りおさんの映画レビュー・感想・評価

りお

りお

映画(153)
ドラマ(2)
アニメ(0)

親密さ(2012年製作の映画)

5.0

人生に一度あるかないかの美しい瞬間を映したラストシーン、これよりいいものを見たことがない。
電車と電車がすれ違うたび思い出しちゃういい映画。

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

5.0

最高にカオスなマルチバースカンフークィア確定申告ムービー‼️‼️
マルチバースを統べるジョイの初登場シーンのかっこよすぎるふざけっぷりに涙が出てきた。
華やかな人生があり得たことを知っても、目の前の現
>>続きを読む

ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

3.8

ちゃんとかっこよかったし、キャラの再現度高くてハッピー。鶴見中尉の脳汁が毎回ちゃんと垂れててよかった。オソマちゃんが杉本がオハウ(だったっけ?)食べるときに後ろで一緒に口開けてて可愛すぎた。

原作か
>>続きを読む

TITANE/チタン(2021年製作の映画)

4.7

紛れもないクィアフィルムだった。
男性として眼差される主人公が男性消防士たちの前で、消防車の上で女性的な妖艶なダンスをするシーンにめちゃめちゃカタルシスを感じた。これをきっかけにダンスシーン、パーティ
>>続きを読む

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.4

基本的に面白いしグッとくるところもあるけど、ときどき共感性羞恥で見ていられなくなってしまった

春原さんのうた(2021年製作の映画)

4.0

説明は少ないのに確かに伝わってくるものがある。こんなに静かなのに泣きたくなる映画はそう多くないと思う。

ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

3.5

主人公ふたりのキャラクターは好きだけど、ストーリー展開に浅さを感じてしまった

テルマ&ルイーズ(1991年製作の映画)

4.8

早稲田松竹で以前鑑賞。爽やかすぎるバッドエンドに、ふたりの絆を讃えたくなる気持ちと女を追い詰める時代(今もそうじゃないとはいえない)を恨みたくなる気持ち。

パトリシア・ハイスミスに恋して(2022年製作の映画)

4.0

『キャロル』『太陽がいっぱい』などで知られるパトリシア・ハイスミスのドキュメンタリー。映画としては抑揚が抑えめで物足りなさもあったけど、ハイスミス自身が魅力的だから満足できた。

・タバコ咥えてる幼少
>>続きを読む

ゴーストワールド(2001年製作の映画)

4.0

立川の映画館で見てきた〜!
うちら最強の2人組って感じで同世代の子を小馬鹿にしながら仲良くしてるイーニドとレベッカは、全然良い子じゃないけど超かわいい。言葉がなくても表情とジェスチャーで通じ合えたり、
>>続きを読む

RRR(2022年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

あのバーフバリの監督が作ったのだからおもしろくないわけがない、超ド級エンタメ。金かけまくりアクションシーンは毎回想像を超えてくる。そうはならんやろ!な超現実だけどラーマとビームのパワー(肉体の強さと意>>続きを読む

シェルブールの雨傘(1963年製作の映画)

4.0

ロシュフォールの恋人たちが大好きだったから見た。ジャック・ドゥミ×カトリーヌ・ドヌーヴは最高。そしてそれ以上にルグランの音楽が最高。
最初から最後まで台詞が全て歌になってる。
悲しいけど美しい話でした
>>続きを読む

牛久(2021年製作の映画)

3.4

牛久の入管を隠し撮りという特殊な方法で撮ったドキュメンタリー。
ハンストやイラストスケッチで抵抗する収用者たちに力強さを感じた。が、そんな彼らも抵抗が無効化され続けることに疲弊し、衰弱してしまう。セン
>>続きを読む

アンナの出会い(1978年製作の映画)

3.8

変な映画だったな~!5:50に起きた日に20:50から見るのには不向きな静かさ。眠すぎて後半はとぎれとぎれにしか見れてなくて、気づいたらアンナが知らん人の上で裸になってた。
画面が美しい。色彩は抑えめ
>>続きを読む

雪の断章 情熱(1985年製作の映画)

4.2

映画というより劇のような長回しから始まり、終始画面に目が釘付けにされる。
爆音のBARBEE BOYS『負けるもんか』で踊るシーン好きだった💃自分のためだけに踊るのって超いいよね。そういうシーンだけ集
>>続きを読む

TENET テネット(2020年製作の映画)

3.4

前半は本当に何もわからず、IMAXの画面でか~音すご~デビッキ美人すぎ~の3点だけでやり過ごしたけど後半どんどんおもしろくなってくる

テルマエ・ロマエ(2012年製作の映画)

3.0

おじいちゃんたち可愛い。
後半ももっとコメディ色強めだったらもっと好きだな。天狗のお面飾ってる温泉行ってみたい。

阿部寛は父と顔が似てて、見るたび「お父さん…」って思っちゃった。

バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985年製作の映画)

3.9

眠すぎるときに見ても面白かったから次はもうちょっと醒めてるときに見たい。でも睡魔と戦いながら見るのもまた何度もやりたい。

カラー・アウト・オブ・スペース 遭遇(2019年製作の映画)

2.3

宇宙のわけわかんないものに侵略されて、地球の物理法則は通用しないことが起こっていくようなSFは好き。でも映画じゃなくて小説のまま楽しむ方がいいかもなあ。不気味すぎた。ラストの方の映像は綺麗でよかった。>>続きを読む

フィリップ、きみを愛してる!(2009年製作の映画)

3.9

おもしろかった~、最後の方のナレーションでそういえばこれ実話が元だったなって思い出した…
刑務所、なんかカラフルだし楽しそうに見えちゃった。テーマ曲好き!犯罪映画って、上手く言えないけど人間って普通は
>>続きを読む

ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん(2015年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

久しぶりの早稲田松竹、ディリリとパリの時間旅行との二本立て。
これはアニメ作品のなかではかなり好きな作品になりそう…また見たい。
絵は素朴なタッチで、だからこそ色が映える。昼と夜、街と北極の異なる光の
>>続きを読む

ディリリとパリの時間旅行(2018年製作の映画)

4.0

久しぶりの早稲田松竹!
ルノワールやモネ、ミュシャ、ロートレック、サティなどなど好きな芸術家が出てくる度わくわくする。背景には実際のパリの映像が使われていて、ディリリたちと本当にパリを巡っているような
>>続きを読む

イエスマン “YES”は人生のパスワード(2008年製作の映画)

3.0

深く考えず楽しめる映画みたいな~と思って見た。アリソンかわいいなあ
展開はまあ予想できるけど設定おもしろい

名探偵ピカチュウ(2019年製作の映画)

3.2

ピカチュウはじめポケモンたちがかわいい~~
ミュウツーに記憶消される前にぴゃ~~って言ってるピカチュウが一番好きだった…
動物動画で癒されたい、みたいな気分のときにみるといいのかもしれない

天使にラブ・ソングを…(1992年製作の映画)

5.0

小さい頃から知ってたのにずっと見れてなかった映画!ようやく!
正反対な生き方をしてきた人同士の、衝突と摩擦を乗り越えて歩み寄る友情を見るのがホントに好きだからデロリスと院長の関係はよかった…私の中では
>>続きを読む

オーケストラ!(2009年製作の映画)

3.6

チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲めっちゃ好きなんだよなあ、って父に話したらこの映画を教えてくれた。意外とコメディタッチで終始ツッコミまくりなんだけど、主人公のオーケストラへの情熱、チャイコフスキー>>続きを読む

最高の人生の見つけ方(2007年製作の映画)

4.0

これまで全く違う人生を歩んできた二人が死を目前にやりたかったことをやり尽くす。性格が違うふたりの友情っていいよね。自分とはかけ離れた人ともわかりあえるんだ、と思わせてくれる。最近みた下妻物語とか、グリ>>続きを読む

下妻物語(2004年製作の映画)

3.8

ロリータもレディースも荒唐無稽なんだけど二人の友情は熱い。自分のなりたいものや欲しいものに突き進む女の子は可愛くてかっこいい。桃子が倒れる度叫ぶイチゴ、愛…。最初から最後まで笑える。

ロシュフォールの恋人たち(1966年製作の映画)

5.0

ルグランのキャラバンの到着が好きで見た。ルグランの音楽最高!衣装もカラフルで可愛い。最初から最後まで目と耳が楽しい。ストーリーはシンプルだけど最後までドキドキする。出てくる人みんなセリフがお洒落。双子>>続きを読む

ワンダフルワールドエンド(2014年製作の映画)

3.2

大森靖子ファンの妹に付き合って見た。詩織も亜弓も危うすぎてハラハラした。好きな人の好きなものが全部好きとか、みつめられると上手くおしゃべりできないとか、ローティーン独特の感覚って危ういけど見ていたくな>>続きを読む

パプリカ(2006年製作の映画)

4.0

主題歌になってる平沢進の白虎野の娘がきっかけで知った映画。ずっと見たかったのがようやくみれた!
夢と現実の境界が曖昧になる、アニメにしかできない表現。実写だったらもっと気持ち悪いだろうな。不気味さが癖
>>続きを読む

ラストエンペラー(1987年製作の映画)

4.5

溥儀といえば傀儡政権に象徴的なように操り人形というイメージ。その人形にも感情があっていろんなことを考えているという当然のことに気づかされた。まさに時代の犠牲者。
映像がひたすら美しい。女性たちもとても
>>続きを読む