も初映画ハリーポッターです。
ダークハリポタに完全になってきた感じ。
ハリーとダンブルドアが旅に出て湖?でのシーンだんだんと色を失ってほぼモノクロみたいな映し方になってるの気づいた時良
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お引越し(1993年製作の映画)

4.3

2020年ラスト映画で初相米監督作品でした。
日本の景色を映している中で小津監督がダントツだと思ってましたが、相米監督の映し方もかなり魅力的。小津監督が計算され尽くした美だとしたら、相米監督は自然の美
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12人の優しい日本人(1991年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

途中まではゆったりペースなのに後半から凄まじい会話劇と、油断してみていたら気づかないうちにアレ?流れ変わってる?ってなる仕掛けがすごい。
一人一人のドラマの見せ方はわざとらしかったけど最後の最後に有罪
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殺人の追憶(2003年製作の映画)

4.1

実際の事件を元にしている映画の中でもすごく見応えのある作品。
未解決事件という(2019年に犯人分かったらしい)とてもデリケートな部分を描くというのはかなり難しいと思うけど、切り込んで映し出しているの
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ゆきゆきて、神軍(1987年製作の映画)

4.2

奥崎謙三という人物を私は好きにはなれないな。真っ直ぐすぎる、ただただ真っ直ぐすぎて、”常識”とか”普通”とか”空気を読む”とかそういう部分を真っ向から無視して突っ込む。
なりたくはないし尊敬するわけで
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クレイマー、クレイマー(1979年製作の映画)

4.5

マリッジストーリーを先に観たのだけれど、この作品にかなりオマージュ捧げていたのでは。

汚れたTシャツ、母親のもう耐えられないと叫びだしそうな表情。それだけでどれほどまでにこの5年間が辛かったかを語っ
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バグダッド・カフェ(1987年製作の映画)

3.4

絵がたくさん出てくるように、確かに一つ一つのショットはとても絵画的な綺麗さだった。

最初の主人公夫婦を映したシークエンスの画面が不安定に斜めになっているように、この映画も全体的にすごく不思議で良い意
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バーニング 劇場版(2018年製作の映画)

4.4

途中からのあのホラーのようなねっとりとした不気味さ。
わかりやすいようなわかりづらいようなメタファーの匂わせ方も、グレーと黒の間の絶妙な暗闇の映し方も。
観賞後原作読んだけどあの短さの物語をこんなに重
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マイ・マザー(2009年製作の映画)

3.6

蝶々、天使、差し込まれるモノたち。
今作では母親だったけれど、私はどちらかというと母親より祖母との関係を重ね合わせた。小さい頃はおばあちゃんっ子だったってのもあるけど。会話が噛み合わなかったり、しつこ
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ミステリー・トレイン(1989年製作の映画)

4.1

横浜って都会かと思わせておいてどこか田舎くさくてダサい。あの感じが私は大好きで、やっぱりこの作品は “ファーフロム横浜”に全て持ってかれてしまう。
横浜の少し寂れてる感じを異国で感じさせてしまうって不
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序(2007年製作の映画)

3.6

アニメ版を見ずにいっつも劇場版を見てしまうな。
今回初めて新東京の構造とか理解できた気がした。単純構造だけどなるほどって発想。
根がオタクで中二病なのであの活字の羅列とかリズム感とかテンポとかかっこい
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