90年代の市川崑
エンタメの中にも芸術が
こういうオープニングとか、笑っちゃうモンタージュ、余計なものはどんどん残してほしい。
部屋に身体がたくさんある。どれも空洞に思えてペトラとカーリンもマネキンと同様、するとマレーネの魂だけが浮かび上がってきた。
やっぱりファッションは生き様だと思うの。
時代に操られた生命力は逞しいけども儚い。
サッカー実況のリンクが洒落てて、皮肉っぽくもあった。映画だな〜と思った。必ずもう一度観よう。
脚本、撮影、美術もうす>>続きを読む
序盤の「PASSION」を確認して早々に心がリタイアしていた。アメリカアメリカ男男
ふつうの人にストーリーを与える優しいスピッツ。
丸の内映画祭にて、講義付き
コマーシャルに溢れた東京をヴェンダースがどれだけ批判的に撮っていても、定義と構成が微妙だとしても、時代の記録として価値がありすぎる。今の定年世代が20代の頃の風景というのが>>続きを読む
例のブリッジが見られるディレクターズカット版
冒頭のイラクシーンが無駄に長くていいよなあ。
スクリーンから暑さとか寒さとかを直接感じる映画だった。メインの悪魔祓いにはBGMを一切使わないという演出が信>>続きを読む
ずっとスクリーンで観たくてとっておいた映画をみられている率の高い今年は、とりあえずその点では満足だけど、本当の意味では観れていない…のでまた巡り合うのを待ちたい。
「家からの手紙」の船上での終幕から続き、靄がかかった夜の船上から始まる。マンハッタンの明るさに近づいていくのがまた美しい。
独白のリレー。翻訳が良かった。
アケルマンは言葉を使いすぎることの照れとか畏>>続きを読む
いつのまにか人間とカメラが攻守交代して、カメラのぐるっと全方位を映す大胆さにハッとする。人間は止まった途端に無防備になることを見せつけられた。一方で、音は一貫してなによりも優位にあると思った。
映像美、カメラワークと大胆なズームが禍々しく映画の雰囲気を支えていた。こちらも狂いそうになる視覚の反復、聴覚の反復。
なんとなく日々心が流れて、実はなんとなく死に向かっている人がいた。そんな時間を象徴する川下り。シネ・ヌーヴォ初来訪
良!未練ってのはやっぱり大好きな感情、テーマだなと。この時代そのものと人々の前のめり感がとても好き。
宣伝を失敗していて作品が気の毒。わからないものは面白くないでは、映画は衰退しかないのだけど。