Yoshikiさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

Yoshiki

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フランシス・ハ(2012年製作の映画)

4.0

行き当たりばったりに生き、一生懸命本を読み、表現者を夢見る主人公フランシスと会社勤めで、本は読まない、一見地に足をつけているように見えるソフィー。前半、都会的な生活を存分に享受し、同性間特有の関係を存>>続きを読む

パターソン(2016年製作の映画)

5.0

仕事、パートナー、バー、後ろから聞こえる人の話、通りすがりの人、映画、あらゆる身の回りのことにしっかり気を向けて、詩という形の言葉にはめていくバス運転手の主人公。

なにも意識していないとすぐに忘れ去
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エル ELLE(2016年製作の映画)

4.4

出てくる男たちの誰が犯人でもおかしくないと思わせる技量。息子夫婦、母親、隣人たちの笑ってしまう滑稽なバランス感。強く、たくましく、冷静で冷淡けど狂っててエロいイザベルユペールの凄み。映画を観た感で腹一>>続きを読む

夜明け告げるルーのうた(2017年製作の映画)

3.4

マインドゲームとの二本立て。マインドゲームに体力全部使い切る。

MIND GAME マインド・ゲーム(2004年製作の映画)

5.0

想像力が爆発。エクストリーム。ここまで刺さるか。あんなにぶっ飛んでて。死を体験して、初めて本当の生に気付く西。そこからはじまるカーチェイス。自分の生のハンドルも握りはじめる。行き着いたのは現実世界とは>>続きを読む

ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

4.6

音楽なしにはなにもできない。全ては音楽ありき。音楽のためにアクションがあって、音楽のために物語があって、音楽のために映画がある。シリアスが、ロマンスが、音楽で始まってその中にある。イヤホンなしは生きら>>続きを読む

日本のいちばん長い日(1967年製作の映画)

4.4

タイトルが出るまでの状況説明が気持ちいいくらい簡潔。そして出たときの格好良さ。物語もポンポンと進み、最後の玉音放送まで突き進む。派手なシーンがたくさんあるわけでもない、ストイックな映画。それでも役者た>>続きを読む

ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)

4.5

下した判断は本当に正しかったのか。サリーと同じように観ているこっちもその葛藤を共有してしまう。映像的には1番地味なクライマックス。それでもあれだけ持っていかれるんだもなぁ。最後の言葉には聖人すぎるサリ>>続きを読む

ヤング≒アダルト(2011年製作の映画)

4.8

くそ女にはくそ女なりに、そうなった理由があるという。見栄がすごいな。でも張りたくなる気持ちわかる。自分にそれがないとは言い切れない。田舎のムラ社会で家族を作り安穏と暮らす、それとも都会に出てって仕事に>>続きを読む

海よりもまだ深く(2016年製作の映画)

4.5

西武線、清瀬は親近感。自然に笑えて、パンチライン炸裂。是枝作品に池松は合わないわけがない。

ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

5.0

実感をもってこの映画を楽しめるほどオトナにはなっていない。ただ、だからこそ存分に楽しめるし観てよかったとなる。

オクジャ okja(2017年製作の映画)

4.6

違和感だらけの超エンタメ。ジェイクギレンホールはもっていくなぁ。最初の熟れてないくだり、小魚のくだり、最後の食事、のあたりはさすがいいバランス感。これが配信だもんなぁ。この流れはもう止まんない〜。

ぐるりのこと。(2008年製作の映画)

5.0

人間関係のすべてが詰まってる。リリーフランキーの人間力計り知れない。