貧困と金持ちの対比。
チョコレート(幸せ、あるいは富)を分け合う(シェアする)ことが美味しさの秘密。
ぜひ、『墓場の鬼太郎』を読んでから見てほしい映画です。
戦争から復員してきた水木、昭和31年 戦後の日本、戦争で兵士達に投与していたある薬で特需を得た製薬会社、閉鎖的な村社会、前近代的な家父長制、幽>>続きを読む
リドリー・スコットの絵画的構図の美しさ。どのシーンも構図が素晴らしくて、惚れ惚れ。あと、寒色のトーンで整った色彩と、そこに際立つナポレオンが着る軍服の赤色との対比。美しすぎます。かつ、決まりすぎていな>>続きを読む
みんないつかは死ぬ。
天下人も農民も芸人も。
みんな狂ってやがる。
爽快でした。
“立ち回り”の下手なヤツは死ぬし、逆に上手く“立ち回ろう”とするヤツも死ぬ。というか、結局全員死ぬ。結局死ぬのなら>>続きを読む
原作の小説読んでからの鑑賞。原作とは異なる部分もあり、小説は小説として、映画は映画として、それぞれ楽しめる作品です。
「いなくならないから。」
多数派の意見が通りやすい世界は生きづらくて、“地球に留>>続きを読む
永遠の0+三丁目の夕日+ゴジラ。
永遠の0の反省から導入した感あり。
脚本がちょっとだめかな。
品川に上陸するって先に知っていたのなら、早く疎開すればいいのに、割とぼんやり同じ街に居続けている…。>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
ローグ・ワンの監督作品と聴いて、すかさず鑑賞しました。
アメリカ側とニュー・アジア側。人間とAI。
ワシントンD.C.での核爆発事故をAIのミスに原因があるとしたアメリカ側は、その後、AIを使うことを>>続きを読む
金欲にのまれたろくでなし達。
けっきょく、凡庸な人間が、1番の悪。
1920年代、オクラホマ。原作は、FBIの始まりを記述したノンフィクション。オイルラッシュで巨万の富を手にしたオセージ族と、その遺>>続きを読む
ロミオとジュリエットのようなバルコニーの使い方。美しいシーンだなぁと思いました。
2人のオアシス(壁に掛けられたタペストリー)に枝の影を投影する、その木に登って枝を切り落とす行為。その理由は、当人た>>続きを読む
死ぬことの恐怖に取り憑かれた夫婦。
スーパーマーケット。
ヒトラー学部。
死の黒雲。
結構好きな世界観。
すべての日本人に見てほしい。との監督の言葉そのままです。
少なくとも、すべての日本人は見なければならない映画です。そして、日本人だけではなく、あらゆる人に見てほしい。
集団の中で人はどう考え、どう行動>>続きを読む
「この町がどんな町かって?どこにでもある町ですよ。」
シークレット・サンシャイン。韓国の地方都市 密陽。隠れた、太陽。その意味が、ラストにずしんときました。
高慢さ。
夫を亡くし、夫の故郷である密陽>>続きを読む
「眠らなければ、めざめることはできない。」
映画をみることは、まるで夢を見ること。眠らなければ(夢をみなければ)、現実にめざめることはない。
キャストが豪華
カメラ向けられて
ポーズとってしまう>>続きを読む
素晴らしかった。
女性陣のシルエットが美しすぎる…。
自分から車の後方に追突する…笑
獨立時代。
自立的、独立が良いことのように語られた90年代の雰囲気。周りに合わせて振る舞うことと、自分に正直で>>続きを読む
私は小さい頃にバービーで遊んだことはありませんが、リカちゃんのような人形あそびが押しつけてくる、大きくなったらこうあるべき女性像や家族像…、カレンダー通りの休みの高収入そうなパパ、お料理上手なママ、ハ>>続きを読む
世界は、わからないことだらけで、わからないことをわからないままに受け入れる、その覚悟ができたなら、本作を見始めよう。
生きることは、辻褄が合わないこと。
世界は、アンバランスで保たれている。
明日に>>続きを読む
不思議な映画でした。ロブスターになりたいと答えた主人公は、ラスト、ロブスターになれたのか…?
絶対恋愛主義と絶対独身主義の二極の対立状態の中を、主人公がいったりきたりする。で、どちらにも馴染めない。寓>>続きを読む