nago19さんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

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ベルイマン島にて(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

叫びとささやきしか見たことがない。ベルイマンとかこの監督とかその夫の監督の知識がないまま映画を見ると劇中劇も不思議な感じ。数年後に実際に映画化されたのかと思った。景色は素晴らしく、このシステムは面白い>>続きを読む

PIG ピッグ(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

豚は運んでる途中で逃げたんだよ、でラストに自力で家に帰ってくるってのを期待してたんだけど。。( ; ; )

名前を出せば要求が通る伝説の料理人でトリュフ探し名人。仙人のような風貌で血だらけでいるの
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こちらあみ子(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

実母は離婚か死別か。明らかに親の怠慢。今の時代これでほっとくことはないと思う。本人もわからない辛さを抱えてると思うけど時折り入る生き物の映像が、なんでもいいから生きていればいいんだよ!と言ってるみたい>>続きを読む

預言者(2009年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

タハール・ラヒムの人の良さそうなとぼけた外観が人を信じさせ惹きつけて行くのか。仲間も増えて行くし確実に悪くなっての出所。チンピラから本物の悪人へ。ハッピーエンドみたいな終わり方だけどこの後も恐ろしい。>>続きを読む

天使が隣で眠る夜(1994年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

二つの話の交錯、時間軸に気づいてなるほどと。犬のような目をして見てくるジョニー、都合よく利用するマルクス、だんだん変わって行くサイモン。男たちがそれぞれの性癖と抜けられない闇に堕ちて行く感じ、顔のアッ>>続きを読む

ブラック・フォン(2022年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

ネタバレ









こういうのはドキドキしてみられないので結末を見てからという邪道な見方をするので評価なし。

時代のせいもあるけどアメリカにおける誘拐も怖いし核兵器の部品を作ってた町という経
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スウィート・シング(2020年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

子どもたちの話だけど元はと言えば父親のアルコール依存症と見捨てた母親と変態恋人のせい。その後の子どもよりも恋人に頼る姿は息苦しい。幼かったらそのまま虐待死。15歳の娘にいったら犯罪になると思って弟にか>>続きを読む

PLAN 75(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

高齢者や障害のある人を無駄な生き物のように思う社会になってきたから。昔のように延命なんてしないで家庭でみてダメなら死んでいく生活なら高齢者問題も起こらない。苦しい病気でも死の選択の自由がない現在だから>>続きを読む

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

3.5

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新人たちが主役で教官になるのかと思ったらしっかりトムクルーズの映画。グースの息子とのわだかまりが取れて良かった。行動して気持ちを変えされるって大事。不可能そうなこともやり遂げてしまうトムクルーズがもう>>続きを読む

キャスティング・ディレクター ハリウッドの顔を変えた女性(2012年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

そうそうたる俳優を見出しキャスティングしてきた。そうか、こういう人たちが舞台に出ている俳優とかを見つけてきたのかと感動。本当に作品を理解し人を見る直感が鋭い人なんだ。今はクレジットにキャスティングの名>>続きを読む

エルヴィス(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

子供の頃に見てひらひらの服をまねしてた。馴染みのある曲もたくさん。伝説のように感じていて経緯とか何歳で亡くなったとか考えてなかったけどこういう人生だったんだね。アーティストは才能もだけどブレーン次第。>>続きを読む

こんにちは、私のお母さん(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ホントのネタバレ見ないでね









中国のギャグは古臭いかな〜でもいい話だななんて思ってたらラスト近くで号泣。若かりしお母さんが従姉妹に対して優しすぎてホントに良い人なんだなぁと思ってたら、
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シンシナティ・キッド(1965年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

名前が有名だから見てみたかったけれどスタッドポーカーは知らなかった。短い映画でストーリーがギュギュっと。イカサマはやらないキッドがカッコいいし老練のランシーも良い。大きい鼻が印象的なカールマルデンはい>>続きを読む

ブラックホーク・ダウン(2001年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ソマリアの内戦については少し復習してから。三巴の複雑な内戦の中混乱を収めるために行ったけれどこれは作戦ミス、甘く考えすぎた。白昼の突入、装備不足、協力国への連絡もなし。前半仲間内のあれこれが映った後は>>続きを読む

アプローズ、アプローズ! 囚人たちの大舞台(2020年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

終盤まで悪いことが起こりませんように、逃亡しないでと祈りながら見てた。お酒を飲んで全裸になった懲罰くらいであぁ良かったと思っていたのに。みんな模範囚で外に出してもらえるくらいなんだから残り少ない刑期だ>>続きを読む

わたしはダフネ(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ダウン症で元気いっぱいの娘と年取った父親が反発をしながらもお互いを気遣う。珍道中の様子は見ていて飽きない。彼らの世界は遠慮や謙遜やお世辞とかの嘘のない世界。大事に扱ってもらえたらありがとう、辛いものは>>続きを読む

アイム・ユア・マン 恋人はアンドロイド(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

もっとコメディかと思ったけれど、生き方を考えるきっかけにも。恋人がロボットだったら。子どもは。介護ロボットや歳を取ってからの伴侶としてならいいかも。ドイツらしい真面目な作り←よく知らないけど。AIじゃ>>続きを読む

灼熱の魂(2010年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

私の中で久しぶりの衝撃作。過去を知るのに現代から遡って調べるというのはいい演出なんて思って見始めたら。手紙の辺りではまだ大丈夫。過去のシーンになりバスのところでやられた。自分だけ助かることに罪悪感も感>>続きを読む

ガンパウダー・ミルクシェイク(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

なんだかお洒落なタイトルに惹かれて。母娘と女同士の友情、女性大活躍のアクションだけどコメディみたいな映画。前半の照明の感じがダイナーというセリフと共に藤原竜也のダイナー思い出した。スローの多用、アクシ>>続きを読む

愛は静けさの中に(1986年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

実際にハンデのあるコーダのお母さん役のマーリーマトリンの美しさが印象的。一緒に生活する大変さ。耳が遠くなった年寄りでさえ会話に入れないことからくる不安や不満で気持ちが落ちていくのに。見つめ直しての選択>>続きを読む

騎兵隊(1959年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

タイトル通り騎兵隊のシーンが続く。ラッパに合わせて動く隊列、首まで浸かる沼を渡る。結果の分かっている戦争のほんの一部、対照的な大佐と軍医のやりとりで見せる。ジョンウェインの強引だけれど思いやりのある男>>続きを読む

西部の人(1958年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ゲイリークーパー劇場。過去や現在の妻子の様子は会話の中のみで、登場人物は少ない。この長さならちょうどいい。それまで性的表現は西部劇ではタブーだったと。なるほどプロの女性たちは出て来ても強姦設定は少ない>>続きを読む

メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

殻に閉じこもり気味、天真爛漫な友人をズルいよと思ううららちゃん。歳の差を超えた友人との出会いは新鮮だったろうな。家族でも学校の友達でもない友人、居心地のいい縁側そのものではないか。それきっかけにそれぞ>>続きを読む

トムボーイ(2011年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ほとんど子どもたちが遊んでいる映像。団地と周りの公園と森と湖。狭い範囲だけど生き生きとした画面。どの子もみんな愛らしくてたまらないのに心の中に抱えているものがある。そして子どもは残酷。性別不合がこんな>>続きを読む

ヴェラクルス(1954年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

面白かった!人を信じない男がはじめて感じた友情。それでも金への欲望は変わらず
二転三転する敵味方。スペインのイメージが強いメキシコにフランスが干渉していた時代。南北戦争後の敗軍の話として興味深いし。太
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母へ捧げる僕たちのアリア(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

不法滞在ではないよね。警察が来るのは薬物所持の方か。ピアノを壊されても笑っている兄弟の姿に諦めを感じて辛い。ママを家に引き留めたいのはお国柄と兄弟たちの意地。本当は寝てるだけではなくて痰やらオムツやら>>続きを読む

ストーリー・オブ・フィルム 111の映画旅行(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

演出とか技術、新しい表現かどうかとか考えて見ていないから面白かった。見た作品はそうなんだ〜と。これから見てみたい作品がたくさんあった。

赤い河(1948年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

あー面白かった。牛の移動の過酷さもさることながらボスの交代と仲間の繋がり。別れる時にもし「ここで待っていて。お金は届けるから」と言っても聞かなかったんだろうな。あの時点でおかしくなってる。ジョンウェイ>>続きを読む

草の響き(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

心の病は恐ろしい。浮き沈みの中で命は必要ないものになって行く。たった今明るい未来を語っていたはずなのに。ラストの明るい表情の後は海へのダイブだろうか。死にたいわけではなくてコントロールできない自分の解>>続きを読む

ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

日本でテフロン製品が規制されたのが2021年とは。その前から危険は言われていた。でも便利だから使っていたわけで、自分を守るのは政府でも企業でもなく自分自身という言葉が重たい。少量の蓄積は人命に影響は無>>続きを読む

極主夫道 ザ・シネマ(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

漫画は読んだことあるけど面白い。ドラマはチラッと見たことある。ギャグ連発に馴染むまで時間がかかったけど途中泣けるところもあり。安達祐実のセリフに驚きながらも子役の時を考えたらなるほどとw
志尊淳が良か
>>続きを読む

ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

創業家の手を離れるブランドはあるけど殺人とは。ニュース見過ごしてたのかな。知らなかった。嫁も酷いけど息子も頼りない。レディガガが出所した本人に挨拶に行かなかった理由の記事を読んだけど面白かった。頭のい>>続きを読む

家族の肖像(1974年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

戦後からのイタリアの不安定さ。強引に入り込んできた複雑な家族。戦時中思想犯を匿った部屋にまた同じような若者を匿う。自分の人生が他人によって良くも悪くもこうも変化させられる。ずっと1人ならこのまま孤独に>>続きを読む

青葉家のテーブル(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

未来に悩む若者の物語。親の青かった過去は若者への1番の応援メッセージ(正しいセリフ忘れた)私は子どもに伝えたいほど一生懸命何かをしたことが無いからあまり役に立たないなあ。流されてきたけれどそれなりに幸>>続きを読む

リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

何者かになりたい若者の模索とか焦燥とか苛々とか。そんなのをさわやかに時代の音楽とファッションとともに魅せる。主演2人のバックボーンや有名俳優の迫力も面白い。ウォーターベッド流行ったね。この頃からなのか>>続きを読む

Coo 遠い海から来たクー(1993年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

有名だから見たと思ってだけど見てなかった。あの頃クーの名前や映画のCMを散々見たんだろうな。もっとほのぼのかと思ったら軍隊や保護団体と現実的。核実験をするために希少生物の存在を隠す。今もありそうだ。ド>>続きを読む