qqqさんの映画レビュー・感想・評価

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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.6

もっと淡白に、シンプルに描いてほしかった、という思いがある。
ノーラン作品ならではの、時空を越えてだんだん種明かしをしていく表現が、このオッペンハイマーを描くにあたって魅力なのかというと、違う気がした
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ある男(2022年製作の映画)

3.3

こういう終わり方の作品、嫌いじゃない。
もうありきたりなハッピーエンドとは真逆で、観ながら推理を深めていくサスペンスと愛のあり方について考えさせられる作品だった。
役者がこのメンバーだから惹き込まれる
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正欲(2023年製作の映画)

3.2

多分、書籍で読んだほうが面白いな、と思った作品。
演技はもちろん一流なので、見続けることは出来るが、だからといって印象的な部分や、感情を揺さぶられる部分はあまりない。
書籍の方が、先が読めないのと情景
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ちひろさん(2023年製作の映画)

3.7

映像美。美しい景色、平凡な有村架純と周りの人々。
さっと観ることができた。

RRR(2022年製作の映画)

3.8

インド版マーベルに近い?
楽しい、けど話は単純。スケールが大きく、インド映画のお金のかけ方に圧倒された。

「きっとうまくいく」や「パッドマン」の方がヒューマン味、メッセージ性が強いので、私は好みだっ
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怪物(2023年製作の映画)

3.9

期待していた内容とは少し違った。良くも悪くも、
演技力の高い役者ばかりだからこそ、観る側の満足度が高いと感じる。
見ながら、「Rumor 」という単語が脳内に出てきた。
確かに複雑で、誰が、何が怪物か
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西部戦線異状なし(2022年製作の映画)

3.6

戦争は精神を蝕む。そのことを痛感する、冷淡な映画。

淡々と描かれていくので、ストーリー性とか人間性とかはそこまで凝ってないが、動画配信サービスでここまでのものが出来るのか、と驚く。
戦場のピアニスト
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ザ・ホワイトタイガー(2021年製作の映画)

3.1

期待値を少し上げすぎた。他のインド映画の方が好き。
これだから、な面白さ、話の展開は特にない。

ナイブズ・アウト:グラス・オニオン(2022年製作の映画)

3.4

男女でワイワイ集まった時に、まあじゃあ見てみる?って感じで、他のこともしつつ観てもいいかな。後半にかけて、引き込まれていく感じで、前半からしっかりちゃんと見ずとも、誰でも楽しめる感じ。
グロさもエロさ
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スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス(1999年製作の映画)

3.8

この時代に圧倒的な技術と表現で、観客の心を鷲掴みにした先進的な映画だったからこそ、ここまでまだ支持され続けるのだろう。
今では当たり前になっているライトセーバーも、きっと当時の人は驚いたはず。
ナタリ
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

3.8

アメリカのカッコよさ、トムクルーズのクールさ、が凝縮されている作品。
シビれる感覚。この季節に見ると余計によい。

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

まだティーンの少女が、deafろうあ者の家族と共に人生を歩むことを考える話。
何故だかわからないけど、涙が溢れる。
周りの観客も、涙をすすっていて、それが伝わってくる。

障がいがある家族を持つ、その
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SING/シング:ネクストステージ(2021年製作の映画)

3.4

楽しかった。ミュージカルを見ているような感じ。吹替版だったが、期待以上で、豪華な声優陣だった。
misiaやアイナの歌声が美しい〜。

ラブ・ハード(2021年製作の映画)

2.8

主人公が可愛いし今流行もののアプリの話だから飽きずには見れるけど話の流れは見える。

スウィング・キッズ(2018年製作の映画)

4.0

戦時下の芸術と才能に対する抑圧が、コミカルな中にも絶妙に描かれている作品。
高評価なだけあって、他に似たような作品がありそうだが、役者それぞれのキャラが立っていて飽きずに最後まで一気に見れる。
朝鮮戦
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ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

4.1

緊張感が伝わる演技と、これが事実を基にした話だと思うと、テロリストの脅威を感じずにはいられない。
いつ、撃たれるか。戦争。誰であろうが、それが命令であり正義であれば構わずに殺す。
なぜこんなことが起き
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.0

もう一度観たいと思う数少ない映画。
一度見るだけではなんだか寂しいような、
いろんなことを考えさせられる余韻。
こういうシチュエーションはなかなか、一般的な人種差別を扱う時には想像しづらいし、どこにも
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アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

3.9

これがアートでありミュージックだよなあ、と感じる、痺れて面白いLIVEムービー。
全然知らなかったし、周りは結構年配の感じの方が多かったけど、音楽が好きだし、こういう五感で感じる内容のものを映画館で久
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

人は変われるのだろうか、違う生き方をすることはできるんだろうか。
一歩間違えば、誰かを守るためにしたことであっても、罪人となり社会に出ることになる。
そして、罪を犯した人間と向き合う人たちは、そこから
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7番房の奇跡(2013年製作の映画)

3.8

父と娘の悲しい冤罪の物語。さすが韓国映画、笑あり涙あり。
ただ評価も高く期待しすぎたところはある、知的障害のある父ということを含めて構成そのものが狙っているような気もしてしまう。
それでも涙を堪えるこ
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ザ・プロム(2020年製作の映画)

4.0

豪華キャスト。多様性を感じる、今の時代にあった作品。

レベッカ(2020年製作の映画)

3.1

映画としての絵が美しい、という感じ。
嫌いではないけど、すごく個性的な登場人物がいるとか、人柄が描かれているという感じではなく、シンデレラのように恋に落ちたが意地悪な女の世界で、相手の前妻の謎を解いて
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.0

難しいので全ては到底理解できなかった!が、なんとなくこの現代社会へのメッセージは伝わってくる。
場面と時間が行き来する中でついていくのに必死だった、、、。
でも、設定の場所や内容がこれまでの歴史や世界
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マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

3.7

好きな人は好きであろう、日常のなかで過ぎていく日々を淡々と追うような映画。
アダムが好きなので観たが、期待ほどではなかった気がする。

はじまりのうた(2013年製作の映画)

4.0

よかった。マルーンのアダムが好きなら、もうそれだけで観てもいい。
そう人生っていろいろあるよなあ、と思わせてくれる。

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