Yoshikiさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

Yoshiki

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ゆきゆきて、神軍(1987年製作の映画)

4.6

論理がひっくり返った戦中と戦後。

一貫性をもった狂気の”罪人”と過剰適応せざるを得なかった平凡な”罪人”たち。

アノ世代はぼくたちよりもずっと弱いし、ずっと強い、ずっと繊細だし、ずっとたくましい。
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アルプススタンドのはしの方(2020年製作の映画)

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ほんと良いこと言ってるんけど、声出せで引いちゃったかな〜。夏バテかな〜。

はちどり(2018年製作の映画)

5.0

国の持続又は発展とセットで、思い込む/込まされたコードの歪みと限界をサマー映画で。

発展の象徴である大橋は、どの団地のどの一室でも発見可能な、女と男が抱えるその歪みの連鎖によって、94年10月に中心
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レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

4.0

冒頭から様々なネームドロップをカマし、虚勢を張りまくりながら、仲良さげを振る舞うティモシー。なるほどなるほど、今回はブルージャスミン路線だ。

ティモシーは母親に押し付けられる振る舞いに反抗しているが
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レ・ミゼラブル(2019年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

クロッカーズ、トレーニングデイ、エンドオブウォッチ、シティオブゴッドを全て合わせて昇華させた、それもフランスで。フランスの暴動のやばさ。観とくべきやつ。

万引き家族(2018年製作の映画)

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システムの内側から正義を振りかざす取り調べの男女。システム神経症の人間が使う言葉はただの記号で。じゅりはまた、檻の中。それが正義?じゅりは外を見る。またシステムの外側へ。

堕落のススメ(2018年製作の映画)

3.8

自己を抑制し世間の期待に応えてオーバーグランドを生きるか、自己を解放してアンダーグラウンドを生きるか。色使い、音楽センス良し。冒頭、面接での受け答えする顔。彼女の映画。