奈古太郎さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

奈古太郎

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グッバイ、リチャード!(2018年製作の映画)

3.3

自分の生き方をしていない人が多いんだろうな。
人に流されて生きる方が楽なのかもしれないが、そんなんで死ぬ時に満足できるんだろうか?
主人公のようなインテリでも、宣告受けないとそれに気が付かないものなの
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逆転のトライアングル(2022年製作の映画)

4.2

この監督らしい、嫌味な笑いに溢れていた。面白かった。
会計のやり取りの話、外国でも同じなんだなと笑える。
状況が変われば、財力なんて何の役にもたたないが、再度状況が変わると、結局は上下関係が戻るんだろ
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心と体と(2017年製作の映画)

3.5

鹿のシーンが、寒々しく美しい。
主人公の女性は、子供の頃からの一種の障害なのかな。
なかなか生きづらそうだ。
理解者を得られて、これからは笑顔になれそうで良かった。

リトル・フォレスト 春夏秋冬(2018年製作の映画)

3.3

料理映画?というくらい、そういうシーンが多かった。
農村の四季の光景は日本に似て綺麗だった。
が、一体授業料は?生活費は?とかちょっとリアリティにかける所に目が行ってしまい、今ひとつ入り込めないな。
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MAMA(2013年製作の映画)

3.2

洋物の幽霊のありがちな動きと風体、そして時にはドキッとさせると三拍子揃ってます。
邪魔者は消してしまえ!という幽霊の身勝手さいっぱい。
最後には、幼すぎるすぎる妹ちゃんまで!

希望の灯り(2018年製作の映画)

3.3

とっても暗かった。
スーパーのバックヤードの人のささやかな生きる希望なのか。
今ひとつ共感出来る登場人物がいなかったせいか、面白みを感じなかった。

PLAN 75(2022年製作の映画)

3.6

逆説的な高齢化問題のひとつの解決策?
まぁ、有り得ないプランでしょうね。老人の諦めで、国が自殺の推進するようなものだからね。
これじゃ、関わった若者の心に傷が残っちゃうよなぁ。
こんなプランでは、自己
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灼熱の魂(2010年製作の映画)

3.7

なんと重い。
平和な日本にいるとあり得ない人生。こんな過酷な人生を送るなんてなあ。
何もかも、報復の連鎖から始まってるのだ。
それにしても非常に強い人だ。

ハロー!?ゴースト(2010年製作の映画)

3.9

ほっこりコメディーだと観ていたら、最後の最後に涙腺大崩壊でした。
暖かく愛のこもった結末でした。
韓国は、無免許運転は温情なのかな?

飛行士の妻(1980年製作の映画)

3.4

女性に翻弄される純朴青年の話。
恋に落ちちゃって、目がぼやけている人を傍で見ているとアホにしか見えないってことですかな。
恋愛体質の人は、こういう馬鹿し合いが楽しいのかなぁ、と理解出来ない自分でした。

RUN/ラン(2020年製作の映画)

3.6

代理ミュンヒハウゼン症候群的な話。お母さん怖いわ。
ここまでの危害加えないにしても、子供を自分に縛り付ける親も結構いるのかも。
最後は、ザマアと言ったところか。

黒い司法 0%からの奇跡(2019年製作の映画)

3.9

実話です。
昔、ミシシッピーバーニングを観た時も、同じ怒りを感じた事を思い出した。
いまだにレイシストのニュースを聞くのだから、簡単に変わらないのかもしれないが。
こんなメチャクチャなでっちあげで、死
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ブルー・バイユー(2021年製作の映画)

3.8

重い映画だった。
アメリカの養子縁組で、市民権を得られず国外追放という問題がたくさんある、ということを初めて知った。
ただ愛する家族と、真面目に生きたいだけなのにすんなり行かない。理不尽な事だらけをか
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ライト/オフ(2016年製作の映画)

3.5

ちゃんと何度かドキッ!となったし、ホラーとしてそこそこ楽しめた。
こういうママは、子供からしたらとっても困るわねぇ。

アデライン、100年目の恋(2015年製作の映画)

3.5

ジィさん、似てるなぁと思ったらハリソン・フォードだった。
エクソシストのママも、こんなおばぁちゃんになってた。
驚きはさて置き、既視感のあるファンタジーです。
加齢に抗いたいのが、世の常ですが、老化し
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エクソシスト(1973年製作の映画)

3.7

数十年ぶりで鑑賞。
所々のシーンしか、覚えていなかった。
公開当時、センーセショナルな予告に、とっても怖かった記憶。
その頃としては、かなりのショッキング映像だった。
今見ると、それなりにおとなし目で
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アンジェラ(2005年製作の映画)

3.1

ファンタジー映画かな。
主人公、イライラする男。
アンジェラはカッコイイが、今ひとつ話の流れがしっくり来ない。
人魚姫的な最後も何となく入って来ない。
全体的に、入り込めなかったな。

ハーフ・ア・チャンス(1998年製作の映画)

3.3

話は、ちょっと荒唐無稽な感があるが、懐かしいお顔を拝見でき、楽しめた。
今から25年くらい前の映画だから、お二人共、まだ60代だったのかな。
アラン・ドロンは、若い頃よりこのグレーヘアの時の方が、遥か
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幸せは、ここにある(2021年製作の映画)

3.3

アメリカっぽいなぁ、という印象。
奥さんの怒りも、売れっ子の夫を持つ妻として、もっと諦めがあっても良いんじゃない?って思うし、娘が父親をそこまで憎むのも合点がいかないし、極めつけは、お笑い番組の中のア
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疑惑(2018年製作の映画)

2.8

見どころは景色が綺麗って事くらいかな。
結末が読めちゃうのも、女性刑事コンビの関係性も、今ひとつ。
この国は、警官でも飲酒運転OKとは、ビックリでした。

見知らぬ乗客(1951年製作の映画)

3.8

ヒッチコックらしく、ハラハラドキドキ!
70年前の映画たが、じゅうぶん楽しめます。
正確な犯罪捜査が出來なかった時代背景があってこその話だが、サイコパス役にぴったりの役者といい、よく出来ている。

キッズ・オールライト(2010年製作の映画)

3.5

日本にはちょっとない設定。
血の繋がりだけでは家族とは言えないよね。
良い事悪い事色んなことを過ごしてるから、家族としての絆も出来るわけで。
いっときの過ちがあっても、それがどういう事だったかを自覚で
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ノイズ(1999年製作の映画)

3.0

アマプラの評価がそれ程悪くなかったので鑑賞。
SF系ホラーってとこですかね。
ローズマリーの赤ちゃんを思い出した。
お約束的な落ちですね。
ちょっと辻褄が合わないのも、ホラー的でした。

ハンターキラー 潜航せよ(2018年製作の映画)

3.2

評価が割と良いので期待して観たが、思ったほどではなかったな。
まぁ、この手の軍隊が出てくる系は、派手だが矛盾だらけってのが定番なのかもしれんが。
現実も、早いとこプーチンを国内で始末してくれればなぁ。

ローマに消えた男(2013年製作の映画)

3.0

50歳に見えないカルロス・ゴーン似の主人公。
人間関係もイタリア的なのか、元恋人のとこへ行くとか、旦那の居ないところで接近するとか、ちょっと理解できない感じ。
ウトウトしながら見てたせいなのか、何が言
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タリーと私の秘密の時間(2018年製作の映画)

3.6

子育てのメチャ寝不足だった昔を思い出した。
世界中の母親が、これを乗り越えているんだよなぁ。
映画のような理解ある夫の存在は、国によっても、世代によっても全く違うからな。
羨ましいです。

ファーザー(2020年製作の映画)

4.1

認知症ってこういう感じなのかと思わせる内容。
傍から見ていると意味不明な発言や行動は、本人の中では、なぜこんなおかしな事が起きているのだ?という混乱を感じてるのかも。
一つ一つは、実際に聞いたことであ
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霧の旗(1965年製作の映画)

3.8

昔観たような記憶があるのでおそらく2度目の鑑賞。
倍賞千恵子の陰気で一途な狂気が、白黒画面により強調されている。
ここまで恨む力があるのは、ある意味あっぱれ。
今の捜査ならあり得ないが、昔はこんな感じ
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君の誕生日(2018年製作の映画)

3.8

セウォル号沈没事故犠牲者家族の話。
テーマが、この事故なので涙が切れない。
事故で子供亡くした親の気持ちは想像に難くないので、終始辛い。
誕生会のシーンでは、とにかくボロ泣き。
頑なだった母親も、これ
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.6

演劇と絡ませた内容が主人公の心情と混ざってるということか。
ドライバーの棒読み的な言い回しは、この監督の特徴なのかな?
北海道へ行くときのルート取りがおかしい(下道を走ってたり)とこが、つい気になった
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私はゴースト(2012年製作の映画)

2.1

変な映画だった。
学生の自主制作映画のようで、衣装も他も低予算といった感じ。
内容も、すつきりしないし、怖さもなく、主人公のカツラや化粧までも不自然に浮いていた。

反撥(1964年製作の映画)

3.4

カトリーヌドヌーヴが、とっても綺麗。
が、なぜ彼女がおかしくなっていったのか、今ひとつ不明。
というか、元々おかしかったのかな?
表現や音が、昔っぽい所がなかなか。
若い男性はとんだ災難だが、スケベオ
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ザ・クライアント 依頼人(1994年製作の映画)

3.7

少年の余計な行動に多少苛つくものの、なかなか面白かった。
90年代らしい、安定した展開も良い。
ハラハラドキドキも程よく散りばめられている。

約束(2006年製作の映画)

3.2

主人公の優柔不断さに苛ついた。
二人の気持ちがいくら惹かれ合っていても、どうにもならない事もあろう。
それなのに、主人公は不誠実だな。諦め悪く、逃げに走ろうとするずるさ。
結ばれなかった過去は、墓場ま
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鉄道運転士の花束(2016年製作の映画)

3.5

妙な話だった。
日本では考えられない運転士になるまでのいい加減さ。
ブラックな笑いが散りばめられてる。
馴染みのない国の映画のせいか、不思議な空気感があった。

ザ・ウォード/監禁病棟(2010年製作の映画)

3.2

そういう落ちでしたか。
という話。
最後は、お約束ですね。