“動物”の習性、制御できないもの、「まさか」は現実に起こりうること。
馬、チンパンジー、そしてアレは、人間以外の生命体という点では共通していて、人間以外の生物界のルールに、人間だけが無自覚でどこか愚>>続きを読む
まだ記憶に新しい、タイの洞窟に遭難してしまったサッカーチームの救出に基づいた映画。
いかに難易度が高く、世界屈指のダイバーでも苦心する現場であったかもさることながら、誰かを助けたいという願いが一眼とな>>続きを読む
祈りは呪いに転化しうる。
娘を救いたいと祈るゆえに、極端に突き進む母親の怖さもありました。
じわじわ怖いというよりも、怖い表現を寄せ集めた印象です。エクソシスト的なものが怖いと感じる人向けの恐怖表現>>続きを読む
洗車のシーンあたりから、もうずっと泣いて、鼻すすりながらみてました。マスクのプリーツに涙がたまる…。
これが、本当の血のつながった家族なら、ありきたりな仲良しシーンであるかもしれないのに、本当の家族>>続きを読む
池袋グランドシネマサンシャイン IMAXで鑑賞。最高です!!
前作を観た次の日に、本作をみて正解でした。
まったく古臭くなく…、このシンプルな快活さが映画の魅力だよなぁと感じました。そして、トム・クル>>続きを読む
86年で、この航空シーン撮れているってすごいと感じました。
今見ると、若干、状況説明的なセリフが気になりましたが、逆に説明的なセリフがないと、その時の飛行機がどんな危機的状態なのか把握できないと思うの>>続きを読む
フローレンス・ピューを堪能する一作。
外部からレスター家に入り込んだ夫人が、一族の独裁者になるまで。
本当の意味での、芯の強い女性って…、こういうことで、合ってますよね?
あと、我を押し通すって、こ>>続きを読む
最高でした…
ウルトラマンの一瞥に、惚れそう笑
ストーリーが進むにつれて、マルチバースな宇宙視点へと拡がっていく感覚、人間中心の考えがいかに小さく愚かしく、それでも、人間には叡智と勇気と他者への思い>>続きを読む
「理解しなくていい、感じろ」。
始まり。観客達から観られている。これは、演じる者達の物語であることが示唆されている。
オスカーが演じるのは、老婆、モーション・キャプチャーの役者、モンスター、強盗、>>続きを読む
最高でした…。
まさに愛の大渦…。
現代版ロック・オペラ・ミュージカル。
いろんな意味で重要な作品。現代版グリム童話でもあるかな。
スパークスのアルバムを映画化した、とのことです。パンフレットでも度>>続きを読む
60年代〜90年代にかけて、アメリカのキリスト教伝道師が、テレビショーを通じて、ポップカルチャーに迎合していくドキュメンタリードラマとしても面白く観ました。
ハウス・オブ・グッチとも似た夫婦関係かなー>>続きを読む
デジタル・マスター版を鑑賞しました。
バスジャック事件の生存者たちの再生の物語。
どこかで時が悲しくも止まってしまった人たちの、それぞれの時がふたたび動き出す、そのきっかけは何気ない動作であるかもし>>続きを読む
正直にいうと、同じ30代女性として、本作は、つらいです。
脚本やそれに基づく会話の重厚感はすごいと感じました。だからこそ、その真実味が重くて、つらい。
どうして、突然、女性たちがそんなこと言うのか>>続きを読む
よかった。
わたしはいい子ではいられない。自分の中の野獣の存在を抑え込む事なんてない。
思春期の女性が大人になる過程で、生理が起こるように、変化する心と体と、それに伴う戸惑いと。
これは、ジブリだ>>続きを読む
正義なのか、悪なのか。
復讐が、またべつの復讐(報復)へと連鎖する。何の為の復讐なのか。
ポスターの、バットマンを中心に置いて、遠目で見ると<?>がみえてくるレイアウトよくないですか?
宣伝では『ジ>>続きを読む
『フレンチ・ディスパッチ』鑑賞後に、やっと観ました。グランド・ブダベスト、犬ヶ島、ミスター・フォックス、ダージリン急行、天才マックスも既に観ています。『フレンチ・ディスパッチ』と何人か同じ役者なので、>>続きを読む
ポーランドからの移民2世の子どもたちジェッツと、プエルトリコからの移民シャークとの闘争。そして、その闘争の末に起こる悲劇の連鎖。現代版ロミオとジュリエットとも言われる本作は、まさにミュージカル映画の古>>続きを読む
前半の家族との暖かいエピソードの数々と、後半とのはっきりとした描き分けが素晴らしかったです。
ひとりの少年が、青年になるまでの、成長譚でもあり…。
主人公の彼の空想なのか、現実の中に入り混じる非現実の>>続きを読む
編集長の追悼号を、各章を担当したライター達の短編ストーリーとしてまとめた作品。各章どれも趣き深く、おしゃれでした。そして、安定の、少し皮肉めいた、コミカルさ。良かったです。
フレームの端に人物を配置>>続きを読む
『最後の決闘裁判』に続いて、リドリー・スコット×アダム・ドライバー作品。
リドリー・スコットは、アダム・ドライバーに与える役において、アダム・ドライバーを救う気持ちは皆無なのではないかと…。
アダム・>>続きを読む
復讐のストーリーって、良いですね…。
5幕に区切られているのですが、展開にアップダウンがあり、引き込まれました。
裁かれるべき罪は、裁かれて然るべき。復讐劇ですが、現代の勧善懲悪ものでもある印象です。>>続きを読む