つかボーイさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

つかボーイ

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ノーカントリー(2007年製作の映画)

4.1

淡々と出来事を美しい映像で描く映画。会話だけではなく行動を追うことで登場人物たちのやり取りを味わう感じ。映画の中で主要人物三人が直接会話するシーンはほぼなかったように思うけどすごくわかりあってる感じが>>続きを読む

サウンド・オブ・サンダー(2004年製作の映画)

3.5

間延びしない作りの意外なあたり映画。設定に穴はあるがそこはまあ目をつむれる。
とにかくCGがチープなのが残念。制作年を考えたらまあ許せるかと思ったけど2004年となれば弁解の余地はない。
登場人物の通
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ローン・サバイバー(2013年製作の映画)

3.9

評価が難しい。単に戦場を描く映像表現としては最上級に近いものはあった。(リアルな戦場は全く知らんけど)その緊迫感と絶望感たるやヒューマンドラマを中心として描いた戦争映画とは一線を画すし、アクションバリ>>続きを読む

ディナーラッシュ(2000年製作の映画)

4.3

タイトルに見合う騒がしくて目が回るような映画ではあるけど、きちんとみせるポイントが押さえられているおかげでストーリーについて行けないなんてこともなく、登場人物が覚えられないなんてこともなく、クライマッ>>続きを読む

グレムリン(1984年製作の映画)

4.4

コメディホラーの金字塔。この映画を超えるコメディホラーはちょっとやそっとじゃ出てこない。娯楽要素がこれでもかと詰め込まれていておもちゃ箱をひっくり返したような賑やかさが心地良い。VFXもサイコー。臭い>>続きを読む

鴨川ホルモー(2009年製作の映画)

3.5

大学あるあるというか、わかりやすい青春映画。登場人物全体的に屑ぞろいで結構楽しめた。

グリーン・ランタン(2011年製作の映画)

3.2

とにかくグリーンランタンランタンのビジュアルがダサい。ただ意思が力の源という設定はすごく好き。敵キャラが強大だというくせに少しあっけない終わり方だった。

ヌイグルマーZ(2013年製作の映画)

3.5

評価しがたい佳作といった印象。アニメならきっともっと評価できると思う。なんでかというと画の勢いが足りない。ストーリーや設定なんかにはほんとにパワフルな印象があって、トリガーあたりに作ってもらったらある>>続きを読む

ヒューマン・キャッチャー/JEEPERS CREEPERS 2(2003年製作の映画)

3.6

いいパニックホラー映画。怪物のキャラ設定が素晴らしい。スプラッタ表現も抑えめ(というか血があまり出ない)。
コメディ要素が強く、怖さは微塵もないけれど良作。
一矢報いるおじさんの登場シーンが震える。

ジュラシック・パーク(1993年製作の映画)

4.0

これぞまさに映画史に燦然と輝く不朽の名作!と、いうわけではないかもしれない。脚本や演出にも穴があるしご都合主義もいいところだけれど、しかしそれも目をつぶってしまいたくなるエンターテイメント性があるパワ>>続きを読む

ジュラシック・パーク III(2001年製作の映画)

3.4

ジュラシックワールド前にすごくひさしぶりに鑑賞。
この映画において最も評価すべき点は作品の長さだと思う。長過ぎると感じてしまう前作と比べ、随分と要素を押し込めて作ったのはいい。ただ、アクション映画とし
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ザ・ライト -エクソシストの真実-(2011年製作の映画)

3.4

信仰心というものがまるでない自分にとっては実話だと言われても全くピンとこない。悪魔を信じる事で逆説的に神を信じられる、そんなアメリカンな展開にもニヤッと出来たので面白かった。
悪魔は神がいる前提でしか
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レッド・ライト(2012年製作の映画)

2.8

いいところもたくさんあるけど含みをもたせすぎた割に落とし方が雑。 10分くらいのショートムービーのオチなら良かったけど流石に2時間近く勘繰らせてあのオチはちょっとあっさりさせすぎな気がした。オチ自体も>>続きを読む

SUPER 8/スーパーエイト(2011年製作の映画)

3.6

現代版E.T.
映画オタク少年達の青春映画の側面はすごく良いがいかんせん宇宙生物パートがなんとも。
地球人以上の高度知的生命体が仮にあの大きさであの見た目だったとしても吠えたり唸ったり素手で人間踏みつ
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ヒトラー 〜最期の12日間〜(2004年製作の映画)

4.3

長く真面目な作品。しかし、見て良かった。原題がすごく良いので、どうしてこんな邦題しかつけられなかったのかと思った。
登場人物全ての自決の瞬間をあえて撮らない事には何か意図があるとは思うが、その徹底が個
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セレステ∞ジェシー(2012年製作の映画)

4.0

恋愛映画は苦手だと再三友人達には言ってきたが、ハマるやつはハマるからほんとはめっちゃ好きなんだと思う。
どちらかというとヒューマンドラマ的な捉え方で異性間のリアルなアレが描かれていた。アレっていうのは
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ボーン・アルティメイタム(2007年製作の映画)

3.9

アクション映画って素晴らしいと思える作り、シリーズモノでここまでちゃんとしてるのも珍しい。
何よりハイスピードアクションがわけわかんないことにならないように音響やカットの挿入が丁寧にしてあるのがすごい
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ボーン・スプレマシー(2004年製作の映画)

3.8

スピード感は現代のアクション映画において命と言っても過言ではない。
とにかくぶち壊しまくりのマッスル映画とは一線を画するように見えるが、破壊描写に関しては、超一級マッスルアクション映画と変わらない。む
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ディパーテッド(2006年製作の映画)

3.5

ラスト10分間怒涛の展開は笑ってしまった。ただそこまでは緊迫感のある内容だったからこそあのラストシーンにはあんまり納得できなかった。やるなら全員死ぬくらいにして欲しかった。

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

4.3

ようやく見た。長い間見る気にすらならなかったが、こんな気持ちいいハッピーエンドは見なけりゃ損だなと思った。延々と続く刑務所のシーンとラストシーンとの対比が素晴らしかった。名作。

イニシエーション・ラブ(2015年製作の映画)

3.6

堤作品のうすら寒い雰囲気はまあまああるがキモのどんでん返しは正直読めてなかったから楽しめた。思いの外しっかりとした作りの映画。前田敦子は前クロユリ団地を見た時にも思ったけどアイドルの枠はもうとっくに飛>>続きを読む

赤ずきん(2011年製作の映画)

3.2

個人的なツボを押さえてくれそうで押さえてくれない、惜しい映画だった。ストーリー自体は結構楽しめた。序盤は人狼ホンマにおるんか?とか思いながら見てた分、もうちょっとコアな作品になると思ってたから点数こん>>続きを読む

セブン(1995年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

久々に見て、改めて面白かった。
ただミルズみたいな感情的で若い感じのキャラクターはあんまり好きじゃないんだなと改めて思った。ラストシーンなんてなんとも好きとは言えない
ところで肉欲の下りで刃物のついた
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ビール・フェスタ 無修正版 〜世界対抗・一気飲み選手権(2006年製作の映画)

3.9

ここ最近見た映画で一番馬鹿馬鹿しくてすごい笑ってしまった。
それだけの映画ではあるがそれが素晴らしい。
冒頭の乳掘り出しとかオールドスクール過ぎて腹抱えて笑ってしまった。

ギルバート・グレイプ(1993年製作の映画)

4.0

伏線の張り方がめちゃうまかった。
すべての人物が好演で、結構ドラマ的なディフォルメは多かったが、それに対する違和感はあまりなく、悪い人のいない悲劇的な映画にもかかわらず爽やかな余韻が残った。
突き抜け
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マッチスティック・メン(2003年製作の映画)

4.0

ニコラス・ケイジの演技が素晴らしかった。
「結構ベタなストーリーじゃん」とか思いながら見てた私はあのオチを含めて結構楽しめた。
ただあの仕掛けに気づいていたとしても、結構見応えや見どころはあったと思う
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Vフォー・ヴェンデッタ(2005年製作の映画)

4.0

恐怖政治を打倒する革命はいつでも英雄的だが、その後待ち受ける混沌を予測する事は容易ではない。それは当事者であれば尚更なのだと思う。
近年のアラブの春からISISの台頭などなんとなく被る部分も少なからず
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ハンガー・ゲーム(2012年製作の映画)

3.3

さくっと見るにはちょっと長い。
なんか既知感があると思ったら設定がバトルロワイヤルに似てる。
御都合主義のストーリーやキャラクター設定など、若者(中高生)向けという感じは非常に強い。

ピープルvsジョージ・ルーカス(2010年製作の映画)

3.3

ドキュメンタリー映画というものを普段からあまり見ないので特に言うこともないのですが、オタク的感覚はどの世界でも同じなんだなあと思った。

ザ・ビーチ(2000年製作の映画)

3.3

結構勢いの映画だなあという印象。
わかりやすい伏線が冒頭に張られているため、主人公たちが楽園についても不安を感じたまま中盤まで進み、ようやくストーリーが進んでもオチまで勢いで進む。結構進め方はゴリ押し
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世界にひとつのプレイブック(2012年製作の映画)

4.0

こういう結末の映画もたまにはいいなと思う。
しかし何より精神障害者の表現はすごい良かった。
ハッピーエンドのその先を考えるのは無粋だと思うのであとは黙ります。

アメリカン・スナイパー(2014年製作の映画)

4.2

主人公の内面ではなく、本人の周りの反応や心情の方が強くえがかれており、一人の人物をとても客観的に描いた映画だと感じた。
誰かがアメリカは戦争をした後『戦争反省映画』を作ると書いているのを見たことがあっ
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エバン・オールマイティ(2007年製作の映画)

3.4

割とよくできた平均点のコメディ映画という印象。
ブルースオールマイティのスピンオフということで比較しようと思ったけどブルースオールマイティ自体、見たのだいぶ前だからモーガン・フリーマンしか覚えてなかっ
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クローズZERO II(2009年製作の映画)

3.4

たぶん前作とほぼ同じ話です。
アクションが前作に引き続きよかった。
たらたら見てたらあっという間に終わっていて、え、この映画2時間ちょいもあったんや、と少し驚いた。
前作含めこのシリーズの見所はアクシ
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バベル(2006年製作の映画)

4.1

あまり深く考えずに見たが、この見方で正解だったなと思う。
どのように4つの話が絡んでいくのか、その点で飽きずに見られるし、別にどんでん返しがあるわけでもないけど、時系列をずらして重ねているため余白がで
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スパイキッズ3-D:ゲームオーバー(2003年製作の映画)

3.8

過去2作と比べ段違いにクオリティが低く、全編CGの癖してCGがめちゃしょぼい!とんでもなく話に筋が通ってなくて出たとこ勝負なあふれんばかりのパワー!間違いなくロバートロドリゲスの映画だな!と、鼻息が荒>>続きを読む