Nagisukeさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

Nagisuke

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母なる証明(2009年製作の映画)

4.8

枯渇した心に
ぐさりと突き刺さる
なんて衝撃的な作品
画角の美しさしかり
至るところにセンスが光る

愚かにすら見えるそれは
歪んでもなお間違いなく母性だ

アンダー・ザ・シルバーレイク(2018年製作の映画)

3.9

憧れの対象、暗号解読
現実が一番の悪夢
知る必要のある人のためのもので
君に宛てたものではない

私の好みどストライクな作品のはずだけど
薄っぺらな感じが否めずにモヤモヤ
透けた答えは見たくなかったー
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美しき冒険旅行(1971年製作の映画)

5.0

遠くを見つめる瞳
選ばないという選択
賭けはここまで

豊かな自然の美しさ
命を謳歌し躍動する生物
文明の発達によって失われたもの
面白い演出カメラワークにひたすら唸る
是非とも劇場で観たい価値ある作
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トイ・ストーリー2(1999年製作の映画)

4.8

君はただのおもちゃだ
本当に大切なのは友達と家族
その時が来ても側に相棒がいる

前作でおもちゃの概念を打ち破り
本作では幸福論に焦点を移した
バズの成長ぶりもまた素晴らしい
やはりこの2作品は別格

運命は踊る(2017年製作の映画)

3.6

息子の訃報消えない記憶
知らない人との心理戦
塊肉缶と傾いたコンテナ
陽気なダンスミュージック
最後のベッドタイムストーリーが秀逸

この一件は最初からなかった事に
何かの罰か仕返しみたい

サガン -悲しみよ こんにちは-(2008年製作の映画)

3.2

分かち合うことを望みながら
自ら破壊を繰り返す
書いて埋める満たされない心
孤独と依存症の関係

恋の始まりが一番楽しい?
責任の所在はいずこへ

ダヤンとタマと飛び猫と 3つの猫の物語(2019年製作の映画)

3.6

うちタマのみ観賞
ごはん食べ過ぎたの?
ハゲぽちの癒し力は半端ない
細かいことぶっ飛ばした
みーことたまの物語

マスカレード・ホテル(2019年製作の映画)

3.6

隠れた復讐心に気付けるか
仮面を外そうと思ってはいけない
素顔を想像するのだ

消えないフジのテレビドラマ感
ただひたすら石橋凌がかっこいい、、

トイ・ストーリー(1995年製作の映画)

4.6

やや傲慢なカウボーイも
真実を知りお隣の奥様になる
スペースレンジャーも
初期の粗削りな感じが堪らない

おもちゃの概念を打ち破り
子供も大人も愉しめる夢と友情の名作
シリーズの中で一番すきな作品

それから(2017年製作の映画)

3.4

モノクロの白飛び感
表面上潔く見えているだけ
怠惰で欲深い卑怯な男
生きる意味は?
信じる事に価値がある
第一印象がほぼ全て
本だったらきっと好みだった

若おかみは小学生!(2018年製作の映画)

2.8

突然に起こった不幸を
過ぎ去った出来事を
全て受け入れ許容する必要はない

受容して追認するのは簡単なこと?
小学生にどれだけ背負わせるのか
サクサク進む展開に違和感しかない

パッドマン 5億人の女性を救った男(2018年製作の映画)

4.3

ブレない強さ
笑って泣いてなんて情熱的!
恐ろしいほどの真っ直ぐな想いで
周りを巻き込みチャンスを掴む
素晴らしい音楽に鮮やかな色彩

去り際は潔くリングリッシュで
サンキューからの別れが辛い
私には
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アレックス(2002年製作の映画)

4.6

逆さまで理不尽な暴力
赤い壁の恐怖
運命論と幸福論
夫婦揃ってプロフェッショナル
何度も観てしまう中毒性
嫌いになれないのはなぜか

フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

4.6

扱いづらいが有能
時間と空間を越えて
残るのは肉体だけ
GT40の美しいフォルム
お腹に響く音に鳥肌全開
くそー男に生まれたかったー
I'm H・A・P・P・Y
やりたいことができる幸せ

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.6

階段と意識下に見る描写
純粋な人間ほど
気づかぬうちに他人を傷つけ
真っ直ぐに生きようとするほど
故に曲がり穿ってしまう

理想に近づく程現実は遠く
偽物は永遠に偽物のまま
それでも見るは虚しい夢か
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