結論、255分はしんどくない
前半パート、地元が映りすぎて自己投影不可避
中原街道から丸子橋に向かうノーカットの会話劇の間に夜が朝になるという、贅沢すぎる映像体験
副都心線直通前の東横線渋谷駅がエモ>>続きを読む
開幕すぐの車のシーン
フリスビーのロングショット
切り返しの肩口が見えない感じ
もっと荒いかと思ったけど、PASSIONの時より全然仕上がってた
最後、ゴダールか何かを彷彿したけどもうこんな映画作>>続きを読む
リテイクのフラストレーション、ビートはなんとも無かったがラップの方は結構イライラしてしまった
最後の川の流れはカタルシスがあったものの、気持ちいいものを聴きすぎていた/観すぎていたと反省
2024>>続きを読む
ショットも会話劇も尺が強気で最高
車内外のカメラワークもバラエティに富んでいて見応えがある
ファーストインパクトで自然と人との関係を印象づけられる
この素材をどうやって集めたのだろうと興味をそそられ>>続きを読む
WW2終盤の世界情勢とオッペンハイマーの半生について人並み以上に知識があるつもりだが、かなり難解
ノーランあるあるの時系列シャッフルと複雑に入り組んだ人間関係、これをフラットな状態で観て楽しめるとし>>続きを読む
RIP 鳥山明先生
終始緩い雰囲気だったが話はよくまとまっていて面白かった
無印やZの回想や小ネタ回収も改めて丁寧に作られていて誠意を感じた
2024年7本目
期待通りの大大大三宅唱作品
中学生がドキュメンタリーを作るところでワイルドツアーを思い出したり、街並みの使い方で君の鳥やケイコを思い出したり
前編においてカメラの配置が完璧であり、普段は肩越しから>>続きを読む
映画らしい映画
シャンテで観るような映画
後半1時間弱は引き込まれるショットが増えたけど、流石に冗長
下調べして色んな人に会うパートが長すぎる
昼食の目配せと漆喰塗るシーンはめちゃくちゃ好き>>続きを読む
かなり面白い
気を衒っている部類に入るであろう視覚効果に張り合うだけのシナリオ
笑いどころもしっかり抑えていて、日比谷の広いシアターでも数回観客笑いが起きた
踏み込んだテーマの映画にありがちな、>>続きを読む
あまりにも画面に集中させられるため、疲れて字幕か画面の角を意識的に見つめるしかなくなるという体験が出来る映画
2024年2本目
テーマは良いけど展開に起伏が無さすぎてずっとミュージックビデオ
良くも悪くも小説実写化
2024年1本目
自分には刺さりませんでした
いつか観ようと思っていたので良い機会ではあった
2023年41本目
甲子園の音響をこのシーズンに再現してくれるので、映画館で観る価値しかない
今岡コーチ有能
2023年40本目
最近見た3時間クラスの作品の中では一番飽きずに観られた
ただ、その理由は世界史のシナリオを知っていたから、金がかかっていて視覚情報が豊かだからというのが正直なところで、戦争映画と思えば出来は良いとい>>続きを読む
意味がわかる映画であってほしくないとは思っていたが、本当に意味がわからなかった
妖艶さでいえばベスト級
2023年37本目
『その男、凶暴につき』を観てからこれ観たら、映画らしい(キザな)映画からの落差に驚くが、40年を貫く暴力性と笑いに納得する
今の方がビートたけしらしさがある
遠藤憲一がおもろすぎる
どうしても比較>>続きを読む
山崎貴のキャリア集大成
個人的には永遠の0がミスリードとしてかなり効いてたと思う
劇伴もかなり永遠の0を彷彿とさせていた(ような気がした)
有名な俳優とそれ以外に明確な線引きを感じたのはシンゴジラ>>続きを読む
独特な回想の挟み方が終盤のバックキャストで使われたのが効果的で良かった
墓前のあんな風景想像したら、やってられなくなるの笑っちゃった
終盤はもうどこで終わっても良さそうだったけど、ピースフルが徹底>>続きを読む
主語デカくなってしまうけど、日本人にとってご褒美みたいな映画なのではないだろうか
東京国際映画祭2023先行上映
2023年33本目
ディカプリオがフィクサーとか権力に言いくるめられるのがおもろすぎる
3時間は長すぎる
殺人の件数間引いて欲しいし、その分だけ関係者増えたり説明してるのが冗長
それだけにジェシー・プレモンスが出てき>>続きを読む
構図が決まりまくってる
定期的に笑いどころがあってめちゃくちゃ面白い
脚本見た感じかなりセリフとシーンを端折ってるが、情報の落とし方がセンスありすぎる
2023年32本目
この映画がエドワードヤンの最高傑作なのを認める
エドワードヤンはくどくどと説明しない
シーンが飛んだ瞬間に全てを悟らせる
画になるショットが多すぎる
カメラワークが天才的すぎる
ガラス越し、鏡越しに>>続きを読む
映像表現の自由さから、アニメである理由は感じた
ジョジョの感動に近い
でも混沌→混沌なので、理解可能→混沌のPERFECT BLUEの方が好み
2023年30本目
終盤に盛り上がりを見せるが、長い長い伏線を構成する各パートの断片が効果的に配置されておらず、ただ冗長
一線を越えるきっかけを起こす人物(とその夫)も必然性が全然わからない
史実ベースの映画に敢えて>>続きを読む
レースのテクニカルな説明から始まらずにゲーム的エフェクトから導入されたので、フォードvsフェラーリよりも没入しやすかった
途中から完全にレース映画になるが、忘れた頃にゲーム的エフェクトが戻ってくるの>>続きを読む
ゴダールの人生の表層をなぞっているに過ぎないかもしれないが、ゴダールの作品を理解しようという営みに対して、真摯に手を差し伸べてくれる
特に、後期のモンタージュ多用の作品からゴダールに入った人には、な>>続きを読む
アニメでありながら写実性が高く25年前の記録としても貴重
アイドルオタク、何も変わっていない
冒頭の電脳戦隊から、インターネットの使い方に唸る
その写実性の中で現実と虚構が混ざり合う過程が秀逸>>続きを読む
もっと俗っぽくすればアカデミー賞とか取りそう
実験ニキの台詞は刺さった
2023年25本目
契約を履行することへの忠実さは異常性を帯びた行動を正当化させるが、世に言うところの幸せを掴むこととは一致しない
「不幸な人には幸せな人が無分別に見える」など印象的なセリフが多かった
冒頭クレジット>>続きを読む
流石のグレタ・ガーウィグ
バービーとケンが人間界に現れてドタバタ劇、世界はどうなっちゃうのー?で終わっても許されそうな題材にジェンダー、家族、自己実現、人種、民主主義など、どれ一つ取り上げても複雑で>>続きを読む
エドワードヤンのイメージがクーリンチェだけだったので、こんなにアダルトな青春群像劇とは思わなかった
それでいてアーバン、かつ優しさもある
ユーモア、イデオロギー、時代の雰囲気も、全てそこにあった
ど>>続きを読む
ジブリってアニメが視覚的に美しかったりキャッチーだから親しまれるだけで、正直キューブリックとかと比較するレベルでハイコンテクストで難解だと思う
あまりにハイコンテクストなので解釈することを諦めたくな>>続きを読む
車、バイク、鉄道、馬、船、飛行機何でもあり
アメリカ、ヨーロッパ、アフリカ何でもあり
モロッコの逃走劇だけ退屈で眠くなった
冒頭から倫理観が破綻しきっているが、アメリカ映画を観た気になることが重要>>続きを読む
アニメーションもプロットも、ここまでハイコンテクストになっても人類は楽しめるのだという感動
家族愛のエモ指数高め、小ネタ多め
2023年19本目