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思っていた以上に出来が良くて唸ってしまった。Dr.オクトパスも魅力的だったし、戦闘シーンが今見ても色褪せない。個人的には1より2の方が好みだった。
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トムホスパイダーマンのファンを名乗るには一度見ておこう、見ておこう、とズルズルと引き伸ばしてしまっていた作品。
MCUと比べて少々ダークだなと思いつつ、元々こういう話だったからこそ、ノー・ウェイ・ホ>>続きを読む
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評価が高いのも納得の一作だった。娯楽映画としては今年1番の出来かもしれない。
私は前シリーズを全くみていないけれども、一本の映画としてきちんと成立していたし、緩急も良かった。
特に飛行中のシーンは映画>>続きを読む
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たった三人+ピアノで作り出される、三世代の物語。ガラスの箱の中で物語が紡ぎ出されていく演出が非常によかったし、演者の演じ分けもよく、物語を追っていくのが全く苦ではなかった。最近見た中で一番の劇だった。>>続きを読む
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ヴァルキリーのセクシュアリティやコーグの生殖の話など、最近で一番クィアを意識したMCU映画だったという点では評価しているけれども、いまいち乗り切れなかった。
最強のジェーン(マイティ・ソー)が大活躍す>>続きを読む
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やまゆり園の事件を彷彿とさせる冒頭に、言葉を失ってしまった。まさかこの映画とこの事件を結びつけるとは思ってもおらずで・・・。けれども映画の中で日本政府が決定する「PLAN 75」の思想を表すにはこれ以>>続きを読む
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想像以上にとても良い実写化でした。
突如として現れた予想外の出会いが、年齢差を飛び越えて二人をつなげ、そして物語をつむぎ出す。もちろん子供であるうららさんの未熟さや、老いによって雪さんの行動に制限が出>>続きを読む
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かなり辛い映画だろう、と覚悟して見に行った。けれどもやはりショックなシーンが多くあった。
日本の難民申請の認可率が非常に低いこと、また入管に収容されたのち、非人間的な扱いを受けることがある(早く改善す>>続きを読む
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原作小説も読んで臨んだ待望の「犬王」。映像は期待通り(というよりもそれ以上)のクオリティで、アニメーションの面白さを存分に楽しめたけれども、友魚(あるいは友有)並びに犬王のライブシーンの言葉が全く聞き>>続きを読む
日本政府がどのように教育現場に介入し、そして日本学術会議の人事にも口を出すようになったのかが丁寧に描かれている。2006年の教育基本法改正を契機に教科書の記述が政府の圧力によって少しずつ修正されていく>>続きを読む
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バングラデシュのとある繊維工場に勤務する女性が、権利を求めて労働組合を結成しようと奮闘する映画。登場人物が身にまとう衣服の鮮やかさが印象的で、画面が常にカラフルに彩られていた。
しかし、内容はかなりハ>>続きを読む
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絶賛する人の気持ちもわかる。一つの映画作品としてよくできている(映像、物語の構成等々)し、アメリカ役のゴメスさんの演技も素晴らしい。サム・ライミの作品をあまり知らない私でも、ファンの語る「サム・ライミ>>続きを読む
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1960-70年代、アメリカの企業で社員向けに制作させた、新商品紹介や、社員を鼓舞するミュージカルを追い求めた一人の人間のドキュメンタリー。
企業ミュージカルの衰退と主役であるスティーブの人生も少し重>>続きを読む
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世界が"こうあるべき"と押し付けてくるような理想の子ども像、親像を丁寧に解きほぐし、そして相手を尊重してくれる映画だった。
対話を通じて理解できない相手を理解しようとする、理解できなくても相手を思いや>>続きを読む
カラフルな壁の向こう側にカメラが向けられるとモノクロの世界が広がる。
視聴後そのカラフルな壁は平和の壁と呼ばれるもので、この紛争の時期に築かれたものだと知った。現在と1960年代の過去がシームレスに繋>>続きを読む
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まだあまり映画を見る習慣がなかったときに見て、衝撃を受けた映画を再視聴。相変わらず面白いと興奮しながらも、今回は当時のこと思い出しながら比較的冷静に見ることができた気がする。
ザ・エンタメの作品であ>>続きを読む
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ミステリーの内容はともかく、恋愛の価値観があまりにも古臭くて食傷気味だった。
申し訳ないけどもおじさんたちが中心となって作った昭和の映画なのだろうという印象。
そもそもコナンは1994年に始まり、作>>続きを読む
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女性のアクションものといえば、セクシー、おしゃれ、華麗、の三つがなければ映画を作れないのか、と思うぐらい画一的なものばかりだったけど、この映画はそういった要素から自由だった。
主人公であるサムは多分>>続きを読む
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ずっと見たかった映画。
フナンとはかつてカンボジアを含むインドシナ半島に存在したクメール人の扶南国のことをさすらしい。クメール・ルージュという反植民地主義を支持する組織による革命により引き離された親子>>続きを読む
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三部作ということで、まずは導入というところなのだろうけど、全体的に説明不足であることは否めない。世界観を最大限に説明するわけでもなく(DUNEは世界観の説明に振り切ってある種成功した例だと思う)、ハサ>>続きを読む
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タリバン政権下の差別に苦しむ女性、そして同時に社会が求める強い男権的な風潮のせいで"大切な女性のことと非人間的に扱わなければならない"男性の苦しみも描かれた作品だった。印象的に感じたのは"大切な女性の>>続きを読む
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一人の男性がTED Talkのステージで話し始める。これから話すのは政治のことではありません。ある物語です、と。
そこから語られるのは、北朝鮮の平壌に住んでいたとある家族が国家反逆罪に問われ、政治犯強>>続きを読む
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ザ・王道の物語でありつつも、中国の社会問題も取り入れた傑作。
数年前から中国の作品を見始めてから、中国の3D作品のクオリティがどんどん上がっていくのを感じていたけれども、今回の作品は飛び抜けて素晴らし>>続きを読む
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女の子同士の友情の物語としても、母娘の物語としてもピカイチの出来だった。
最初30分ぐらいまでは予告で危惧していた通り共感性羞恥心に苛まれて苦しかったけど、メイメイが仲間たちに助けられて前向きになる>>続きを読む
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なんだかんだ初めて見た。
噂の怪奇→原因探求→志津子→志津子の子供(貞子)と次第に謎を明らかにしていく構成が上手だった。
てっきり貞子の人生を解き明かしていく物語かと思ったら、貞子自身はほとんど語られ>>続きを読む
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登場人物みんなの血色が悪い(唇の色が悪い)な、と思いながらみた。
BLの映画化ということだけど、まったく物語から二人が絆を結んでいく様子が読み取れなかった。言葉だけで匂わせて、空っぽの二人の関係性から>>続きを読む
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随分前に一度だけ舞台で見たことがあるけども、全くあらすじを忘れていたシラノ・ド・ベルジュラック。
Wikipediaのあらすじでシラノがいわゆる"ぶおとこ"という設定を知って、その男性にピーター・ディ>>続きを読む
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前に予告を見た時から気になっていたけれども、ロシアとウクライナの間で戦争が始まってからは絶対に見なければならないと思っていた映画。
2017年ごろから突如始まったチェチェン共和国でのLGBTQへの弾>>続きを読む
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女性であれば誰でも自分の実生活の中でこの映画で起こったことと似たことを経験したことがあると思う。全てではないけど自分の物語として見た。
はっきりと画面に映る形で性加害シーンは描かかずに(音声はあった>>続きを読む
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今までマーベルシリーズを追ってきたファンへのご褒美みたいな映画だった。
すでにいくつかネタバレは見ていたのでストーリーラインはなんとなく知っていたけども、それでも過去のストーリーがエンドゲームでリンク>>続きを読む