奈古太郎さんの映画レビュー・感想・評価

奈古太郎

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犯罪都市(2017年製作の映画)

3.8

マ・ドンソクが今回は暴対刑事。
韓国映画らしいグロさと暴力が次々出てきます。
たこ八郎似や、麒麟川島似等韓国映画見てると日本の芸能人に似た人が出てくるなぁ。

イヴの総て(1950年製作の映画)

4.0

とても面白かった。
70年以上も前の映画とは!
いつの時代にも、計算高く人を陥れ踏み台として使う悪魔の様な恐ろしい人間はいるのだろう。
芸能界や国会議員には、イヴの様な信じられない程の面の皮が厚い輩が
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悪人伝(2018年製作の映画)

3.8

韓国映画らしく、グロく暴力的でスピード感もあり なかなか面白かった。
マ・ドンソクのいかにもなヤクザ顔とレッド吉田顔の武井壮風な刑事の絡みも、ちょっとシツコイが楽しめる。
刑務所のシステムは、お国柄な
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ある男(2022年製作の映画)

3.6

話の流れ的には、そこそこ面白いが シングルマザーが高額報酬になりそうな遠く離れた弁護士に依頼するという不自然さが、とうしてもストッパーになってしまった。
窪田正孝演ずるダイスケが、新しい人生を生きるの
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

3.7

誰にも似たような思い出あるって事ですね。題名が、その通り。
結局のところ、誰と一緒になったのが正解なのかってわからないけど。
やっぱり、気持は言葉にしなければ伝わらないと思うし、わかって欲しい相手には
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アルピニスト(2021年製作の映画)

3.5

この人知らなかったけど、突出したクライマーって、一種の変人ですね。
短い人生だったけどやりたい事やって、理解してくれる恋人もいて、幸せだったんたるうな。
ソロ活動の人が、最後はソロじゃないってのが加藤
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コンスタンティン(2005年製作の映画)

3.0

キリスト教徒じゃないからか天使、悪魔系はどうも苦手。
キアヌはカッコイイが、内容は今ひとつでした。

市子(2023年製作の映画)

3.3

現実問題として、こういうのはあるんだろうなぁ。
市子の境遇には同情するものの、生き方には全く共感できず、不愉快な女でしかなかったな。
まぁ、この母にしてこの子有りなんだろう。
市子に振り回される男ども
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十二人の怒れる男(1957年製作の映画)

4.0

今から70年近く前の作品。
脚本が素晴らしい会話劇。
科学捜査が無い時代、陪審員がいい加減な人間で構成されていると冤罪だらけだろうな。
死刑がかかってるのに、先入観や個人的な背景でさっさと終わらせよう
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オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

3.0

豪華キャストなのに残念な作品。
脚本のせいなのか監督のせいなのか、グチャグチャ過ぎますね。
アガサ・クリスティーの良さが出てない。ポアロのイメージも違うし。
主演監督だからなのか、自分のシーンをたくさ
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非常宣言(2020年製作の映画)

3.6

途中まではハラハラ・ドキドキ感有りで面白い。
最後の方、ちょっとシツコク感じましたね。
副操縦士は、何故かなかなか死なないし。
自国に戻る燃料も足りないはずなのに、余裕で飛んてるし。
後半のグダグダが
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Saltburn(2023年製作の映画)

3.5

ボンボンが、なんでこんなダサ男に興味を持つのかが、今一つ納得できない部分があった。
最初の、大学デビュー時 チャラくないと仲間になれないってのも、海外あるあるなんでしょうかね?
計画的にサイコパスに近
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タイムリミット(2003年製作の映画)

3.5

ハラハラ・ドキドキ楽しく見られました。
もちろん、ツッコミどころはたくさんあるけど。
色仕掛けに弱い男の情けなさには、笑えますね。

スパイの妻(2020年製作の映画)

3.4

全体的に中途半端な印象。
時代的に、変なんじゃないの?というシーンのせいなのかなぁ。
夫婦と言えど、街なかで抱き合うとか、あり得ない時代だろうに。
路面電車の床材とか、街を歩いている人の風体とか、時代
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ハード・ヒット 発信制限(2021年製作の映画)

3.5

ツッコミどころは多々あるが、途中までハラハラ・ドキドキさせてもらいました。

主人公は、橋下弁護士に見えてしょうがないし、娘は夏帆に見えてしょうがなかった。

ブルーベルベット(1986年製作の映画)

3.5

昔、観たような気がして観てみたが記憶は戻らなかった。
歌の記憶があるから、やはり観たのかも。
イカレた男とメンヘラ女に翻弄される若者ってとこですか。
デビット・リンチの不気味感はあるものの今一つヒネリ
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友だちのうちはどこ?(1987年製作の映画)

3.5

非常にイライラした。
子供達は、みんな良い子なのにクソ大人ばかり。
子どもの言葉を聞こうともせず、自分の手足として使うのが躾だと?
ひと昔前の日本も、こういう所あっただろうな。
それにしてもこの少年、
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ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)

3.8

面白かった。
エセ宗教的や占いなんて、こんなもんなんだろうな。 
ちゃんと教えを守って、真面目に生きてれば良いのに、欲かいて踏み外しちゃうのね。
因果応報ですね。
詐欺師になれる性質ってあるんだろうな
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真夜中の虹(1988年製作の映画)

3.8

不運が続く男が主人公。
ひょんなことから、とんでも無い展開となっていく。
相変わらずの、この監督らしい間と、不運過ぎる笑いが何とも言えませんね。
最後は、ハッピーエンド?というのも楽しい。
この監督の
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パラダイスの夕暮れ(1986年製作の映画)

3.8

この監督の間って好きだなぁ。
お馴染みの俳優さんですね。
人生半分やけになってる者同士のハッピーエンド。
馬鹿にするな、やる時はやるんだ!と、男気を見せてくれましたね。
ホッコリとした気持ちにさせても
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mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

3.1

ヤンキー系が嫌いだからでしょうか、良さがわからなかった。
スケボーを一生懸命やるのは良いにしても、不良に憧れるというのが理解出来ないから共感も出来なかった。
ちょっと背伸びしたい年頃としても、そこまで
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英雄の証明(2021年製作の映画)

3.8

何ともモヤモヤが残る映画。
この監督らしいね。
ちょっとした行き違いや、各人の属する立場により、事実がどんどんとおかしな話に膨らんでしまう。
イランという国の刑務所に入るシステムが、かなり日本と違うの
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オットーという男(2022年製作の映画)

3.7

リメイク版。
人との繋がりで、生きる気持を持直すお話。ちょっとホロッとする。
こういう、近所の繋がりが濃いのは 日本の場合田舎でないと、なかなか無いような気がする。
アメリカ的なのかもしれないが、妻に
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モガディシュ 脱出までの14日間(2021年製作の映画)

3.8

実話ベースなんですね。
ハラハラドキドキしました。
内戦に巻き込まれるって、実に怖いな。政情不安の国に赴任するのは、相当な覚悟がいりますね。
南北問題も絡め、国の体制から抜け出せず、お互い疑い合う同一
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オールド・ジョイ(2006年製作の映画)

3.0

う〜ん、何だかわかりませんでした。
淡々と進行し、いつ話が始まるのか?と見ているうちに終わりました。
カートは、メンタルがやられてる人?話してる事おかしいし。
なんか一緒にいたら、怖そうなんですが。
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みんな元気(2009年製作の映画)

3.6

目新しい話ではないが、上手くまとまってホッコリとします。
昭和のオヤジ的なのは、子供から疎まれるの当然でしょう。
子供に過度な期待するんじゃないってことです。
アメリカは広いだけに、日本の帰省より ず
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マッチ工場の少女(1990年製作の映画)

3.8

この監督の絶妙な間が好き。
主人公、可哀そ過ぎるわ。
こういう空回りしちゃう人っているよね。
だからって、ぞんざいにされて良い訳無い。
爆発しちゃう気持ちも、ちょっとわかるわ。

ウティネンさん、若
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空気殺人~TOXIC~(2022年製作の映画)

3.7

この事件、何となく記憶にあった。
実際の事件のときの進展と同じかどうかはわからないが、大企業とか権力を持った側って こんなもんなのかもと思うとやるせない。
正攻法じゃ立ち向かえないのがもどかしいし、権
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search/#サーチ2(2023年製作の映画)

3.8

自分は、こんな使いこなしができないので 半分置いてきぼりな所もあるが、話がテンポよく進み なかなか面白かった。
二転三転しながらも、最後まで観ても話の筋も通ってるし。
こんな粘着質なのに関わったら終わ
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ノマドランド(2020年製作の映画)

3.7

ちょっとウトウトしてしまったが、寒々しい空気感が良かった。
アメリカって、こういう高齢者が多いんだ!というの初めて知りました。
景色や雄大な自然の光景が美しかった。

ノック 終末の訪問者(2023年製作の映画)

2.9

原作を先に読んでたが、映画ならどう味付してるのかと鑑賞。
最後の方の展開は違っていたが、共感出来ないおかしな話なのは一緒でした。
仮にこんな事が起きたとして、自己犠牲で人類が救われても、その後の残った
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

3.8

実際の事件と絡めて、懐かしい面々が登場したり、この監督らしい笑えるザマア場面が有ったりと、少々長いが楽しめました。
かつての人気俳優と、そのスタントマンの友情も、良かった。
あのガ〜ンって効果音は、日
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SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

3.9

実話というのが重い。
ジャニーズ問題と同じだ。
一人の権力者がやりたい放題だと、周りがその悪事を更に補強しちゃう構造。
声をあげても握りつぶされ、誰も助けてくれない無力さは いかばかりと思う。その後の
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カモン カモン(2021年製作の映画)

3.5

主人公の子供は、親が言うほど奇妙とも思えないし、あまりに子供の心を先読みして適切な言葉を選んだり、というのが どうにも苛ついた。
丁寧な育てられ方とか、大人の配慮とか無縁の昭和時代に育てられた身からす
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別れる決心(2022年製作の映画)

3.4

苦手な恋愛物でしたな。
情けない刑事だな。女に翻弄されて不倫ですか。
ちゃんと仕事しようよ。
井上真央ちゃんに似てましたね。
最後は、この監督風かも。

コントラクト・キラー(1990年製作の映画)

4.0

この監督の独特な色彩、表情、展開、笑い 良いですね。
主人公の絶望的人生が思わぬ方向へ進み、生きる楽しさを初めて味わう。
結構笑えるシーンもある。
いつも通り、ホッコリとした気持にさせてもらいました!

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