行き当たりばったりに生き、一生懸命本を読み、表現者を夢見る主人公フランシスと会社勤めで、本は読まない、一見地に足をつけているように見えるソフィー。前半、都会的な生活を存分に享受し、同性間特有の関係を存>>続きを読む
仕事、パートナー、バー、後ろから聞こえる人の話、通りすがりの人、映画、あらゆる身の回りのことにしっかり気を向けて、詩という形の言葉にはめていくバス運転手の主人公。
なにも意識していないとすぐに忘れ去>>続きを読む
出てくる男たちの誰が犯人でもおかしくないと思わせる技量。息子夫婦、母親、隣人たちの笑ってしまう滑稽なバランス感。強く、たくましく、冷静で冷淡けど狂っててエロいイザベルユペールの凄み。映画を観た感で腹一>>続きを読む
想像力が爆発。エクストリーム。ここまで刺さるか。あんなにぶっ飛んでて。死を体験して、初めて本当の生に気付く西。そこからはじまるカーチェイス。自分の生のハンドルも握りはじめる。行き着いたのは現実世界とは>>続きを読む
音楽なしにはなにもできない。全ては音楽ありき。音楽のためにアクションがあって、音楽のために物語があって、音楽のために映画がある。シリアスが、ロマンスが、音楽で始まってその中にある。イヤホンなしは生きら>>続きを読む
タイトルが出るまでの状況説明が気持ちいいくらい簡潔。そして出たときの格好良さ。物語もポンポンと進み、最後の玉音放送まで突き進む。派手なシーンがたくさんあるわけでもない、ストイックな映画。それでも役者た>>続きを読む
下した判断は本当に正しかったのか。サリーと同じように観ているこっちもその葛藤を共有してしまう。映像的には1番地味なクライマックス。それでもあれだけ持っていかれるんだもなぁ。最後の言葉には聖人すぎるサリ>>続きを読む
くそ女にはくそ女なりに、そうなった理由があるという。見栄がすごいな。でも張りたくなる気持ちわかる。自分にそれがないとは言い切れない。田舎のムラ社会で家族を作り安穏と暮らす、それとも都会に出てって仕事に>>続きを読む
西武線、清瀬は親近感。自然に笑えて、パンチライン炸裂。是枝作品に池松は合わないわけがない。
実感をもってこの映画を楽しめるほどオトナにはなっていない。ただ、だからこそ存分に楽しめるし観てよかったとなる。
違和感だらけの超エンタメ。ジェイクギレンホールはもっていくなぁ。最初の熟れてないくだり、小魚のくだり、最後の食事、のあたりはさすがいいバランス感。これが配信だもんなぁ。この流れはもう止まんない〜。