なかむらさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

なかむら

なかむら

映画(747)
ドラマ(3)
アニメ(0)

ユー・ガット・メール(1998年製作の映画)

-

終盤の展開、これは本当にロマンチックなんでしょうか。これでキュンとするのかな。トムハンクスのやり口、俺は支持できなかった。大嘘つきのとんだ策士だと思ったけど、たしかにメグライアンは喜んでいた…。

ブルー・ジェイ(2016年製作の映画)

-

うまくいかなかった過去を、20年の空白を取り戻すような1日。ただし、20年前のあの日に違う選択をしていたとして、今うまくいってたかなんて分からないですよね。難しいね。

ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

-

ちょっと思い出しただけ、ちょっと思い出すだけに留めた、過去も現在も肯定してくれる話で温かくて良かった。

正しい日 間違えた日(2015年製作の映画)

-

距離の詰め方、やたらに多い口数、話す内容のキモさが絶妙のライン。これ以上キモかったらアウト、いや若干アウトなのが笑うにはちょうどいい。

しかしこの作品のキムミニは他作品に比べてもキラキラしていて、良
>>続きを読む

クレアのカメラ(2017年製作の映画)

-

ホンサンスの長回しは、単調だけど苦痛がなくずっと観てられる。
いつズームを仕掛けてくるのか…その待ちすら楽しめるようなホンサンスの演出術ありきで観ているからなのかもしれない。

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

-

主人公のルビーが終始魅力的だった。
どうしたって泣ける作品です。

行き止まりの挽歌 ブレイクアウト(1988年製作の映画)

-

必要以上にたくわえたヒゲ、セットしてもすぐに乱れる髪、弱いところはちゃんと弱い藤竜也、良いです。
ブラックレインの松田優作まがいな風貌をした拳法使いの殺し屋も好演。

現場で流れてる音なのか編集で付け
>>続きを読む

マイ・ライフ・ディレクテッド・バイ・ニコラス・ウィンディング・レフン(2014年製作の映画)

-

妻がブツブツ愚痴りながら撮影する映像が新鮮だった。だからこその踏み込んだ映像もあった。
しかし納得してないままに世に放たれる恐ろしさたるや。
最初と最後のホドロフスキーがやはりどうしても印象的で、神様
>>続きを読む

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

-

復讐エンタテインメントと煽られているもものの、痛快な復讐劇ではない。
テンポの良さとポップな演出に救いはあるけど、とてもやり切れない気持ちが残る。

ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

早々に想像してなかった展開。
ワンダの描き方が容赦無くて、ドクターストレンジの単体作品でこれほどワンダの泣き顔を見せられるとは。哀しさが勝った。。

カモン カモン(2021年製作の映画)

-

すごく繊細な話。子どもは当然守るべき対象ではあるけど、人と人との対話には大人だからとか子どもだからとか分け隔てるものは無いんだと、気付かされる。

ブロークバック・マウンテン(2005年製作の映画)

-

カウボーイの生活風景やファッションの格好良さ、風景の美しさも詰まってるのがまず良いし、主演2人とそれぞれのパートナーと、皆の感情、表情にすごく胸締め付けられる。
2人の友情が一線を越えて変化していく様
>>続きを読む

TATTOO「刺青」あり(1982年製作の映画)

-

「30までにドデカいことしたるんや」、それがどうして銀行強盗になってしまうのか、そこのところが分からない。
そもそもこの主人公のあらゆる行動に共感出来そうな動機は無いけど、それがどうしようもなさであり
>>続きを読む

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

3時間の上映時間ということで案の定、2/3を超えた辺りでちょっと膀胱の方がどうにも我慢ならずお手洗い行きを決断しましたところ、戻ってきた時には岡田将生氏が警察に連行されてました。そんな…。

DEATH DAYS(2021年製作の映画)

-

斬新な設定に、暴れまくりの森田剛、平凡なカットが無い挑発的な画作り、素晴らしかったです。

孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

-

日岡ヒョロいのに、腕力任せの乱暴さや不死身さ、肉体的に強い感じの描かれ方で、期待していたLEVEL2ではなかった。
任侠映画というよりも、ヤベェ鈴木亮平を愉しむバイオレンス。

偶然と想像(2021年製作の映画)

-

下北沢に新しくできた映画館で。
ホン・サンス監督を彷彿とさせるカメラワークでありながら、それ以上に面白い試みをしてるなと、1話目のあのシーンに関しては特に思う。

それにしても濱口監督、信頼できる変態
>>続きを読む

ストレイト・アウタ・コンプトン(2015年製作の映画)

-

伝記映画とはいえ、成り上がっていく過程を楽しむというよりも、複雑な問題が絡みに絡んだ人間ドラマの面が強い。
これが実話なんだから(実際はさらに過激だろうし)、伝説です。

アイスキューブ激似と思ったら
>>続きを読む

シャン・チー/テン・リングスの伝説(2021年製作の映画)

-

冒頭のトニーレオン父と母が戦いながら惹かれていくシーンで心掴まれる。
シャンチー1Sの寄りカットが多いんだが、表情が3パターンほどしかなくて面白い。
いや主役なので決して多くはないんだが、またその顔し
>>続きを読む

謝罪の王様(2013年製作の映画)

-

仕事の参考で観ることに。
マンタン王国の登場が明らかに失速をもたらしている。
ありそうでない、なさそうである現実と虚構の狭間の笑いが面白かったのだが、作られた世界観が強くなりコント化してしまった。
>>続きを読む

恋する惑星(1994年製作の映画)

-

何もかもがイイ。
夢のカルフォルニアのしつこさもイイ。
フェイウォンの魅力が溢れていて、存在が妖精のよう。

容疑者、ホアキン・フェニックス(2010年製作の映画)

-

フェイクといえ、この作品に取り組んだ2年間はどこか現実を変えてしまってるところもあるのかな。
ラッパーとして上手くいかないこと、これはもう、ひとつの現実だろう。
終始何も上手くいってないホアキンが痛々
>>続きを読む

一分間タイムマシン(2014年製作の映画)

-

1シチュエーション1アイデア、短い時間でこの満足感。
シチュエーションを変えていくらでも作れそうだ。

ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

-

殺り方のバリエーションが1より増えていて見応えがあった。
美術館で殺り合うシーンは終始、画がキマッていた。燃えよドラゴンを彷彿させる鏡張りの部屋で、しかもそれが思いのほか長く続く。撮影大変だろうに。
>>続きを読む

ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

-

ガーディアンズオブギャラクシーめちゃくちゃ面白かったんだが、それが大人しく思える面白さ。この対極の両方を作れるジェームズガンって宝のような存在なんだろうな。

いきなり可愛い鳥が死んでしまって、まあと
>>続きを読む

ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

-

応援するしかない復讐劇、最強だけどたまに負けそうになる弱さ、隙がある、だからこそ愛せるジョンウィック。

海がきこえる(1993年製作の映画)

-

おお…あれ?面白くないな。
主人公が回想しながら一人喋りで心情と状況を説明していく進め方も、サントラも、さほど特徴のないキャラクター達も、ジブリにしては安直で普通に収まってるなと思ってしまう。と思った
>>続きを読む

空白(2021年製作の映画)

-

ちょっとこれは…強烈。

それぞれが自分にとっては正しい行動を取っているので、やり切れない苦しさがとてつもない量で押し寄せてくる。
そんな中でも父親の空白が少しずつ埋まっていく、埋めようとする、一筋の
>>続きを読む

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

-

感動…というよりも興奮だな。
現実のことを何も考えずに、スパイダーマンの世界に100%没頭して、喜び、笑い、驚き、泣く。
そうそう味わえない映画体験。

紅の豚(1992年製作の映画)

-

カッコイイを突き詰めて描いたポルコ、豚なのにじゃなく豚だからこそカッコイイとさえ思わせられる魅力は、何だろうな。

フィオは、天真爛漫でいて逞しく知性のあるヒロイン。まさに宮崎駿が描く理想の女性像とい
>>続きを読む

スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

-

最初から最後の最後まで、マジでジェイクギレンホールが持って行った。エンドゲーム後の浮き足立った観客を満足させるには、ジェイクギレンホールを出すしかなかった。

アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

-

喪失感のようなものなのか、ようやく見届けられた安堵感か、単に3時間の長尺に見入っていた疲れからか、観終えた後に眩暈がして気絶するように寝た。

アントマン&ワスプ(2018年製作の映画)

-

インフィニティウォーの後だと、量子の世界でさえもスケール感は見劣りしてしまうが、安心して観られるコメディ映画のような役割で、良い箸休めになっている。
箸休めというか、単体としてものすごく作り込まれた良
>>続きを読む

アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年製作の映画)

-

これまで何作も積み重ねてきた我々の愛すべきヒーローたちが、まるで歯が立たない。
見方を変えればサノスが主人公の映画だとも言えるほどに。